霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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明治三十六年旧六月十五日

インフォメーション
種類:大本神諭 年月日:1903(明治36)年8月7日(旧6月15日)
神霊界掲載号:大正8年12月15日号(第100号) 16頁 神霊界八幡書店復刻版:第5巻 564頁 七巻本:第7巻 110頁 五巻本:未調査 三五神諭:なし 東洋文庫天の巻:なし 東洋文庫火の巻:なし 連合会水の巻:なし 大本史料集成:未調査 庶民生活史料集成:なし
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2017-07-08 23:30:08 OBC :os244
001 (うしとら)金神(こんじん)稚姫岐美命(わかひめぎみのみこと)変性男子(へんぜうなんし)身魂(みたま)(あらは)れて、002何彼(なにか)経綸(しぐみ)003世界(せかい)にある事変(こと)を、004(まへ)(まへ)つに(かか)すぞよ。
005 ()仕組(しぐみ)引掛(ひっか)(もど)しの仕組(しぐみ)であるから、006其処(そこ)(かみ)()()くから、007気許(きゆる)しを(いた)さん()うにせんと、008(いま)左程(さほど)(わか)らんが、009(わか)らん()うにして()いて、010()()きて()るから、011行状(おこなひ)勤振(つとめ)(わる)(ひと)は、012(かみ)表面(おもて)()りた(おり)013()(もど)しの出来(でき)異変(こと)があると、014()(どく)なぞよ。
015 如斯(こんな)霊威峻厳(はげしき)神明(かみ)近傍(そば)()るのは、016余程(よほど)心魂(こころ)確固不動(しっかり)()ちて()らんと、017(つい)慾信心(よくしんじん)になる()って、018()()(もど)した(をり)が、019(こわ)仕組(しぐみ)()てあるから、020今度(こんど)後戻(あともど)りを(いた)()うな醜態(こと)がありては、021大変(たいへん)(くる)しまんならん異変(こと)出来(でき)るから、022(みな)未然(さき)(もう)(かわ)りに()()けて()くぞよ。
023 (なん)なりと()大本(なか)は、024()大本(なか)(いた)()うにして、025(をや)()()罪穢(めぐり)()ません()うに()(もら)はんと、026(いま)()大本(なか)修業中(ぎょうちう)に、027斯様(こん)(らく)(こと)して()ると、028心配(しんぱい)出来(でき)るから、029(なが)(もと)030(いへ)(うち)は、031本部員(なか)掃除(そうじ)(ぐらい)(いた)して、032役員(やくいん)(なん)なりと仕事(しごと)()って、033(あさ)チット(はや)()きて、034各自(めんめ)()べる費用(こと)半分(はんぶん)なりともして(もら)はんと、035(をや)罪穢負担(めぐり)()まして、036()大本(おほもと)神業奉仕(こと)して(もら)ふても、037矢張(やは)罪業(めぐり)()(ばか)り。038出口(でぐち)()(をり)()べずに()りよったのは神徳(しんとく)ざ。039荒立(あらだ)つと食物(しょくぶつ)()べずに()りよったのであるぞよ。
040 (あま)楽過(らくす)ぎると、041肉体心魂(からだ)はズルケて仕舞(しま)ふぞよ。
042 (うしとら)金神(こんじん)真実(まこと)御用(ごよう)()かうと(をも)うと、043チト他人(ひと)から()て、044(ちが)うた(とこ)()いと()けんから、045実行(おこなひ)修業(ぎょう)もせずには()れんぞよ。
046 (ほね)()(もの)(のど)から()()()って(いた)すなり、047(らく)する(もの)は、048仕放題(しほうだい)(くら)して()いて、049十分(じゅうぶん)応果(こと)()いと(もう)して、050実地(じっち)()()(をり)051不足(ふそく)(もう)して()れなよ。
052 ()大本(なか)は、053(なに)()けても、054()(ほう)から()()きて()るから、055気許(きゆる)しはならん、056(こわ)い、057(ほか)には()結構(けっこう)霊地(とこ)であるぞよ。
058 ()(ゆる)したら、059それ()(あと)(もど)るぞよ。060()大本(もと)(こと)(ばか)りで()いぞよ。
061 何処(どこ)(まい)りても奉公(ほうこう)(いた)そうが、062日傭(ひよう)()かうが、063(をんな)なれば一日(いちにち)(やと)はれて()かうが、064(ひと)()(むす)()うな精神(せいしん)でありたら、065それ()けの価値(あたひ)ほかないぞよ。
066 裏表(うらおもて)()()うに、067人目振(ひとめぶ)りの()い、068横着気(おうちゃくげ)()人民(じんみん)なら、069(かみ)御用(ごよう)出来(でき)るなれど、070(われ)(えら)い、071(ひと)駄目(あかん)見下(みさ)げる精神(せいしん)()ちたり、072蔭日向(かげひなた)のある人民(じんみん)は、073神意(きかい)(かな)はんぞよ。
074 (なに)して()りても、075(みな)()れの(こと)()()るのを、076他人(ひと)(こと)ざで(ほね)()りたら(そん)ざと()()うな精神(せいしん)でありたら、077()一代(いちだい)価値(あたひ)(すく)ないぞよ。
078 (かげ)()りて何事(なにごと)世界(せかい)(こと)は、079(みづ)(もら)さん()うにして、080国々(くにぐに)所々(ところどころ)人民(じんみん)精神(せいしん)が、081充分(よく)審査(あらため)てありての、082今度(こんど)二度目(にどめ)()立替(たてかえ)であるぞよ。083今度(こんど)世界(せかい)人民(じんみん)精神(せいしん)審査(あらため)であるから、084()()はん人民(じんみん)は、085また()()うの(こと)()せて、086不遇(つつぼ)には(いた)さんなれど、087今度(こんど)(こころ)次第(しだい)苦労(くろう)(いた)した()け、088(ぎゃう)出来(でけ)()けの応報(こと)ほか()いから、089日々(にちにち)()けて人民(じんみん)(こころ)(ばか)りを()()るから、090(あと)()(かへ)しは出来(でき)んから、091(あと)(だれ)()らんぞよ、092(くや)()()うに、093(いま)(わか)らん(うち)に、094心得(こころえ)()かんと、095()(かや)しは今度(こんど)はならんぞよ。
096 人民(じんみん)悧口(りこう)にあれど、097智慧(ちえ)(はし)()ぎて、098(いま)時世(じせい)人民(じんみん)は、099早合点(はやどり)(いた)し、100()(ぞこ)ないを(いた)すから、101大本(おほもと)本部(なか)()りたら、102(なに)して()りても、103筆先(ふでさき)()(かへ)()よると、104()御神徳(おかげ)感得()れる(とこ)があるなれど、105106山奥(やまをく)(とり)()(こゑ)便(たよ)りにて、107(あな)(なか)にかがみて()()うな、108精神(せいしん)()りて()んと、109真実(まこと)(こと)()()いぞよ。
110 (すぐ)()応果(こと)()()うな心底(こと)では()らぬ、111()大本(なか)から世界(せかい)人民(じんみん)精神(せいしん)()へさせて仕舞(しま)はなならん世界(せかい)大本(おほもと)であるから。
112 些細(ちさい)(こと)心配(しんぱい)(いた)して、113他人(たにん)心配顔(しんぱいがほ)()せる()うな(ちい)さい(こころ)では、114それ(ぐらい)御役(おやく)がそなはると(わる)いから。
115 ()大本(なか)万劫(まんご)末代(まつだい)(つづ)かす世界(せかい)大本(もと)になる、116大望(たいもう)経綸地(とこ)であるから、117余程(よほど)身魂(みたま)(みが)きて(もら)はんと、118()(ほう)()(もの)は、119(ちい)さい容器(いれもの)()()はんぞよ。
120 ()()(はじ)まりてから()き、121(おほ)きな神業(こと)仕組(しぐみ)てあるから、122123平常(いつも)(もう)()うに、124余程(よほど)(だう)(すわ)りた、125(はらわた)水晶(すいせう)()りて()んと、126真実(まこと)神業奉仕(こと)出来(でき)んから、127()大本(なか)行状(おこなひ)出来(でき)んと、128他人(ひと)改心(かいしん)(いた)さんぞよ。
129 (かみ)(うやま)はねば、130神力(しんりき)(わた)されんぞよ。131何程(なにほど)でも神力(しんりき)はあるなれど、132神力(しんりき)()せられんから、133物事(ものごと)(をそ)くなるぞよ。
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