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インフォメーション
種類:
大本神諭
年月日:
1914(大正3)年9月3日(旧7月14日)
神霊界掲載号:
大正6年9月1日号(第51号) 21頁
神霊界八幡書店復刻版:
第1巻 385頁
七巻本:
第2巻 143頁
五巻本:
未調査
三五神諭:
なし
東洋文庫天の巻:
なし
東洋文庫火の巻:
100頁
連合会水の巻:
なし
大本史料集成:
未調査
庶民生活史料集成:
39頁
概要:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
2017-07-27 19:46:31
OBC :
os059
001
……
三千世界
(
さんぜんせかい
)
の
引
(
ひ
)
ッくりかへりて
居
(
を
)
るのを、
002
元
(
もと
)
へ
捻
(
ね
)
じ
直
(
なお
)
す
世
(
よ
)
が
参
(
まい
)
りたから、
003
神
(
かみ
)
の
方
(
ほう
)
は、
004
大変
(
たいへん
)
何彼
(
なにか
)
の
事
(
こと
)
が
厳
(
きび
)
しくなるから、
005
向後
(
このさき
)
は、
006
日
(
ひ
)
の
出
(
で
)
の
守護
(
しゅご
)
となるから、
007
従来
(
これまで
)
のやうな
心
(
こころ
)
で
居
(
を
)
りたら、
008
生神
(
いきがみ
)
の
守護
(
しゅご
)
の
世
(
よ
)
は、
009
何彼
(
なにか
)
が
気遣
(
きづかい
)
になりて
来
(
く
)
るぞよ。
010
沓島
(
めしま
)
、
011
冠島
(
をしま
)
へ
落
(
お
)
ちて
居
(
を
)
りた
生神
(
いきがみ
)
は、
012
何
(
ど
)
ンな
行
(
ぎょう
)
もして
来
(
き
)
たし、
013
さしてもあるぞよ。
014
艮
(
うしとら
)
へ
落
(
おと
)
されて
居
(
を
)
りた
元
(
もと
)
の
国常立尊
(
くにとこたちのみこと
)
に、
015
三千世界
(
さんぜんせかい
)
の
世
(
よ
)
を、
016
弥陸
(
みろく
)
[
*
「弥陸」は底本通り
]
の
世
(
よ
)
に
擁護
(
かま
)
へとの、
017
天
(
てん
)
の
御命令
(
ごめいれい
)
を
戴
(
いただ
)
いての
今
(
いま
)
の
御用
(
ごよう
)
であるぞよ。
018
従来
(
これまで
)
の
世
(
よ
)
のヤリカタは、
019
些
(
ち
)
ッとも
致
(
いた
)
さんから、
020
大変
(
たいへん
)
立替
(
たてかへ
)
が
延
(
の
)
びて
居
(
を
)
るから、
021
何所
(
どこ
)
から
何
(
なに
)
が
破裂
(
はれつ
)
致
(
いた
)
すやら、
022
知
(
し
)
れんやうに
成
(
な
)
りて
居
(
を
)
るから、
023
日本
(
にほん
)
の
人民
(
じんみん
)
よ、
024
腹帯
(
はらおび
)
を
確乎
(
しっかり
)
と
緊
(
し
)
めて
居
(
を
)
らんと、
025
ビックリ
致
(
いた
)
すことが
出
(
で
)
て
来
(
く
)
るぞよ。
026
善悪
(
ぜんあく
)
の
鏡
(
かがみ
)
の
出
(
で
)
る
大本
(
おほもと
)
であるから、
027
初発
(
しょっぱつ
)
からドンな
鏡
(
かがみ
)
も
出
(
だ
)
して
見
(
み
)
せてあるから、
028
悪
(
わ
)
るい
計策
(
たくみ
)
を
起
(
おこ
)
して、
029
恐
(
こわ
)
い
処
(
とこ
)
へ
連
(
つ
)
れ
行
(
い
)
かれて、
030
鏡
(
かがみ
)
に
成
(
な
)
りて
居
(
を
)
る
人
(
ひと
)
も
在
(
あ
)
るし、
031
慢神
(
まんしん
)
いたして、
032
悪
(
わる
)
い
加賀美
(
かがみ
)
に
成
(
な
)
りて
居
(
を
)
る
人
(
ひと
)
も
在
(
あ
)
るぞよ。
033
出口直
(
でぐちなお
)
を
度々
(
たびたび
)
気
(
き
)
を
注
(
つ
)
けに
遣
(
や
)
りても、
034
聞
(
き
)
かずに
苦悩
(
くるし
)
みて
居
(
を
)
る
家
(
いえ
)
も
在
(
あ
)
るぞよ。
035
神
(
かみ
)
の
申
(
もう
)
す
事
(
こと
)
を
敵対
(
てきとう
)
て、
036
自己
(
われ
)
の
力
(
ちから
)
で
成就
(
なり
)
たやうに
思
(
おも
)
ふて
居
(
を
)
るが、
037
此方
(
このほう
)
が
庇護
(
かまう
)
てやらんと、
038
自己
(
われ
)
の
守護神
(
しゅごじん
)
の
力
(
ちから
)
だけでは、
039
今後
(
このさき
)
は
少
(
ちっ
)
とも、
040
何事
(
なに
)
も
成就
(
でけ
)
んやうに
世
(
よ
)
が
変
(
かは
)
るぞよ。
041
そんな
事
(
こと
)
に
気
(
き
)
の
付
(
つ
)
く
人民
(
じんみん
)
はチットも
無
(
な
)
いから、
042
暗
(
やみ
)
の
世
(
よ
)
と
申
(
もう
)
すので、
043
自己
(
われ
)
の
真価
(
こと
)
が
自己
(
われ
)
に
了解
(
わかる
)
まいがな。
044
是
(
これ
)
までは、
045
悪魔外道
(
まっぽう
)
の
時代
(
よ
)
で
在
(
あ
)
りたから、
046
地上
(
ち
)
の
世界
(
せかい
)
に
大将
(
たいしょう
)
の
無
(
な
)
い
世
(
よ
)
で
在
(
あ
)
りたから、
047
人民
(
じんみん
)
の
主護神
(
しゅごじん
)
が、
048
我
(
われ
)
一力
(
いちりき
)
で
行
(
い
)
けたなれど、
049
此先
(
このさき
)
は
神力
(
しんりき
)
でないと、
050
世
(
よ
)
は
治
(
をさ
)
まらぬぞよ。
051
此方
(
このほう
)
は
一度
(
いちど
)
宣言
(
まを
)
した
事
(
こと
)
は、
052
違
(
ちが
)
えられんなり。
053
方便
(
うそ
)
といふ
事
(
こと
)
は
一言
(
ひとこと
)
も
申
(
もう
)
されず、
054
請合
(
うけお
)
ふた
事
(
こと
)
は
何所
(
どこ
)
までも
実行
(
いたさ
)
な
成
(
な
)
らず、
055
上下
(
かみしも
)
揃
(
そろ
)
ふての
神政霊治
(
やりかた
)
であるから、
056
八百万
(
やおよろず
)
の
神様
(
かみさま
)
が、
057
斯
(
こ
)
の
施政方針
(
やりかた
)
では、
058
日々
(
にちにち
)
が
苦痛
(
つらい
)
と
衆議決定
(
まをし
)
て、
059
此
(
こ
)
の
鬼門
(
きもん
)
の
神
(
かみ
)
を
大将
(
たいしょう
)
に
致
(
いた
)
すなら、
060
能
(
よ
)
う
勤
(
つと
)
めんと、
061
揃
(
そろ
)
ふて
天
(
てん
)
の
御先祖様
(
ごせんぞさま
)
へ、
062
上奏弾劾
(
おねがい
)
を
為
(
な
)
されたので、
063
止
(
や
)
むを
得
(
え
)
ず
大勢
(
おほぜい
)
の
申
(
もう
)
す
事
(
こと
)
を
採用
(
もちい
)
なされて、
064
御先祖
(
ごせんぞ
)
の
御神勅
(
ごめいれい
)
で、
065
艮
(
うしとら
)
へ
押込
(
おしこ
)
まれたので
在
(
あ
)
りたぞよ。
066
天地混沌未剖郡類未発
(
このよがどろうみ
)
の
折
(
おり
)
の
神業
(
こと
)
から、
067
末代
(
まつだい
)
の
事
(
こと
)
までも
書
(
かか
)
すために、
068
変性男子
(
へんじょうなんし
)
の
身魂
(
みたま
)
には
永
(
なが
)
い
間
(
あいだ
)
の、
069
神秘大経綸
(
くろう
)
がさして
在
(
あ
)
りて、
070
神政成就
(
なにか
)
の
機運
(
じせつ
)
が
廻
(
まわ
)
りて
来
(
き
)
たから、
071
筆先
(
ふでさき
)
に
警告
(
しら
)
して
在
(
あ
)
る
事
(
こと
)
が、
072
一度
(
いちど
)
に
実現
(
でて
)
くるぞよ。
073
何所
(
どこ
)
も
恨
(
うら
)
める
所
(
ところ
)
が
無
(
な
)
いぞよ。
074
一度
(
いちど
)
に
開
(
ひら
)
く
梅
(
うめ
)
の
花
(
はな
)
、
075
世
(
よ
)
が
代
(
かわ
)
りて、
076
昔
(
むかし
)
から
斯世
(
このよ
)
に
無
(
な
)
い
事
(
こと
)
が、
077
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
の
陸
(
あげ
)
の
竜宮館
(
りゅうぐうやかた
)
の
本
(
もと
)
の
宮
(
みや
)
に、
078
天
(
てん
)
が
地
(
ち
)
に
化
(
な
)
りて、
079
神政成就
(
けっこう
)
が
出来
(
でき
)
るから、
080
皆
(
みな
)
改心
(
かいしん
)
を
致
(
いた
)
して、
081
小精神
(
こころ
)
を
煉磨
(
みがい
)
て
居
(
を
)
らんと、
082
辛
(
つら
)
い
事
(
こと
)
に
成
(
な
)
るから、
083
此期
(
ここ
)
に
成
(
な
)
るまでに、
084
皆
(
みな
)
が
揃
(
そろ
)
ふて、
085
神
(
かみ
)
の
御用
(
ごよう
)
が
出来
(
でき
)
るやうに、
086
成
(
な
)
りて
居
(
を
)
りて
呉
(
く
)
れいと
申
(
もう
)
して、
087
茲
(
ここ
)
まで
知
(
し
)
らしたなれど、
088
出口直
(
でぐちなお
)
を
余
(
あま
)
り
惨
(
ひど
)
う
落
(
お
)
として、
089
昔
(
むかし
)
から
無
(
な
)
い
大層
(
たいそう
)
な
御用
(
ごよう
)
がさして
在
(
あ
)
るから、
090
誰
(
だれ
)
も
皆
(
みな
)
大
(
おほ
)
きな
誤解
(
とりちがい
)
を
致
(
いた
)
して、
091
今
(
いま
)
に
隣
(
とな
)
り
知
(
し
)
らずと
云
(
い
)
ふやうな、
092
惨
(
むご
)
い
事
(
こと
)
であるぞよ。
093
それも
神
(
かみ
)
の
都合
(
つごう
)
の
在
(
あ
)
る
事
(
こと
)
ぞよ。
094
如斯
(
こう
)
して
解
(
わか
)
らぬやうに
致
(
いた
)
して
置
(
お
)
かねば、
095
神政復古之大神業
(
こんなこと
)
を
早
(
はや
)
く
明示
(
しら
)
したら、
096
欲
(
よく
)
な
人民
(
じんみん
)
が
寄
(
よっ
)
て
集
(
たか
)
って、
097
無茶苦茶
(
むちゃくちゃ
)
に
致
(
いた
)
して、
098
直
(
なお
)
も
間
(
ま
)
に
合
(
あ
)
はんやうな
失敗
(
こと
)
が
出来
(
でき
)
るから、
099
斯世
(
このよ
)
には
無
(
な
)
い
所
(
ところ
)
まで
落
(
おと
)
して、
100
御用
(
ごよう
)
を
奉行
(
さし
)
て
在
(
あ
)
りたぞよ。
101
今度
(
こんど
)
の
事
(
こと
)
は
世
(
よ
)
に
落
(
お
)
ちて
居
(
い
)
て
貰
(
もら
)
はんと、
102
神
(
かみ
)
が
世
(
よ
)
に
落
(
をち
)
て
居
(
い
)
ての
経綸
(
しぐみ
)
で
在
(
あ
)
るから、
103
初発
(
しょっぱつ
)
に
直
(
なを
)
に、
104
糞糠
(
くそかす
)
よりも
降下
(
をち
)
て
居
(
い
)
て
呉
(
くれ
)
いと
申
(
もう
)
して
置
(
お
)
いたが、
105
神
(
かみ
)
の
申
(
もう
)
すやうに
為
(
し
)
てくれた
御蔭
(
おかげ
)
で、
106
神界
(
しんかい
)
の
経綸
(
しぐみ
)
は
一切
(
なにも
)
上十
(
じょうじゅ
)
致
(
いた
)
したから、
107
何人
(
たれ
)
が
出
(
で
)
て
来
(
き
)
ても、
108
爪
(
つめ
)
も
立
(
たた
)
んやうに
成
(
な
)
りたぞよ。
109
如何
(
どん
)
な
大困難事
(
たいもう
)
でも、
110
誠
(
まこと
)
さえ
有
(
あ
)
りたら
貫徹遂行
(
つらぬけ
)
るぞよ。
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