霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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大正五年旧の九月の五日

インフォメーション
種類:大本神諭 年月日:1916(大正5)年10月1日(旧9月5日)
神霊界掲載号:大正8年12月1日号(第99号) 16頁 神霊界八幡書店復刻版:第5巻 538頁 七巻本:第7巻 48頁 五巻本:未調査 三五神諭:なし 東洋文庫天の巻:なし 東洋文庫火の巻:なし 連合会水の巻:なし 大本史料集成:未調査 庶民生活史料集成:なし
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:0000-00-00 00:00:00 文字数:3354 OBC :os233
001 古(ふる)き世(よ)の根本(こっぽん)のミロク様(さま)の教(をしえ)を致(いた)さな成(な)らん、002世(よ)が参(まい)りて来(き)て、003大国常立尊(おほくにとこたちのみこと)が、004昔(むかし)から経綸(しぐみ)致(いた)した事(こと)が開(ひら)けるのは、005分(わか)れて居(を)りた変性男子(へんぜうなんし)の御魂(みたま)と一(ひと)つに成(な)りて、006錦(にしき)の機(はた)の譬(たと)へに致(いた)すのは、007変性男子(へんぜうなんし)の御役(おやく)は、008経(たて)の御役(おやく)で、009初発(しょっぱつ)から何時(いつ)に成(な)りてもチットも違(ちが)はせる事(こと)の出来(でき)ん辛(つら)い御用(ごよう)で在(あ)るぞよ。
010 変性女子(へんぜうにょし)は機(はた)の緯(よこ)の御用(ごよう)で在(あ)るから、011さとくが落(を)ちたり糸(いと)が切(き)れたり、012いろいろと軸(へ)の加減(かげん)が違(ちが)うたり致(いた)して、013何彼(なにか)の事(こと)が茲(ここ)まで来(く)るのには、014人民(じんみん)では見当(けんとう)の取(と)れん経綸(しぐみ)が仕(し)て在(あ)るから、015機織(はたを)る人(ひと)が織(を)りもってドンナ模様(もやう)が出来(でき)て居(を)るか判(わか)らん仕組(しぐみ)で在(あ)るから、016出来(でき)上(あが)りて了(しま)はんと、017誠(まこと)の経綸(しぐみ)が判(わか)らんから、018皆(みな)御苦労(ごくろう)であるぞよ。
019 霊(れい)が変化(へんげ)て致(いた)さな出来(でき)ん、020仕組(しぐみ)が仕(し)て在(あ)る故(ゆえ)に、021ゑらい心配(しんぱい)を皆(みな)させたなれど、022もう何彼(なにか)の準備(じゅんび)が立(た)ちたから、023此(こ)の先(さ)きは能(よ)く判(わか)るやうに成(な)りて来(く)るぞよ。
024 是(こ)れ迄(まで)には判(わか)りたら、025邪魔(じゃま)が侵入(はい)りて、026物(もの)が出来(しゅったい)が致(いた)さんから、027九分九厘(くぶくりん)までは何(なに)も開明(わけ)ては言(い)はれん、028大事(だいじ)の仕組(しぐみ)で在(あ)るぞよ。
029 言(い)はんから判(わか)らんなり、030判(わか)らんから疑(うたが)うて敵(てき)に取(と)りて来(く)るなり、031言(い)へば肝腎(かんじん)の仕組(しぐみ)の邪魔(じゃま)に成(な)るなり、032出来(でき)上(あが)らんと、033天晴(あっぱ)れ言(い)うては成(な)らず、034辛(つら)い仕組(しぐみ)で在(あ)るから、035各自(めんめ)に心(こころ)を磨(みが)いたら、036神(かみ)の御蔭(おかげ)は心(こころ)次第(しだい)の事(こと)を為(し)て与(や)るから、037神(かみ)の心(こころ)を推量(すいれう)致(いた)して、038仲良(なかよ)く御用(ごよう)を勤(つと)めて下(くだ)されよ。
039 程(ほど)なく実地(じっち)を始(はじ)めるから、040さう成(な)りたら、041守護神(しゅごじん)も人民(じんみん)もゑらい経綸(しぐみ)が仕(し)て在(あ)りたと、042皆(みな)が申(もう)して、043吃驚(びっくり)を致(いた)すなれど、044大成(しあが)る迄(まで)は智慧(ちゑ)でも学(がく)でも判(わか)りはせんぞよ。
045 深(ふか)い経綸(しぐみ)で在(あ)るぞよ。046筆先(ふでさ)きを充分(じうぶん)読(よ)みて、047世界(せかい)を見(み)て居(を)ると、048筆先(ふでさ)き通(どほ)りが出現(で)て来(く)るなれど、049筆先(ふでさ)きの読(よ)みやうが足(た)らんと、050肝腎(かんじん)の事(こと)が判明(わから)んぞよ。
051 大本(おほもと)の経綸(しぐみ)は守護神(しゅごじん)ではわからんこと、052神(かみ)にも仏(ぶつ)事(じ)にも人民(じんみん)にも、053今度(こんど)の二度目(にどめ)の世(よ)の立替(たてかえ)の事(こと)は、054判(わか)らんので在(あ)るから、055我(わ)れの事(こと)さへ判(わか)らんやうな神(かみ)に、056世(よ)の立替(たてかえ)が出来(でき)さうな事(こと)は無(な)いぞよ。
057 何(なに)も此(こ)の方(ほう)の申(もう)す様(やう)に素直(すなを)に致(いた)して、058ウブに成(な)りて来(き)たら、059判(わか)るやうの天地(てんち)の先祖(せんぞ)の神徳(しんとく)を貰(もら)うてやるから、060ドンナ事(こと)でも判(わか)り出(だ)すなれど、061外国(がいこく)の性来(せうらい)の守護神(しゅごじん)に使(つか)はれて居(を)ると、062何時(いつ)まで何(なに)ほど筆先(ふでさき)を読(よ)みたとて、063判(わか)りはせんぞよ。
064 世(よ)の元(もと)の神国(しんこく)の日本(にほん)の国(くに)の、065結構(けっこう)な本(もと)の教(をしへ)で無(な)いと、066誠(まこと)と言(い)ふことが、067向(むか)ふの国(くに)には無(な)いから、068末代(まつだい)の世(よ)は続(つづ)いて行(ゆ)かんから、069今度(こんど)此(こ)の大(おほ)峠(とうげ)を越(こ)すのには、070向(むか)ふの国(くに)の将来(せうらい)が、071チヨット混(まぜ)りて居(を)りても除去(まび)くぞよ。
072 毛筋(けすじ)の横巾(よこはば)ほども混(まぜ)りが有(あ)ると、073其(そ)の悪(わる)い霊(れい)が先(さき)に成(な)る程(ほど)大(おほ)きいなりて、074天経地緯打境(いやなこと)を陰謀(たくみ)て、075日本(にほん)の経綸(くに)の大(おほ)きな邪魔(じゃま)を致(いた)すから、076今度(こんど)の二度目(にどめ)の世(よ)の立替(たてかへ)は、077コンナ難(むづ)かしい事(こと)は、078昔(むかし)から末代(まつだい)に一度(いちど)より無(な)い、079大望(たいもう)な事(こと)で在(あ)るぞよ。
080 日本(にほん)の経綸(くに)を生粋(きっすい)の世(よ)に致(いた)して、081今(いま)までの事(こと)はすっくり洗(あら)ひ替(か)へと致(いた)すので在(あ)るから、082一寸(ちょっと)でも混合物(まぜり)が在(あ)りたら、083其(そ)の身魂(みたま)は日本(にほん)の国(くに)には置(を)かれん規則(きそく)に定(き)めるぞよ。
084 昔(むかし)の天(てん)の規則(きそく)が、085新宮(しんぐう)本宮(ほんぐう)の元(もと)の宮(みや)に、086陸(あげ)の龍宮(りうぐう)の高天原(たかあまはら)と相定(あいさだ)まりて、087此(こ)の高天原(たかあまはら)で、088変性男子(へんぜうなんし)に規(き)めさせた規則(きそく)は、089末代(まつだい)用(もち)ひる規則(きそく)で在(あ)るから、090是(これ)までの規則(きそく)を、091毛筋(けすじ)も残(のこ)らんやうに、092水晶(すいしゃう)に致(いた)す世界(せかい)の大本(おほもと)で在(あ)るぞよ。
093 何程(なにほど)頑張(がんばり)て居(を)りても、094服順(き)かな服順(き)くやうにして、095規則(きそく)通(どほ)りに致(いた)すから、096一日(いちにち)増(ま)しに大本(おほもと)の中(なか)が厳(きび)しく成(な)るぞよ。
097 申(もう)して在(あ)るやうに、098日(ひ)に増(ま)しに神力(しんりき)が強(つよ)く成(な)る程(ほど)、099此(こ)の大本(なか)に居(を)る人(ひと)が辛(つら)くなるぞよ。
100 神力(しんりき)と学(がく)との力量(ちから)競(くら)べの大決戦(おほたたかい)が近(ちか)ふなるから、101皆(みな)の思(をも)ひが大間違(おほまちが)ひと成(な)りて来(き)て、102何(ど)う仕(し)たら良(よ)いやら見当(けんとう)が取(と)れんやうに成(な)るから、103男(をとこ)も女(をんな)も腹(はら)帯(をび)を確(しっか)りしめて居(を)らんと、104絶体絶命(こばれんやう)な大事変(こと)が在(あ)るから、105神徳(しんとく)を充分(じうぶん)受(う)けて居(を)らんと、106チョロコイ胆力(きもたま)では大事(だいじ)の時(とき)の間(ま)に合(あ)はんぞよ。
107 女(をんな)でも胴(だう)の据(すわ)りた力(ちから)の在(あ)る守護神(しゅごじん)に使(つか)はれて居(を)りたならば、108天地(てんち)の先祖(せんぞ)が霊(れい)を添(そえ)て与(や)れば、109ドンナ事(こと)でも出来(でき)もするし、110忍耐(こばれ)もするなれど、111悪(わる)い守護神(しゅごじん)に使(つか)はれて居(を)ると、112此(こ)の方(ほう)の霊(れい)を容(い)れて与(や)る事(こと)が出来(でき)んから、113悪(わる)い霊(れい)の向(むか)ふの霊(れい)が、114チョットでも残(のこ)りて居(を)りたら、115此(こ)の先(さ)きの御用(ごよう)は使(つか)はれんぞよ。
116 日本(にほん)の国(くに)の経綸(しぐみ)は、117昔(むかし)から御魂(みたま)を審査(しらべ)て仕組(しぐみ)が致(いた)して在(あ)るので在(あ)るから、118日本(にほん)にはあわては致(いた)さんぞよ。
119 経綸(しぐみ)は誰(たれ)も敵(かな)はん経綸(しぐみ)が致(いた)して有(あ)るなれど、120日本(にほん)の人民(じんみん)が日本魂(やまとだましい)の性来(せうらい)に成(な)りて来(こ)んと、121今(いま)の時(やう)な事(こと)では日本(にほん)の人民(じんみん)の守護神(しゅごじん)が外国(がいこく)の性来(せうらい)で在(あ)るから、122神(かみ)が苦(くる)しむ斗(ばか)りで在(あ)るぞよ。
123 九分九厘(くぶくりん)の身魂(みたま)が、124外国(がいこく)に化(な)りて居(を)るが、125せめて半分(はんぶん)の身魂(みたま)が、126今度(こんど)の艮(とど)めの間(ま)に合(あ)ふ身魂(みたま)に成(な)りて居(を)りて呉(く)れたら、127天地(てんち)の先祖(せんぞ)が半分(はんぶん)に霊(れい)を容(い)れ変(か)へを致(いた)したら、128日本(にほん)の国(くに)が早(はや)う良(よ)くなるなれど、129立替(たてかえ)致(いた)したとこで、130悪(わる)い身魂(みたま)の洗濯(せんだく)が大変(たいへん)な大望(たいもう)な事(こと)で在(あ)るぞよ。
131 身魂(みたま)の立替(たてかえ)立直(たてなを)しは、132末代(まつだい)の事(こと)で在(あ)るから、133チットも容赦(ようしゃ)は出来(でき)ん、134待(ま)ったは無(な)いぞよ。
135 厳(きび)しく致(いた)すから、136神徳(しんとく)を充分(じうぶん)受(う)けて居(を)らんと、137神徳(しんとく)さへ有(あ)りたら、138どんな事(こと)でも凌(しの)げるなれど、139今度(こんど)は神徳(しんとく)を貰(もら)うて置(を)かんと辛(つら)いぞよ。
140 神徳(しんとく)を受(う)けるのには、141是(これ)までの人民(じんみん)の心(こころ)を薩張(さっぱ)り容(い)れ変(か)へを致(いた)して、142ミロク様(さま)の御心(おこころ)に成(な)りた人民(じんみん)から良(よ)くして与(や)るぞよ。
143 此(こ)の大本(なか)に居(を)りても、144神(かみ)の永(なが)らくの艱難(かんなん)口惜(くや)しき事(こと)を推量(すいれう)致(いた)して、145どうしたら此(こ)の神(かみ)の苦労(くろう)の御蔭(おかげ)が開(ひら)けるぢゃろうと、146夜(よる)ねても寝(ね)られん位(ぐらい)に、147一心(いっしん)で有(あ)りたら、148神徳(しんとく)は何程(なにほど)でも授与(わたす)なれど、149我(わ)れは偉(ゑら)いと慢心(まんしん)致(いた)して、150神(かみ)を松魚節(かつをぶし)に致(いた)して、151我(わ)れが早(はや)う出(しゅっ)世(せ)を致(いた)さうと云(い)ふやうな、152見苦(みぐる)しい心(こころ)の人民(じんみん)は、153此(こ)の結構(けっこう)な高天原(たかあまはら)へは寄(よ)せんやうに致(いた)すぞよ。
154 是(これ)までの人民(じんみん)の性来(せうらい)が、155外国(がいこく)の性来(せうらい)に成(な)り切(き)りて居(を)るから、156思(をも)ひが薩張(さっぱ)り違(ちご)ふから、157ドナイにも改心(かいしん)のさせかけが出来(でき)んぞよ。
158 沓嶋(めしま)へ御礼(おれい)に参(まい)るのも、159人民(じんみん)は思(おも)ひが皆(みな)違(ちが)ふから、160沓島(めしま)のやうな淋(さび)しき所(ところ)に、161三千年(さんぜんねん)余(あま)りも押(をし)込(こ)められておいで遊(あそ)ばした御心(おこころ)は、162どういふもので在(あ)りたと言(い)ふ事(こと)を、163汲(く)み感得(と)れる精神(せいしん)の人(ひと)で在(あ)りたら結構(けっこう)なれど、164其処(そこ)までの事(こと)がなかなか汲(く)み取(と)れんぞよ。165今度(こんど)神嶋(かみじま)へ参(まい)るのも、166同(をな)じ事(こと)で在(あ)るぞよ。
167 何(なに)も判(わか)らずに参(まい)りさへすれば、168直(す)ぐにお蔭(かげ)が有(あ)るやうに思(をも)うて、169我(わ)れも私(わし)もと申(もう)して参(まい)りても量見(りゃうけん)が違(ちが)ふから、170あの淋(さび)しい所(とこ)へ永(なが)くおちて居(を)れた御心(おこころ)の判明(わか)る身魂(みたま)で無(な)いと、171誠(まこと)の神徳(おかげ)は頂(いただ)けんぞよ。
172 今度(こんど)は天地(てんち)の大神様(おほかみさま)の御心(おこころ)の判(わか)る守護神(しゅごじん)に役(つか)はれて居(を)らんと、173誠(まこと)が判(わか)らんから、174天地(てんち)の先祖(せんぞ)の神(かみ)の心(こころ)を感得(くみとっ)て、175我(わ)れの心(こころ)を改心(かいしん)致(いた)すやうな守護神(しゅごじん)に使(つか)はれて居(を)りた肉体(にくたい)で在(あ)りたら、176直(す)ぐから良(よ)い御用(ごよう)が出来(でき)るぞよ。
177 世界(せかい)が今(いま)のやうに見苦(みぐる)しい事(こと)に成(な)りたのは、178元(もと)の天地(てんち)の大神(おほかみ)を無(な)いやうに仕(し)て置(を)いて、179我(わ)れが神(かみ)で在(あ)ると言(い)ふやうな、180悪(あく)に心(こころ)が反(かへ)りて了(しも)うて、181仕(し)たい放題(ほうだい)の世(よ)の持(も)ち方(かた)を致(いた)したからで在(あ)るぞよ。
182 此(こ)の先(さ)きはミロク様(さま)と地(ち)の先祖(せんぞ)とが、183一厘(いちりん)の御手伝(おてつだ)ひを成(な)さる荒神(あらがみ)を御苦労(ごくろう)に成(な)りて、184仏事(ぶつじ)の守護神(しゅごじん)が九分九厘(くぶくりん)で在(あ)るから、185日本(にほん)の一厘(いちりん)との大戦(おほたたか)ひで、186神力(しんりき)が強(つよ)いか学力(がくりょく)が強(つよ)いか、187負(ま)け勝(かち)が在(あ)るから、188勝(かち)た方(ほう)へ従(したが)はすぞよ。
189 二度目(にどめ)の世(よ)の立替(たてかえ)を致(いた)したら、190土地(く)財物(に)の取(と)り争(あ)ひといふやうな事(こと)は、191モウ致(いた)さんから、192此(この)世(よ)が穏(をだや)かに成(な)りて、193ミロク様(さま)の世(よ)といふ世(よ)は、194なした良(よ)い世(よ)で有(あ)るじゃろうと申(もう)して、195皆(みな)が喜(よろこ)ぶやうに成(な)るから、196神徳(しんとく)を頂(いただ)いて此(こ)の境界(さかい)の大(おほ)峠(とうげ)を楽(らく)に越(こ)さして貰(もら)ふが結構(けっこう)で有(あ)るぞよ。
197 悪(あく)の行(や)り方(かた)は上(うへ)から見(み)ては良(よ)い世(よ)で有(あ)るから、198皆(みな)守護神(しゅごじん)が外国(がいこく)の方(ほう)へ従(つ)いて了(しも)うて、199今(いま)の日本(にほん)の国(くに)の見苦(みぐる)しいといふものは、200実地(じっち)の元(もと)の大神(おほかみ)の目(め)からは、201目(め)を開(あ)けては見(み)る事(こと)の出来(でき)んやうに、202守護神(しゅごじん)が汚(けが)す斗(ばか)りに掛(かか)りて居(を)るから、203実地(じっち)の大神(おほかみ)の居(を)る所(ところ)の無(な)いやうに、204ゑらいことに、205ようも汚(けが)したもので在(あ)るぞよ。
206 永(なが)う立替(たてかえ)に掛(かか)りて居(を)りたら、207どちらの国(くに)も国(くに)が潰(つぶ)れるから、208始(はじ)めかけたら、209天地(てんち)の生粋(きっすい)の一厘(いちりん)の元(もと)の大神(おほかみ)が、210昔(むかし)からの仕組(しぐみ)通(どほ)りをバタバタと致(いた)して、211悪(あく)の霊(れい)は残(のこ)らん様(やう)に平(たいら)げて了(しま)はんと、212天地(てんち)は生粋(きっすい)に成(な)らんぞよ。
213 向(むか)ふの国(くに)の悪神(あくがみ)の仕組(しぐみ)で、214大(おほ)きな陰謀(たくみ)は仕(し)て居(を)るなれど、215悪(あく)の性来(せうらい)の守護神(しゅごじん)は、216世界中(せかいじう)のお土(つち)の上(うへ)を一(ひと)足(あし)も踏(ふ)む事(こと)は、217出来(でき)んやうに致(いた)すぞよ。
218 是迄(これまで)は人(ひと)の苦労(くろう)で世(よ)を盗(ぬす)みて居(を)りた賊(ぞく)の世(よ)で、219天地(てんち)の先祖(せんぞ)が建造(こしらへ)た世界(せかい)を、220我(わ)れのものに、221何処(どこ)から許(ゆる)しを貰(もろ)うて、222茲(ここ)まで悪(あく)で好(す)き候(そうろ)に致(いた)して来(き)たか。223九分九厘(くぶくりん)で悪(あく)の輪止(りんどま)りで在(あ)るぞよ。
224 夫(そ)れで大(おほ)きな思(をも)ひ違(ちが)ひが在(あ)ると申(もう)して、225筆先(ふでさき)で充分(じうぶん)気(き)が附(つ)けて在(あ)るぞよ。226世(よ)に出(で)て居(を)れる方(ほう)の、227上(うへ)から下(した)までの神(かみ)に気(き)が附(つ)けて在(あ)るぞよ。228此(こ)の先(さ)きは日本魂(やまとだましい)の性来(せうらい)で、229埒(らち)よく立替(たてかへ)を致(いた)すぞよ。
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