霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
目 次設 定
設定
印刷用画面を開く [?]プリント専用のシンプルな画面が開きます。文章の途中から印刷したい場合は、文頭にしたい位置のアンカーをクリックしてから開いて下さい。[×閉じる]
話者名の追加表示 [?]セリフの前に話者名が記していない場合、誰がしゃべっているセリフなのか分からなくなってしまう場合があります。底本にはありませんが、話者名を追加して表示します。[×閉じる]
表示できる章
テキストのタイプ [?]ルビを表示させたまま文字列を選択してコピー&ペーストすると、ブラウザによってはルビも一緒にコピーされてしまい、ブログ等に引用するのに手間がかかります。そんな時には「コピー用のテキスト」に変更して下さい。ルビも脚注もない、ベタなテキストが表示され、きれいにコピーできます。[×閉じる]

文字サイズ
フォント

ルビの表示



アンカーの表示 [?]本文中に挿入している3~4桁の数字がアンカーです。原則として句読点ごとに付けており、標準設定では本文の左端に表示させています。クリックするとその位置から表示されます(URLの#の後ろに付ける場合は数字の頭に「a」を付けて下さい)。長いテキストをスクロールさせながら読んでいると、どこまで読んだのか分からなくなってしまう時がありますが、読んでいる位置を知るための目安にして下さい。目障りな場合は「表示しない」設定にして下さい。[×閉じる]


宣伝歌 [?]宣伝歌など七五調の歌は、底本ではたいてい二段組でレイアウトされています。しかしブラウザで読む場合には、二段組だと読みづらいので、標準設定では一段組に変更して(ただし二段目は分かるように一文字下げて)表示しています。お好みよって二段組に変更して下さい。[×閉じる]
脚注 [?][※]や[#]で括られている文字は当サイトで独自に付けた脚注です。まだ少ししか付いていませんが、目障りな場合は「表示しない」設定に変えて下さい。ただし[#]は重要な注記なので表示を消すことは出来ません。[×閉じる]


文字の色
背景の色
ルビの色
傍点の色 [?]底本で傍点(圏点)が付いている文字は、『霊界物語ネット』では太字で表示されますが、その色を変えます。[×閉じる]
外字1の色 [?]この設定は現在使われておりません。[×閉じる]
外字2の色 [?]文字がフォントに存在せず、画像を使っている場合がありますが、その画像の周囲の色を変えます。[×閉じる]

  

表示がおかしくなったらリロードしたり、クッキーを削除してみて下さい。


【新着情報】[2023/12/19] サイトの全面改修に伴いサブスク化します。詳しくはこちらをどうぞ。[2024/6/30]8月中にサイトの大改修を行います。実験のためのサイトをこちらに作りました(今はメニューを変更しただけです)。
マーキングパネル
設定パネルで「全てのアンカーを表示」させてアンカーをクリックして下さい。

【引数の設定例】 &mky=a010-a021a034  アンカー010から021と、034を、イエローでマーキング。

          

大正元年旧十月五日

インフォメーション
種類:大本神諭 年月日:1912(大正1)年11月13日(旧10月5日)
神霊界掲載号:大正6年9月1日号(第51号) 11頁 神霊界八幡書店復刻版:第1巻 375頁 七巻本:第2巻 104頁 五巻本:未調査 三五神諭:なし 東洋文庫天の巻:なし 東洋文庫火の巻:85頁 連合会水の巻:なし 大本史料集成:未調査 庶民生活史料集成:34頁
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2017-07-25 20:05:50 OBC :os056
001 大国常立尊(おほくにたちのみこと)変性男子(へんじょうなんし)御魂(みたま)が、002出口(でぐち)(かみ)(あら)はれて、003世界(せかい)守護(しゅご)(いた)すぞよ。004()(もと)根本(こんぽん)生神(いきがみ)であるから、005(この)生神(いきがみ)天晴(あっぱれ)(おもて)(あら)はれると、006(なに)(わか)りて()るから、007(つら)守護神(しゅごじん)出来(でき)るなれど、008(この)(ほう)(おもて)になりて覇張(はば)るのではないぞよ。009()ういふ()()(こと)()()りて()る、010大元(おほもと)先祖(せんぞ)であるからと(もう)して、011覇張(はば)りたのではなかりたぞよ。012(てん)()との先祖(せんぞ)(つく)(かた)めた()であるから、013先祖(せんぞ)(もと)(かみ)でないと、014世界中(せかいじゅう)(こと)(わか)りはせんぞよ。015外国(がいこく)(かみ)では、016(もと)にこしらへてある(こと)がわからんから、017(まこと)()洗濯(せんたく)はできんから、018何遍(なんべん)でも()(あと)(もど)りて、019()ういふ困難(こんなん)()(まい)りてきたのぢゃぞよ。020今度(こんど)二度目(にどめ)世界(せかい)大立替(おほたてか)えは、021末代(まつだい)一度(いちど)ほか()い、022大望(たいもう)()立替(たてかへ)であるぞよ。023立替(たてかへ)立別(たてわけ)なら、024()うなりと(いた)して、025無茶(むちゃ)(いた)せばできるなれど、026(あと)修理固成(つくねなおし)大事望(たいもう)が、027中々(なかなか)(ほね)()れる(こと)であるぞよ。028()(いろ)や、029()(いろ)や、030三色(みいろ)や、031五色(いついろ)や、032十色(といろ)でないぞよ。033(なに)につけても大望(たいもう)ばかりであるぞよ。034()立替(たてかへ)何時(いつ)でも(はじ)めるなれど、035(あと)立直(たてなほ)しの御用(ごよう)(いた)適材(どうぐ)(そろ)はんと、036立替(たてかへ)した(だけ)なら(らち)()いなれど、037立直(たてなほ)しの御用(ごよう)(いた)守護神(しゅごじん)も、038使(つか)はれて()肉体(にくたい)も、039水晶(すいしょう)(こころ)(みが)けんと、040(かみ)御用(ごよう)()()はんから、041()ンなに(むつ)()(もう)すのであるぞよ。042(かみ)()一代(いちだい)(うち)には。043末流(えだ)(かみ)()ンな()をもたして()てあるが、044(かみ)()()れば、045(みな)われよしの()持方(もちかた)ばかりでありたぞよ。046(てん)()との先祖(せんぞ)(かみ)(こころ)は、047(いま)()ッとも(やす)むといふ(こと)()いぞよ。048此世(このよ)ができてくるから、049変性男子(へんじょうなんし)御魂(みたま)変性女子(へんじょうにょし)御魂(みたま)が、050産霊(こしらへ)てありたといふ(こと)が、051毎度(まいど)筆先(ふでさき)()かしてあらうがナ。052此世(このよ)がきた(おり)には、053世界中(せかいじゅう)困難(こんなん)となりて、054何方(どちら)(くに)にも、055金銭(きん)入用(いるの)(ほど)()れず、056金融(きん)はだんだん逼迫(ひっぱく)になるし、057()為様(しよう)()きやうに、058一旦(いったん)世界中(せかいじゅう)()()えたやうに()るから、059()うなりた(おり)には、060(もと)(その)(まま)の、061まことの(かみ)(あらは)れて、062二度目(にどめ)()立替(たてかへ)(いた)さねばならんから、063此方(このほう)()()とされたのも、064御都合(ごつごう)のことであるぞよ。065()()とされた御魂(みたま)共々(ともども)に、066苦労(くろう)艱難(かんなん)067口惜(くやし)(こと)(いた)し、068耐忍(こばり)つめてきた身魂(みたま)でないことには、069今度(こんど)御用(ごよう)出来(しゅったい)(いた)さぬのであるぞよ。070大本(おほもと)(はい)りてきて、071有難(ありがた)いばかりでは、072今度(こんど)御用(ごよう)(いた)すのは、073(かみ)因縁(いんねん)性来(しょうらい)のわかる身魂(みたま)でないと、074(ただ)有難(ありがた)いばかりでは、075結構(けっこう)御用(ごよう)はできぬぞよ。076()守護神(しゅごじん)もあれば、077()るい守護神(しゅごじん)もあるから、078其事(そのこと)がわからんと、079()るき守護神(しゅごじん)がでてくるから、080よく()わけぬと、081表皮(うわつら)()()せて、082悪神(わるがみ)がでて()るから、083審神者(さにわ)余程(よほど)(ほね)()れるぞよ。084われの(こころ)(くも)りて()ると、085(くも)りて()霊魂(みたま)がわからんぞよ。086余程(よほど)()わけんと、087()(ほう)へは()げられんぞよ。088わかりて()(ほど)089われも(わし)もと(もう)してでて()るぞよ。090(あつ)(しの)いで(あき)()(かぜ)()てど、091一旦(いったん)世界(せかい)(さび)しくなるぞよといふことが、092筆先(ふでさき)()らしてあるぞよ。093()まり富貴(よかり)た、094仕放題(しほうだい)(いた)して()御魂(みたま)肉体(にくたい)は、095(こころ)(なん)となう(さび)しうなるから、096()うなりた(おり)に、097これ(まで)(こころ)()ちかへて()らんと、098難渋(なんじゅう)なことが世界(せかい)からでてくるぞよ。099()うなりてくるまでに、100身魂(みたま)今迄(いままで)(こころ)()ちかへて()るやうに、101(つづ)いて日々(にちにち)()らしてありたが()いことも(わる)きことも一度(いちど)()()るといふことが、102毎度(まいど)変性男子(へんじょうなんし)御魂(みたま)出口直(でぐちなお)()(いま)()らしてあるのに、103誤解(とりちがい)(いた)したり、104(なに)もわからずに()いことばかりに()()けて()ると、105大間違(おほまちが)いができるから、106間違(まちがい)()いやうに、107綾部(あやべ)大本(おほもと)は、108世界(せかい)(もと)となる(とうと)(ところ)であるから、109初発(しょぱつ)には(みな)(ぎやう)がさしてあるなれど、110真正(まこと)(ぎょう)をさしたら(みな)()げて()ぬから、111たらして(ここ)までは()たなれど、112綾部(あやべ)大本(おほもと)は、113世界(せかい)(もと)となるのであるから、114何事(なにごと)大難事(たいもう)であるぞよ。115大望(たいもう)大望(たいもう)(もう)すのを、116()(ちがい)をして()(ひと)がまだ多数(たっぴつ)あるぞよ。117出口直(でぐちなお)(くち)()はした(こと)も、118()()かした(こと)も、119毛筋(けすじ)(ちが)ひの()いことであるぞよ。120()ッとも(ちが)ひられん(こと)であるから、121(あま)(ほよ)うは()はれん(こと)であるぞよ。122(はよ)(もう)すと神界(しんかい)都合(つごう)で、123()ッと()びる(こと)があると、124筆先(ふでさき)(うそ)でありたと(もう)して、125御蔭(おかげ)(おと)(もの)出来(きで)るし、126真正(まこと)(こと)(みだ)りに(ひと)には()はぬし、127()はんでお(かげ)()とすし、128出口(でぐち)雁尻巻(がんじりまき)(いた)して()いて、129(かど)へも()さずに、130(ここ)まで()()出来(しゅったい)をさしたぞよ。131中々(なかなか)(つら)取次(とりつぎ)であるぞよ。132綾部(あやべ)大本(おほもと)は、133遠国(えんごく)から()けてくるぞよと(もう)してあらうがナ。134(なに)(ちが)はん、135遠国(えんごく)から(はや)(わか)(ひと)()()るから、136近傍(ひぢね)(ひと)(はず)かしき(こと)出来(でき)ると(もう)して、137筆先(ふでさき)()いて()らしてあらうがな。138(この)綾部(あやべ)郡長(ぐんちょう)139警察(けいさつ)140役場(やくば)が、141世界(せかい)(はず)かしき(こと)出来(でき)ると(もう)して()らしてあるぞよ。142(あま)(わか)らんと(はず)かしくなりて、143()げて(いな)なならん(やう)になりて()るぞよ。144何彼(なにか)時節(じせつ)(おそ)くなりて()るから、145立替(たてかへ)と、146()きの立直(たてなほ)しの御用(ごよう)同時(いっしょ)になりて、147()(こと)()るき(こと)とが、148(いま)()()るぞよ。149遠国(えんごく)から()()鼻高者(はなだかさん)に、150()りと(はや)改心(かいしん)出来(でき)立直(たてなほ)しの御用(ごよう)予想(おもわく)とは(はや)くなりて、151外国(がいこく)(ほう)改心(かいしん)(はよ)うならうも、152()れぬといふことも()らしてあるぞよ。153立替(たてかへ)大層(たいそう)()びて()るから、154(はじ)めから物事(ものごと)(はや)いといふ(こと)()らしてあるぞよ。155近傍(ちかく)(ほど)天理(もの)(わか)りて()らぬぞよ。156遠国(えんごく)(ひと)一度(いちど)(まい)りて()ても、157()いお(かげ)()りて()(ひと)が、158向後(このさき)段々(だんだん)出来(でき)るぞよ。159燈台下(とうだいした)()(くら)がりであるが、160(かみ)(こま)るのではない、161(その)(ひと)可哀想(かわいそう)なからと(もう)して、162(みみ)にタコの出来(でき)(ほど)()らしてあるぞよ。163斯教(このみち)(ひと)()()りに()(みち)()いなれど、164(あま)(いま)人民(じんみん)(わか)らんので、165(かみ)()()れんから、166取次(とりつぎ)をこしらへて()()りに()りたなれど、167(あま)出口(でぐち)()()としてありて、168見当(けんとう)()れん御用(ごよう)がさしてあるから、169(うたが)ふのは(もっと)もであるぞよ。170今度(こんど)御用(ごよう)は、171人民(じんみん)何程(なにほど)()りて()たとても、172因縁(いんねん)のある身魂(みたま)でないと、173大本(おほもと)神秘(しょうまつ)御用(ごよう)出来(でき)んぞよ。174人民力(じんみんりき)でも、175智慧(ちえ)でも、176(がく)でも出来(でき)大望(たいもう)(こと)があるのじゃぞよ。177(また)人民(じんみん)出来(でき)御用(ごよう)は、178太初(もと)荒神(あらがみ)が、179実行(せうまつ)(いた)すから、180この()鼻高(はなだか)が、181往生(おうじょう)(いた)して、182此世(このよ)にはゑらい(かみ)があるといふ(こと)(さと)るぞよ。183(また)真正(まこと)鼻高(はなだか)一度(いちど)にわかりて()て、184ゑらい御手伝(おてつだい)をなさるぞよ。185この()()るから、186変性男子(へんじょうなんし)変性女子(へんじょうにょし)身魂(みたま)(こしら)へて()りての、187今度(こんど)二度目(にどめ)立替(たてかへ)であるから、188男子(なんし)筆先(ふでさき)世界(せかい)根本(こんぽん)(こと)から、189万古末代(まんごまつだい)(のこ)()政策(もちかた)()かしてあるなり、190女子(にょし)()()()れる(ほう)(こと)を、191この()()ういふ(こと)()りて()るといふ(こと)がさしてありて、192初発(しょぱつ)はまるで(てき)のやうでありたなれど。193(いや)(こと)(みな)縁類(ひっぽう)にさして()せてあるぞよ。194変性男子(へんじょうなんし)規則(きそく)(やぶ)りの懲戒(とがしめ)を、195(てん)から御赦(おゆる)しを(いただ)きた御蔭(おかげ)で、196(ふた)ツに(わか)れて()りた霊魂(みたま)(ひと)ツになりて、197天晴(あっぱれ)(おもて)(あらは)れて、198三千世界(さんぜんせかい)守護(しゅご)(かか)ると、199世界(せかい)大分(だいぶ)(さわ)がしうなるなれど、200(はや)立替(たてかへ)(いた)さんと、201向後(さき)立直(たてなほ)しが(おそ)くなると、202世界中(せかいじゅう)(こま)(こと)()()ると、203(なに)()らぬ人民(じんみん)可哀想(かわいそう)ナから、204立替(たてかへ)立直(たえなおし)とが、205一所(いっしょ)になる(こと)も、206筆先(ふでさき)(いま)まで何遍(なんべん)()らしてあるぞよ。207変性女子(へんじょうにょし)のつとめも(かは)りて、208(ひつじさる)金神(こんじん)(おさ)まりて、209(みな)和合(わごう)出来(でき)結構(けっこう)であるぞよ。210(なに)仕組(しぐみ)(どほ)りになりて()るぞよ。211(あく)守護神(しゅごじん)使(つか)はれて、212改心(かいしん)出来(でき)肉体(にくたい)が、213此先(このさき)可哀想(かわいそう)なれど、214(ここ)まで()らして()がつけてあるのに、215(いま)(わか)らん守護神(しゅごじん)に、216使(つか)はれて()るやうな肉体(にくたい)に、217()(きか)して()(ひま)がないぞよ。218今度(こんど)二度目(にどめ)()立替(たてかへ)(もう)すのは、219さッぱり()(あら)(かへ)であるから、220(なに)につけても大望(たいもう)であるぞよ。221今度(こんど)大望(たいもう)は、222(てん)ばかりでも出来(でき)ず、223()だけでも出来(でき)(こと)であるから、224三体(さんたい)大神(おほかみ)地上(した)()りて手伝(てつど)ふてやらんと、225()(だけ)では出来(でき)んぞよ。226国常立尊(くにとこたちのみこと)仕組(しぐみ)(どほ)りに(いた)さねば、227(ほか)守護神(しゅごじん)()(かへ)すと、228(すべ)ての(こと)(おそ)くなりて、229世界中(せかいじゅう)(こま)るから、230向後(このさき)(かみ)不可(ならん)といふことを(いた)したら、231その()懲罰(みせしめ)(いた)すぞよ。232これからは、233此中(このなか)一日(いちにち)()しに(かは)るぞよ。234実地(じっち)(もう)しても、235真実(まこと)には(いた)さんから、236何事(なにごと)(おそ)くなるのじゃぞよ。237一度(いちど)できけば「一度で、きけば」ということ。238(もの)(はよ)うなるなれど、239人民(じんみん)は、240自己(われ)()をせめるのであるぞよ。241(これ)から()(うたご)ふて、242()()して、243われの(おも)ふやうにする守護神(しゅごじん)に、244使(つか)はれて()肉体(にくたい)でありたら、245じりじり()ひを(いた)すぞよ。246素直(すなほ)(いた)守護神(しゅごじん)であるならば、247すぐから(らく)生計(くれ)るなり、248ならんといふ(こと)を、249()かずと(いた)したら、250(くる)しみが出来(でき)るぞよ。251(くる)しみ()くば、252筆先(ふで)(そむ)いて、253(なん)なりと(いた)して()よれ。254(こころ)(なか)でジリジリ()ひを(いた)すぞよ。255従来(これまで)とは、256物事(ものごと)がさッぱり(かは)るから、257(もう)すやうに(いた)さな、258その(にん)(くる)しみが出来(でき)るだけであるぞよ。
259 これ(まで)()は、260眷属(けんぞく)覇張(はば)りて、261大将(たいしょう)()しの()になりて()たから、262さッぱり()上下(うえした)(かえ)りて、263人民(じんみん)(いた)すことが(みな)(さか)さま(ばか)りで、264(かみ)尊慮(きかい)(かな)はぬ(こと)ばかり(ほか)265出来(でき)()らんぞよ。266是迄(これまで)()立替(たてかへ)はありたなれど、267真正(まこと)()立替(たてかへ)一度(いちど)出来(でき)ては()らんぞよ。268()何遍(なんべん)立替(たてかへ)(いた)しても、269肝腎(かんじん)大立(おほたて)(なお)しを(いた)さずに、270立替(たてかへ)してあるから()ッと()きよると、271(また)()(あと)(もど)りたなれど、272今度(こんど)二度目(にどめ)()立替(たてかへ)は、273末代(まつだい)一度(いちど)ほか()()立替(たてかへ)であるから。274下拵(したごしら)へに(ひま)()りたのである。275当座(とうざ)(かね)立替(たてかへ)では、276早刻(すぐ)(あと)(もど)るぞよ。277今度(こんど)立替(たてかへ)(いた)したら、278(いわ)(まつ)()になるから、279今度(こんど)(こと)(なん)につけても大望(たいもう)であるぞよ。280立替(たてかへ)(らち)()(いた)した(ところ)で、281(あと)立直(たてなほ)しが中々(なかなか)大望(たいもう)であるぞよ。282立直(たてなほ)しの守護(しゅご)(いた)守護神(しゅごじん)は、283(むかし)(もと)大和(やまと)(だましい)の、284()ッとも()ぜりの()御魂(みたま)でないと、285向後(このさき)はズンダラな守護神(しゅごじん)は、286()(かた)使(つか)はんから、287()()ちて()りた荒神(あらがみ)守護神(しゅごじん)を、288大望(たいもう)御用(ごよう)使(つか)ふぞよ。289中々(なかなか)御苦労(ごくろう)御用(ごよう)であるから、290()()ちて()れる守護神(しゅごじん)でない(こと)には、291()()()れる守護神(しゅごじん)では、292出来(でき)(こと)をして(もら)はな()らんから、293(むつ)(しい)(もう)すのであるぞよ。294()()()れる身魂(みたま)は、295(ぎゃう)といふ(こと)がして()いから、296真正(まこと)(かみ)御用(ごよう)出来(でき)ぬから、297それで上下(うえした)御用(ごよう)をかへてあるぞよ。298()()(びら)けに(ひら)けて、299(もと)先祖(せんぞ)大慈悲(おもひ)といふ(こと)が、300末流(えだ)(かみ)()いゆゑに、301信実(まこと)()ッとも()いから、302()()るくなるばかりで、303(いま)難渋(なんじゅう)であるぞよ。304(ひと)苦労(くろう)結果(とく)()()ちて()ても、305(こころ)(まこと)()守護神(しゅごじん)ばかりでは、306()()てさうな(こと)()いぞよ。307此方(このほう)()(おと)されて、308(この)()()(かみ)()いられて()りても、309世界(このよ)根本(こんぽん)から、310この()(かげ)から(かも)ふて()りて、311仕組(しぐみ)がしてあるので、312仕組(しぐみ)(どお)りに何彼(なにか)(こと)が、313世界(せかい)から()()るばかりになりて()りても、314守護神(しゅごじん)に、315(いま)(わか)らんやうな(こと)では、316真正(まこと)(かみ)とは(もう)されんぞよ。
317 前後(あとさき)(こと)()()いて、318(あつ)(さむ)さは(かまい)もいたさずに、319夜分(やぶん)(あし)(のば)して()るといふ(こと)(いた)さずに、320世界(せかい)(つぶ)してはならんから、321(むかし)からまだ(らく)といふ(こと)はなしに、322(ひき)(つづ)いて世界(せかい)守護(しゅご)して()るぞよ。323ズンダラな守護神(しゅごじん)は、324利己主義(われよし)で、325(ひと)()うでも、326自己(われ)さへ()けら()いで、327糊口(くちすぎ)(いた)して()守護神(しゅごじん)は、328後向(このさき)大変(たいへん)(つろ)うなりて()るなり、329(つら)かりた守護神(しゅごじん)は、330(かみ)のお(かげ)(あら)はれるぞよ。331これからは(てん)()との先祖(せんぞ)が、332(なに)にも指図(さしず)(いた)すから、333今迄(いままで)()持方(もちかた)とは、334天地(てんち)変動(かはり)になるぞよ。335()ういふ(みぐる)しき()になりたのは、336従来(これまで)()は、337(かみ)ばかりで、338(しも)()()になりて()りた(ゆえ)に、339(しも)政治(せいじ)出来(でき)()らんから、340()世界(せかい)大将(たいしょう)()かりたから、341()世界(せかい)(はたら)守護神(しゅごじん)が、342(こわ)いもの()しになりて、343利己主義(われよし)(つよ)(もの)()ちとなりて()るから、344(なに)(わか)らん畜生界(ちくしょうかい)であるぞよ。
345 日本(にほん)(くに)(ぶつ)(がく)では不可(いか)(くに)であるのに、346(ぶつ)(がく)日本(にほん)(くに)人民(じんみん)精神(せいしん)を、347さッぱり盲目(めくら)聾者(つんぼ)(いた)して仕舞(しも)ふて、348(いま)では全然(まるきり)四足(よつあし)守護(しゅご)となりて、349(かみ)はこの()にあるものかと(もう)して、350(がく)さへありたら、351此世(このよ)()ンな出世(しゅっせ)もできると(もう)して、352結構(けっこう)日本(にほん)(くに)を、353()のやうな(みぐる)しき(くに)にして仕舞(しも)ふて、354実地(じっち)(かみ)()からは、355()()けて()られんやうになりてきたぞよ。356(いま)日本(にほん)(ちい)さい(くに)ではあれど、357世界(せかい)結構(けっこう)(くに)であるから、358外国(がいこく)()ることはできん(かみ)(くに)であるのに、359肝腎(かんじん)大和(やまと)(だましい)は、360外国(がいこく)(だましい)になりて(しも)ふたのが、361九分(くぶ)あるぞよ。362竜宮(りゅうぐう)乙姫殿(おとひめどの)御宝(おたから)は、363末代(まつだい)()(もと)(もと)(みや)(おさ)まる()(めぐ)りて()たぞよ。364()うなるにつけては、365(うへ)(うへ)(ぎゃう)366(した)(した)相応(そうおう)(おこな)ひを(いた)して区別(くべつ)()て、367(なに)かの規則(きそく)()めるぞよ。368規則(きそく)(どお)りにいたさねば、369向後(これから)()(きび)しくなるぞよ。370これまでとは天地(てんち)(ちが)ひに(かは)るぞよ、371真正(まこと)身魂(みたま)(そろ)ふたなれば、372如何(どない)にいたしてもビクともいたさねど、373神界(かみ)では(ぢき)のつぎつぎ、374(いち)番頭(ばんどう)375()番頭(ばんとう)から改心(かいしん)させるぞよ。376大本(ここ)では、377(いち)番頭(ばんとう)()番頭(ばんとう)役員(やくいん)であるぞよ。378何程(なにほど)(もと)艱難(かんなん)をいたして、379天地(てんち)御先祖(ごせんぞ)()にださうと(おも)ふても、380(みな)(こころ)(そろ)はぬと、381中々(なかなか)大望(たいもう)御用(ごよう)であるから、382自己(われ)(はや)出世(しゅっせ)したいやうな(こと)では、383事物(ものごと)成就(じょうじゅ)(いた)さんぞよ。384大望(たいもう)であるから、385(だれ)にも(わか)らん仕組(しぐみ)(いた)してあるから、386仕上(しあが)らんと実地(まこと)(こと)(わか)らんぞよ。387役員(やくいん)従来(これまで)のやうな卑劣(いやし)(こころ)()てて(しも)ふて、388生新(さらつ)(こころ)持直(もちなお)して、389(なに)(かみ)(まか)して()りたなれば、390事物(ものごと)(はや)くなりて、391()くなるなれど、392自己(われ)利巧(りこう)(いた)そうと(おも)ふて(いた)したら、393初発(しょぱつ)()いやうでも、394仕組(しぐみ)(ちが)ふから、395(また)(もの)()びるから、396さうなると(また)(うそ)であると(もう)して、397(かみ)()(わる)うするばかりであるぞよ。398(こころ)(まこと)のある人民(じんみん)でないと、399今度(こんど)仕組(しぐみ)(わか)らんぞよ。400役員(やくいん)筆先(ふでさき)見詰(みつ)めて充分(じゅうぶん)了得(のみこみ)()りて、401()ンな(こと)()はれても、402弁解(べんかい)出来(でき)るやうになりて()らんと、403()加減(かげん)なお(はなし)(いた)して、404(ひと)()したら()いのではないぞよ。405(ぎゃう)()(もの)結構(けっこう)ではあるが、406(わか)らん(もの)(もと)(かみ)のお(はなし)は、407()(とお)りの(ぎゃう)して()りては、408真正(まこと)(こと)(わか)らんから、409(だれ)大本(おほもと)(まい)りて、410身魂(みたま)(みが)いた其上(そのうへ)で、411御用(ごよう)(いた)すが結構(けっこう)であるぞよ。412身魂(みたま)因縁(いんねん)ありて、413何所(どこ)までも(まこと)(つらぬ)(こころ)(かた)まりた、414()るのも()れる(くらゐ)熱心(ねつしん)でないと、415根本(こんぽん)のお(はなし)出来(でき)にくいぞよ。416綾部(あやべ)大本(おほもと)御用(ごよう)するのは初発(しょぱつ)から(まつ)(こころ)で、417(まよ)(ごころ)()身魂(みたま)でないと、418()ンな(こと)して()りても、419(はなし)さえすれば()いのではないぞよ。420()(とお)りの改心(かいしん)では、421天地(てんち)(おしえ)は、422(ひと)()(こと)(むつ)(しい)ぞよ。423中々(なかなか)(ひと)()いては()れんぞよ。424真実(しゃうまつ)(かみ)(おしへ)(いた)さうと(おも)ふたら、425これまでの(やう)(こと)をして()りては、426真正(まこと)(おしへ)出来(でき)んぞよ。427(むかし)から()(こと)出来(でき)ると(もう)してあらうがな。428()ンな(こと)()()りても、429(そば)()りて()()けんやうな役員(やくいん)ばかりであるから、430改心(かいしん)(いた)して、431身魂(みたま)(みが)けと(もう)すのであるぞよ。432()ンな結構(けっこう)(こと)をして()せても、433()えも()こえもせぬ(くら)がりの(むご)()(なか)であるから、434向後(このさき)神力(しんりき)(はげ)しく(あら)はして、435改心(かいしん)さして()せるぞよ。436筆先(ふでさき)(みな)実現(でてき)て、437(てん)御三体(ごさんたい)大神(おほかみ)御守護(ごしゅご)()()して、438天地(てんち)(そろ)ふたから、439()()ちて()れた活神(いきがみ)守護(しゅご)となると、440(あま)神力(しんりき)(たこ)うて、441(いま)人民(じんみん)守護(しゅご)して()れる守護神(しゅごじん)に、442(わか)らん(こと)ばかりで、443大変(たいへん)(おもひ)(ちご)ふて()て、444其辺(そこら)あたりが(ひか)(わた)りて、445盲者(めくら)()(ひら)き、446聾者(つんぼ)(みみ)(きこ)へるなれど、447(ひかり)(わた)り、448()(わた)るばかりで、449狼狽(うろたへ)て、450ヂリヂリ(まい)(いた)すぞよと(もう)して、451筆先(ふでさき)()らしてあるぞよ。452世界(せかい)(こと)仕組(しぐ)むには、453夜昼(よるひる)(あつ)(さむ)いの(いとい)のある(やう)身魂(みたま)では、454この()は、455末代(まつだい)()は、456もてんぞよ。457()(とお)りの身魂(みたま)何程(なにほど)()りてやりても、458()はもてんぞよ。
ロシアのプーチン大統領が霊界物語に予言されていた!?<絶賛発売中>
オニド関連サイト最新更新情報
10/22【霊界物語ネット】王仁文庫 第六篇 たまの礎(裏の神諭)』をテキスト化しました。
5/8【霊界物語ネット】霊界物語ネットに出口王仁三郎の第六歌集『霧の海』を掲載しました。
このページに誤字・脱字や表示乱れなどを見つけたら教えて下さい。
返信が必要な場合はメールでお送り下さい。【メールアドレス
合言葉「みろく」を入力して下さい→  
霊界物語ネットは飯塚弘明が運営しています。【メールアドレス】 / 動作に不具合や誤字脱字等を発見されましたら是非お知らせ下さるようお願い申し上げます。 / 本サイトに掲載されている霊界物語等の著作物の電子データは飯塚弘明ほか、多数の方々の協力によって作られました。(スペシャルサンクス) / 本サイトの著作権(デザイン、プログラム、凡例等)は飯塚弘明にあります。出口王仁三郎の著作物(霊界物語等)の著作権は保護期間が過ぎていますのでご自由にお使いいただいて構いません。ただし一部分を引用するのではなく、本サイト掲載の大部分を利用して電子書籍等に転用する場合には、必ず出典と連絡先を記して下さい。→「本サイト掲載文献の利用について」 / 出口王仁三郎の著作物は明治~昭和初期に書かれたものです。現代においては差別的と見なされる言葉や表現もありますが、当時の時代背景を鑑みてそのままにしてあります。 / プライバシーポリシー
(C) 2007-2024 Iizuka Hiroaki