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インフォメーション
種類:
大本神諭
年月日:
1912(大正1)年11月13日(旧10月5日)
神霊界掲載号:
大正6年9月1日号(第51号) 11頁
神霊界八幡書店復刻版:
第1巻 375頁
七巻本:
第2巻 104頁
五巻本:
未調査
三五神諭:
なし
東洋文庫天の巻:
なし
東洋文庫火の巻:
85頁
連合会水の巻:
なし
大本史料集成:
未調査
庶民生活史料集成:
34頁
概要:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
2017-07-25 20:05:50
OBC :
os056
001
大国常立尊
(
おほくにたちのみこと
)
変性男子
(
へんじょうなんし
)
の
御魂
(
みたま
)
が、
002
出口
(
でぐち
)
の
守
(
かみ
)
と
顕
(
あら
)
はれて、
003
世界
(
せかい
)
の
守護
(
しゅご
)
致
(
いた
)
すぞよ。
004
世
(
よ
)
の
元
(
もと
)
の
根本
(
こんぽん
)
の
生神
(
いきがみ
)
であるから、
005
此
(
この
)
生神
(
いきがみ
)
が
天晴
(
あっぱれ
)
表
(
おもて
)
に
現
(
あら
)
はれると、
006
何
(
なに
)
も
判
(
わか
)
りて
来
(
く
)
るから、
007
辛
(
つら
)
い
守護神
(
しゅごじん
)
が
出来
(
でき
)
るなれど、
008
此
(
この
)
方
(
ほう
)
が
表
(
おもて
)
になりて
覇張
(
はば
)
るのではないぞよ。
009
斯
(
こ
)
ういふ
世
(
よ
)
に
成
(
な
)
る
事
(
こと
)
を
能
(
よ
)
く
知
(
し
)
りて
居
(
を
)
る、
010
大元
(
おほもと
)
の
先祖
(
せんぞ
)
であるからと
申
(
もう
)
して、
011
覇張
(
はば
)
りたのではなかりたぞよ。
012
天
(
てん
)
と
地
(
ち
)
との
先祖
(
せんぞ
)
の
造
(
つく
)
り
固
(
かた
)
めた
世
(
よ
)
であるから、
013
先祖
(
せんぞ
)
の
元
(
もと
)
の
神
(
かみ
)
でないと、
014
世界中
(
せかいじゅう
)
の
事
(
こと
)
が
判
(
わか
)
りはせんぞよ。
015
外国
(
がいこく
)
の
神
(
かみ
)
では、
016
元
(
もと
)
にこしらへてある
事
(
こと
)
がわからんから、
017
誠
(
まこと
)
の
世
(
よ
)
の
洗濯
(
せんたく
)
はできんから、
018
何遍
(
なんべん
)
でも
世
(
よ
)
が
後
(
あと
)
へ
戻
(
もど
)
りて、
019
斯
(
こ
)
ういふ
困難
(
こんなん
)
な
世
(
よ
)
が
参
(
まい
)
りてきたのぢゃぞよ。
020
今度
(
こんど
)
の
二度目
(
にどめ
)
の
世界
(
せかい
)
の
大立替
(
おほたてか
)
えは、
021
末代
(
まつだい
)
に
一度
(
いちど
)
ほか
無
(
な
)
い、
022
大望
(
たいもう
)
な
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
であるぞよ。
023
立替
(
たてかへ
)
立別
(
たてわけ
)
なら、
024
何
(
ど
)
うなりと
致
(
いた
)
して、
025
無茶
(
むちゃ
)
で
致
(
いた
)
せばできるなれど、
026
後
(
あと
)
の
修理固成
(
つくねなおし
)
の
大事望
(
たいもう
)
が、
027
中々
(
なかなか
)
骨
(
ほね
)
の
折
(
を
)
れる
事
(
こと
)
であるぞよ。
028
一
(
ひ
)
ト
色
(
いろ
)
や、
029
二
(
ふ
)
タ
色
(
いろ
)
や、
030
三色
(
みいろ
)
や、
031
五色
(
いついろ
)
や、
032
十色
(
といろ
)
でないぞよ。
033
何
(
なに
)
につけても
大望
(
たいもう
)
ばかりであるぞよ。
034
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
は
何時
(
いつ
)
でも
始
(
はじ
)
めるなれど、
035
後
(
あと
)
の
立直
(
たてなほ
)
しの
御用
(
ごよう
)
致
(
いた
)
す
適材
(
どうぐ
)
が
揃
(
そろ
)
はんと、
036
立替
(
たてかへ
)
した
丈
(
だけ
)
なら
埒
(
らち
)
は
良
(
よ
)
いなれど、
037
立直
(
たてなほ
)
しの
御用
(
ごよう
)
致
(
いた
)
す
守護神
(
しゅごじん
)
も、
038
使
(
つか
)
はれて
居
(
を
)
る
肉体
(
にくたい
)
も、
039
水晶
(
すいしょう
)
の
心
(
こころ
)
に
磨
(
みが
)
けんと、
040
神
(
かみ
)
の
御用
(
ごよう
)
に
間
(
ま
)
に
合
(
あ
)
はんから、
041
斯
(
こ
)
ンなに
六
(
むつ
)
ケ
敷
(
し
)
う
申
(
もう
)
すのであるぞよ。
042
神
(
かみ
)
の
世
(
よ
)
一代
(
いちだい
)
の
中
(
うち
)
には。
043
末流
(
えだ
)
の
神
(
かみ
)
に
何
(
ど
)
ンな
世
(
よ
)
をもたして
見
(
み
)
てあるが、
044
神
(
かみ
)
が
見
(
み
)
て
居
(
を
)
れば、
045
皆
(
みな
)
われよしの
世
(
よ
)
の
持方
(
もちかた
)
ばかりでありたぞよ。
046
天
(
てん
)
と
地
(
ち
)
との
先祖
(
せんぞ
)
の
神
(
かみ
)
の
心
(
こころ
)
は、
047
今
(
いま
)
に
些
(
ち
)
ッとも
息
(
やす
)
むといふ
事
(
こと
)
は
無
(
な
)
いぞよ。
048
此世
(
このよ
)
ができてくるから、
049
変性男子
(
へんじょうなんし
)
の
御魂
(
みたま
)
と
変性女子
(
へんじょうにょし
)
の
御魂
(
みたま
)
が、
050
産霊
(
こしらへ
)
てありたといふ
事
(
こと
)
が、
051
毎度
(
まいど
)
筆先
(
ふでさき
)
に
書
(
か
)
かしてあらうがナ。
052
此世
(
このよ
)
がきた
折
(
おり
)
には、
053
世界中
(
せかいじゅう
)
の
困難
(
こんなん
)
となりて、
054
何方
(
どちら
)
の
国
(
くに
)
にも、
055
金銭
(
きん
)
の
入用
(
いるの
)
は
程
(
ほど
)
知
(
し
)
れず、
056
金融
(
きん
)
はだんだん
逼迫
(
ひっぱく
)
になるし、
057
何
(
ど
)
う
為様
(
しよう
)
も
無
(
な
)
きやうに、
058
一旦
(
いったん
)
世界中
(
せかいじゅう
)
は
火
(
ひ
)
の
消
(
き
)
えたやうに
成
(
な
)
るから、
059
斯
(
こ
)
うなりた
折
(
おり
)
には、
060
元
(
もと
)
の
其
(
その
)
儘
(
まま
)
の、
061
まことの
神
(
かみ
)
が
現
(
あらは
)
れて、
062
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
を
致
(
いた
)
さねばならんから、
063
此方
(
このほう
)
が
世
(
よ
)
に
落
(
お
)
とされたのも、
064
御都合
(
ごつごう
)
のことであるぞよ。
065
世
(
よ
)
に
落
(
お
)
とされた
御魂
(
みたま
)
と
共々
(
ともども
)
に、
066
苦労
(
くろう
)
艱難
(
かんなん
)
、
067
口惜
(
くやし
)
き
事
(
こと
)
を
致
(
いた
)
し、
068
耐忍
(
こばり
)
つめてきた
身魂
(
みたま
)
でないことには、
069
今度
(
こんど
)
の
御用
(
ごよう
)
は
出来
(
しゅったい
)
致
(
いた
)
さぬのであるぞよ。
070
大本
(
おほもと
)
へ
入
(
はい
)
りてきて、
071
有難
(
ありがた
)
いばかりでは、
072
今度
(
こんど
)
の
御用
(
ごよう
)
致
(
いた
)
すのは、
073
神
(
かみ
)
の
因縁
(
いんねん
)
性来
(
しょうらい
)
のわかる
身魂
(
みたま
)
でないと、
074
只
(
ただ
)
有難
(
ありがた
)
いばかりでは、
075
結構
(
けっこう
)
な
御用
(
ごよう
)
はできぬぞよ。
076
善
(
よ
)
い
守護神
(
しゅごじん
)
もあれば、
077
悪
(
わ
)
るい
守護神
(
しゅごじん
)
もあるから、
078
其事
(
そのこと
)
がわからんと、
079
悪
(
わ
)
るき
守護神
(
しゅごじん
)
がでてくるから、
080
よく
見
(
み
)
わけぬと、
081
表皮
(
うわつら
)
善
(
よ
)
く
見
(
み
)
せて、
082
悪神
(
わるがみ
)
がでて
来
(
く
)
るから、
083
審神者
(
さにわ
)
が
余程
(
よほど
)
骨
(
ほね
)
が
折
(
を
)
れるぞよ。
084
われの
心
(
こころ
)
が
曇
(
くも
)
りて
居
(
を
)
ると、
085
曇
(
くも
)
りて
居
(
を
)
る
霊魂
(
みたま
)
がわからんぞよ。
086
余程
(
よほど
)
見
(
み
)
わけんと、
087
善
(
よ
)
い
方
(
ほう
)
へは
挙
(
あ
)
げられんぞよ。
088
わかりて
来
(
く
)
る
程
(
ほど
)
、
089
われも
私
(
わし
)
もと
申
(
もう
)
してでて
来
(
く
)
るぞよ。
090
暑
(
あつ
)
さ
凌
(
しの
)
いで
秋
(
あき
)
吹
(
ふ
)
く
風
(
かぜ
)
を
待
(
ま
)
てど、
091
一旦
(
いったん
)
世界
(
せかい
)
は
寂
(
さび
)
しくなるぞよといふことが、
092
筆先
(
ふでさき
)
で
知
(
し
)
らしてあるぞよ。
093
余
(
あ
)
まり
富貴
(
よかり
)
た、
094
仕放題
(
しほうだい
)
に
致
(
いた
)
して
来
(
き
)
た
御魂
(
みたま
)
の
肉体
(
にくたい
)
は、
095
心
(
こころ
)
が
何
(
なん
)
となう
寂
(
さび
)
しうなるから、
096
斯
(
こ
)
うなりた
折
(
おり
)
に、
097
これ
迄
(
まで
)
の
心
(
こころ
)
を
持
(
も
)
ちかへて
居
(
を
)
らんと、
098
難渋
(
なんじゅう
)
なことが
世界
(
せかい
)
からでてくるぞよ。
099
斯
(
こ
)
うなりてくるまでに、
100
身魂
(
みたま
)
に
今迄
(
いままで
)
の
心
(
こころ
)
を
持
(
も
)
ちかへて
居
(
を
)
るやうに、
101
続
(
つづ
)
いて
日々
(
にちにち
)
知
(
し
)
らしてありたが
善
(
よ
)
いことも
悪
(
わる
)
きことも
一度
(
いちど
)
に
出
(
で
)
て
来
(
く
)
るといふことが、
102
毎度
(
まいど
)
変性男子
(
へんじょうなんし
)
の
御魂
(
みたま
)
の
出口直
(
でぐちなお
)
の
手
(
て
)
で
今
(
いま
)
に
知
(
し
)
らしてあるのに、
103
誤解
(
とりちがい
)
を
致
(
いた
)
したり、
104
何
(
なに
)
もわからずに
能
(
よ
)
いことばかりに
眼
(
め
)
を
付
(
つ
)
けて
居
(
を
)
ると、
105
大間違
(
おほまちが
)
いができるから、
106
間違
(
まちがい
)
の
無
(
な
)
いやうに、
107
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
は、
108
世界
(
せかい
)
の
元
(
もと
)
となる
尊
(
とうと
)
い
所
(
ところ
)
であるから、
109
初発
(
しょぱつ
)
には
皆
(
みな
)
に
行
(
ぎやう
)
がさしてあるなれど、
110
真正
(
まこと
)
の
行
(
ぎょう
)
をさしたら
皆
(
みな
)
逃
(
に
)
げて
去
(
い
)
ぬから、
111
たらして
茲
(
ここ
)
までは
来
(
き
)
たなれど、
112
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
は、
113
世界
(
せかい
)
の
元
(
もと
)
となるのであるから、
114
何事
(
なにごと
)
も
大難事
(
たいもう
)
であるぞよ。
115
大望
(
たいもう
)
大望
(
たいもう
)
と
申
(
もう
)
すのを、
116
取
(
と
)
り
違
(
ちがい
)
をして
居
(
を
)
る
人
(
ひと
)
がまだ
多数
(
たっぴつ
)
あるぞよ。
117
出口直
(
でぐちなお
)
に
口
(
くち
)
で
言
(
い
)
はした
事
(
こと
)
も、
118
手
(
て
)
で
書
(
か
)
かした
事
(
こと
)
も、
119
毛筋
(
けすじ
)
も
違
(
ちが
)
ひの
無
(
な
)
いことであるぞよ。
120
些
(
ち
)
ッとも
違
(
ちが
)
ひられん
事
(
こと
)
であるから、
121
余
(
あま
)
り
早
(
ほよ
)
うは
言
(
い
)
はれん
事
(
こと
)
であるぞよ。
122
早
(
はよ
)
う
申
(
もう
)
すと
神界
(
しんかい
)
の
都合
(
つごう
)
で、
123
些
(
ち
)
ッと
延
(
の
)
びる
事
(
こと
)
があると、
124
筆先
(
ふでさき
)
が
嘘
(
うそ
)
でありたと
申
(
もう
)
して、
125
御蔭
(
おかげ
)
を
堕
(
おと
)
す
者
(
もの
)
が
出来
(
きで
)
るし、
126
真正
(
まこと
)
の
事
(
こと
)
は
猥
(
みだ
)
りに
人
(
ひと
)
には
言
(
い
)
はぬし、
127
言
(
い
)
はんでお
蔭
(
かげ
)
を
墜
(
お
)
とすし、
128
出口
(
でぐち
)
を
雁尻巻
(
がんじりまき
)
に
致
(
いた
)
して
置
(
お
)
いて、
129
門
(
かど
)
へも
出
(
だ
)
さずに、
130
茲
(
ここ
)
まで
漸
(
よ
)
う
漸
(
よ
)
う
出来
(
しゅったい
)
をさしたぞよ。
131
中々
(
なかなか
)
辛
(
つら
)
い
取次
(
とりつぎ
)
であるぞよ。
132
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
は、
133
遠国
(
えんごく
)
から
開
(
あ
)
けてくるぞよと
申
(
もう
)
してあらうがナ。
134
何
(
なに
)
も
違
(
ちが
)
はん、
135
遠国
(
えんごく
)
から
早
(
はや
)
く
解
(
わか
)
る
人
(
ひと
)
が
出
(
で
)
て
来
(
く
)
るから、
136
近傍
(
ひぢね
)
の
人
(
ひと
)
が
恥
(
はず
)
かしき
事
(
こと
)
が
出来
(
でき
)
ると
申
(
もう
)
して、
137
筆先
(
ふでさき
)
に
書
(
か
)
いて
知
(
し
)
らしてあらうがな。
138
此
(
この
)
綾部
(
あやべ
)
の
郡長
(
ぐんちょう
)
、
139
警察
(
けいさつ
)
、
140
役場
(
やくば
)
が、
141
世界
(
せかい
)
へ
恥
(
はず
)
かしき
事
(
こと
)
が
出来
(
でき
)
ると
申
(
もう
)
して
知
(
し
)
らしてあるぞよ。
142
余
(
あま
)
り
判
(
わか
)
らんと
恥
(
はず
)
かしくなりて、
143
逃
(
に
)
げて
去
(
いな
)
なならん
様
(
やう
)
になりて
来
(
く
)
るぞよ。
144
何彼
(
なにか
)
の
時節
(
じせつ
)
が
遅
(
おそ
)
くなりて
居
(
を
)
るから、
145
立替
(
たてかへ
)
と、
146
先
(
さ
)
きの
立直
(
たてなほ
)
しの
御用
(
ごよう
)
が
同時
(
いっしょ
)
になりて、
147
良
(
よ
)
き
事
(
こと
)
と
悪
(
わ
)
るき
事
(
こと
)
とが、
148
今
(
いま
)
に
出
(
で
)
て
来
(
く
)
るぞよ。
149
遠国
(
えんごく
)
から
出
(
で
)
て
来
(
く
)
る
鼻高者
(
はなだかさん
)
に、
150
割
(
わ
)
りと
早
(
はや
)
く
改心
(
かいしん
)
が
出来
(
でき
)
て
立直
(
たてなほ
)
しの
御用
(
ごよう
)
が
予想
(
おもわく
)
とは
早
(
はや
)
くなりて、
151
外国
(
がいこく
)
の
方
(
ほう
)
が
改心
(
かいしん
)
が
早
(
はよ
)
うならうも、
152
知
(
し
)
れぬといふことも
知
(
し
)
らしてあるぞよ。
153
立替
(
たてかへ
)
が
大層
(
たいそう
)
延
(
の
)
びて
居
(
を
)
るから、
154
初
(
はじ
)
めから
物事
(
ものごと
)
は
迅
(
はや
)
いといふ
事
(
こと
)
も
知
(
し
)
らしてあるぞよ。
155
近傍
(
ちかく
)
程
(
ほど
)
天理
(
もの
)
が
判
(
わか
)
りて
居
(
を
)
らぬぞよ。
156
遠国
(
えんごく
)
の
人
(
ひと
)
が
一度
(
いちど
)
参
(
まい
)
りて
来
(
き
)
ても、
157
良
(
よ
)
いお
蔭
(
かげ
)
を
取
(
と
)
りて
去
(
い
)
ぬ
人
(
ひと
)
が、
158
向後
(
このさき
)
は
段々
(
だんだん
)
出来
(
でき
)
るぞよ。
159
燈台下
(
とうだいした
)
は
真
(
ま
)
ッ
暗
(
くら
)
がりであるが、
160
神
(
かみ
)
は
困
(
こま
)
るのではない、
161
其
(
その
)
人
(
ひと
)
が
可哀想
(
かわいそう
)
なからと
申
(
もう
)
して、
162
耳
(
みみ
)
にタコの
出来
(
でき
)
る
程
(
ほど
)
知
(
し
)
らしてあるぞよ。
163
斯教
(
このみち
)
は
人
(
ひと
)
を
引
(
ひ
)
ッ
張
(
ぱ
)
りに
行
(
い
)
く
道
(
みち
)
で
無
(
な
)
いなれど、
164
余
(
あま
)
り
今
(
いま
)
の
人民
(
じんみん
)
が
判
(
わか
)
らんので、
165
神
(
かみ
)
が
見
(
み
)
て
居
(
を
)
れんから、
166
取次
(
とりつぎ
)
をこしらへて
引
(
ひ
)
ッ
張
(
ぱ
)
りに
遣
(
や
)
りたなれど、
167
余
(
あま
)
り
出口
(
でぐち
)
を
世
(
よ
)
に
落
(
お
)
としてありて、
168
見当
(
けんとう
)
の
取
(
と
)
れん
御用
(
ごよう
)
がさしてあるから、
169
疑
(
うたが
)
ふのは
尤
(
もっと
)
もであるぞよ。
170
今度
(
こんど
)
の
御用
(
ごよう
)
は、
171
人民
(
じんみん
)
が
何程
(
なにほど
)
寄
(
よ
)
りて
来
(
き
)
たとても、
172
因縁
(
いんねん
)
のある
身魂
(
みたま
)
でないと、
173
大本
(
おほもと
)
の
神秘
(
しょうまつ
)
の
御用
(
ごよう
)
は
出来
(
でき
)
んぞよ。
174
人民力
(
じんみんりき
)
でも、
175
智慧
(
ちえ
)
でも、
176
学
(
がく
)
でも
出来
(
でき
)
ん
大望
(
たいもう
)
な
事
(
こと
)
があるのじゃぞよ。
177
又
(
また
)
人民
(
じんみん
)
で
出来
(
でき
)
ん
御用
(
ごよう
)
は、
178
太初
(
もと
)
の
荒神
(
あらがみ
)
が、
179
実行
(
せうまつ
)
を
致
(
いた
)
すから、
180
この
世
(
よ
)
の
鼻高
(
はなだか
)
が、
181
往生
(
おうじょう
)
致
(
いた
)
して、
182
此世
(
このよ
)
にはゑらい
神
(
かみ
)
があるといふ
事
(
こと
)
を
悟
(
さと
)
るぞよ。
183
又
(
また
)
真正
(
まこと
)
の
鼻高
(
はなだか
)
が
一度
(
いちど
)
にわかりて
来
(
き
)
て、
184
ゑらい
御手伝
(
おてつだい
)
をなさるぞよ。
185
この
世
(
よ
)
が
来
(
く
)
るから、
186
変性男子
(
へんじょうなんし
)
と
変性女子
(
へんじょうにょし
)
の
身魂
(
みたま
)
が
造
(
こしら
)
へて
在
(
あ
)
りての、
187
今度
(
こんど
)
の
二度目
(
にどめ
)
の
立替
(
たてかへ
)
であるから、
188
男子
(
なんし
)
は
筆先
(
ふでさき
)
で
世界
(
せかい
)
の
根本
(
こんぽん
)
の
事
(
こと
)
から、
189
万古末代
(
まんごまつだい
)
残
(
のこ
)
る
世
(
よ
)
の
政策
(
もちかた
)
を
書
(
か
)
かしてあるなり、
190
女子
(
にょし
)
は
世
(
よ
)
に
出
(
で
)
て
居
(
を
)
れる
方
(
ほう
)
の
事
(
こと
)
を、
191
この
世
(
よ
)
は
斯
(
こ
)
ういふ
事
(
こと
)
に
成
(
な
)
りて
居
(
を
)
るといふ
事
(
こと
)
がさしてありて、
192
初発
(
しょぱつ
)
はまるで
敵
(
てき
)
のやうでありたなれど。
193
厭
(
いや
)
ナ
事
(
こと
)
は
皆
(
みな
)
縁類
(
ひっぽう
)
にさして
見
(
み
)
せてあるぞよ。
194
変性男子
(
へんじょうなんし
)
の
規則
(
きそく
)
破
(
やぶ
)
りの
懲戒
(
とがしめ
)
を、
195
天
(
てん
)
から
御赦
(
おゆる
)
しを
戴
(
いただ
)
きた
御蔭
(
おかげ
)
で、
196
二
(
ふた
)
ツに
分
(
わか
)
れて
居
(
を
)
りた
霊魂
(
みたま
)
が
一
(
ひと
)
ツになりて、
197
天晴
(
あっぱれ
)
と
表
(
おもて
)
に
現
(
あらは
)
れて、
198
三千世界
(
さんぜんせかい
)
の
守護
(
しゅご
)
に
懸
(
かか
)
ると、
199
世界
(
せかい
)
は
大分
(
だいぶ
)
騒
(
さわ
)
がしうなるなれど、
200
速
(
はや
)
く
立替
(
たてかへ
)
を
致
(
いた
)
さんと、
201
向後
(
さき
)
の
立直
(
たてなほ
)
しが
遅
(
おそ
)
くなると、
202
世界中
(
せかいじゅう
)
が
困
(
こま
)
る
事
(
こと
)
が
出
(
で
)
て
来
(
く
)
ると、
203
何
(
なに
)
も
知
(
し
)
らぬ
人民
(
じんみん
)
が
可哀想
(
かわいそう
)
ナから、
204
立替
(
たてかへ
)
と
立直
(
たえなおし
)
とが、
205
一所
(
いっしょ
)
になる
事
(
こと
)
も、
206
筆先
(
ふでさき
)
に
今
(
いま
)
まで
何遍
(
なんべん
)
も
知
(
し
)
らしてあるぞよ。
207
変性女子
(
へんじょうにょし
)
のつとめも
変
(
かは
)
りて、
208
坤
(
ひつじさる
)
の
金神
(
こんじん
)
に
納
(
おさ
)
まりて、
209
皆
(
みな
)
和合
(
わごう
)
が
出来
(
でき
)
て
結構
(
けっこう
)
であるぞよ。
210
何
(
なに
)
も
仕組
(
しぐみ
)
通
(
どほ
)
りになりて
来
(
く
)
るぞよ。
211
悪
(
あく
)
の
守護神
(
しゅごじん
)
に
使
(
つか
)
はれて、
212
改心
(
かいしん
)
の
出来
(
でき
)
ぬ
肉体
(
にくたい
)
が、
213
此先
(
このさき
)
は
可哀想
(
かわいそう
)
なれど、
214
茲
(
ここ
)
まで
知
(
し
)
らして
気
(
き
)
がつけてあるのに、
215
今
(
いま
)
に
解
(
わか
)
らん
守護神
(
しゅごじん
)
に、
216
使
(
つか
)
はれて
居
(
を
)
るやうな
肉体
(
にくたい
)
に、
217
言
(
い
)
ひ
聴
(
きか
)
して
居
(
を
)
る
暇
(
ひま
)
がないぞよ。
218
今度
(
こんど
)
の
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
と
申
(
もう
)
すのは、
219
さッぱり
世
(
よ
)
の
洗
(
あら
)
ひ
替
(
かへ
)
であるから、
220
何
(
なに
)
につけても
大望
(
たいもう
)
であるぞよ。
221
今度
(
こんど
)
の
大望
(
たいもう
)
は、
222
天
(
てん
)
ばかりでも
出来
(
でき
)
ず、
223
地
(
ち
)
だけでも
出来
(
でき
)
ん
事
(
こと
)
であるから、
224
三体
(
さんたい
)
の
大神
(
おほかみ
)
が
地上
(
した
)
へ
降
(
お
)
りて
手伝
(
てつど
)
ふてやらんと、
225
地
(
ち
)
丈
(
だけ
)
では
出来
(
でき
)
んぞよ。
226
国常立尊
(
くにとこたちのみこと
)
の
仕組
(
しぐみ
)
通
(
どほ
)
りに
致
(
いた
)
さねば、
227
外
(
ほか
)
の
守護神
(
しゅごじん
)
が
混
(
ま
)
ぜ
返
(
かへ
)
すと、
228
総
(
すべ
)
ての
事
(
こと
)
が
遅
(
おそ
)
くなりて、
229
世界中
(
せかいじゅう
)
が
困
(
こま
)
るから、
230
向後
(
このさき
)
は
神
(
かみ
)
の
不可
(
ならん
)
といふことを
致
(
いた
)
したら、
231
その
場
(
ば
)
で
懲罰
(
みせしめ
)
を
致
(
いた
)
すぞよ。
232
これからは、
233
此中
(
このなか
)
は
一日
(
いちにち
)
増
(
ま
)
しに
変
(
かは
)
るぞよ。
234
実地
(
じっち
)
を
申
(
もう
)
しても、
235
真実
(
まこと
)
には
致
(
いた
)
さんから、
236
何事
(
なにごと
)
も
遅
(
おそ
)
くなるのじゃぞよ。
237
一度
(
いちど
)
できけば
[
※
「一度で、きけば」ということ。
]
、
238
物
(
もの
)
が
迅
(
はよ
)
うなるなれど、
239
人民
(
じんみん
)
は、
240
自己
(
われ
)
が
身
(
み
)
をせめるのであるぞよ。
241
是
(
これ
)
から
未
(
ま
)
だ
疑
(
うたご
)
ふて、
242
我
(
が
)
を
出
(
だ
)
して、
243
われの
思
(
おも
)
ふやうにする
守護神
(
しゅごじん
)
に、
244
使
(
つか
)
はれて
居
(
を
)
る
肉体
(
にくたい
)
でありたら、
245
じりじり
舞
(
ま
)
ひを
致
(
いた
)
すぞよ。
246
素直
(
すなほ
)
に
致
(
いた
)
す
守護神
(
しゅごじん
)
であるならば、
247
すぐから
楽
(
らく
)
に
生計
(
くれ
)
るなり、
248
ならんといふ
事
(
こと
)
を、
249
聴
(
き
)
かずと
致
(
いた
)
したら、
250
苦
(
くる
)
しみが
出来
(
でき
)
るぞよ。
251
苦
(
くる
)
しみ
度
(
た
)
くば、
252
筆先
(
ふで
)
を
背
(
そむ
)
いて、
253
何
(
なん
)
なりと
致
(
いた
)
して
見
(
み
)
よれ。
254
心
(
こころ
)
の
中
(
なか
)
でジリジリ
舞
(
ま
)
ひを
致
(
いた
)
すぞよ。
255
従来
(
これまで
)
とは、
256
物事
(
ものごと
)
がさッぱり
変
(
かは
)
るから、
257
申
(
もう
)
すやうに
致
(
いた
)
さな、
258
その
人
(
にん
)
に
苦
(
くる
)
しみが
出来
(
でき
)
るだけであるぞよ。
259
これ
迄
(
まで
)
の
世
(
よ
)
は、
260
眷属
(
けんぞく
)
が
覇張
(
はば
)
りて、
261
大将
(
たいしょう
)
無
(
な
)
しの
世
(
よ
)
になりて
居
(
い
)
たから、
262
さッぱり
世
(
よ
)
が
上下
(
うえした
)
へ
顛
(
かえ
)
りて、
263
人民
(
じんみん
)
の
致
(
いた
)
すことが
皆
(
みな
)
倒
(
さか
)
さま
斗
(
ばか
)
りで、
264
神
(
かみ
)
の
尊慮
(
きかい
)
に
協
(
かな
)
はぬ
事
(
こと
)
ばかり
外
(
ほか
)
、
265
出来
(
でき
)
て
居
(
を
)
らんぞよ。
266
是迄
(
これまで
)
に
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
はありたなれど、
267
真正
(
まこと
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
は
一度
(
いちど
)
も
出来
(
でき
)
ては
居
(
を
)
らんぞよ。
268
世
(
よ
)
を
何遍
(
なんべん
)
立替
(
たてかへ
)
致
(
いた
)
しても、
269
肝腎
(
かんじん
)
の
大立
(
おほたて
)
直
(
なお
)
しを
致
(
いた
)
さずに、
270
立替
(
たてかへ
)
してあるから
些
(
ち
)
ッと
行
(
い
)
きよると、
271
又
(
また
)
世
(
よ
)
が
後
(
あと
)
へ
戻
(
もど
)
りたなれど、
272
今度
(
こんど
)
の
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
は、
273
末代
(
まつだい
)
に
一度
(
いちど
)
ほか
無
(
な
)
い
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
であるから。
274
下拵
(
したごしら
)
へに
隙
(
ひま
)
が
要
(
い
)
りたのである。
275
当座
(
とうざ
)
や
金
(
かね
)
の
立替
(
たてかへ
)
では、
276
早刻
(
すぐ
)
に
後
(
あと
)
へ
戻
(
もど
)
るぞよ。
277
今度
(
こんど
)
の
立替
(
たてかへ
)
を
致
(
いた
)
したら、
278
巌
(
いわ
)
な
松
(
まつ
)
の
世
(
よ
)
になるから、
279
今度
(
こんど
)
の
事
(
こと
)
は
何
(
なん
)
につけても
大望
(
たいもう
)
であるぞよ。
280
立替
(
たてかへ
)
は
埒
(
らち
)
能
(
よ
)
う
致
(
いた
)
した
所
(
ところ
)
で、
281
後
(
あと
)
の
立直
(
たてなほ
)
しが
中々
(
なかなか
)
大望
(
たいもう
)
であるぞよ。
282
立直
(
たてなほ
)
しの
守護
(
しゅご
)
致
(
いた
)
す
守護神
(
しゅごじん
)
は、
283
昔
(
むかし
)
の
元
(
もと
)
の
大和
(
やまと
)
魂
(
だましい
)
の、
284
些
(
ち
)
ッとも
混
(
ま
)
ぜりの
無
(
な
)
い
御魂
(
みたま
)
でないと、
285
向後
(
このさき
)
はズンダラな
守護神
(
しゅごじん
)
は、
286
一
(
ひ
)
と
方
(
かた
)
も
使
(
つか
)
はんから、
287
世
(
よ
)
に
落
(
お
)
ちて
居
(
を
)
りた
荒神
(
あらがみ
)
の
守護神
(
しゅごじん
)
を、
288
大望
(
たいもう
)
な
御用
(
ごよう
)
に
使
(
つか
)
ふぞよ。
289
中々
(
なかなか
)
御苦労
(
ごくろう
)
な
御用
(
ごよう
)
であるから、
290
世
(
よ
)
に
落
(
お
)
ちて
居
(
を
)
れる
守護神
(
しゅごじん
)
でない
事
(
こと
)
には、
291
世
(
よ
)
に
出
(
で
)
て
居
(
を
)
れる
守護神
(
しゅごじん
)
では、
292
出来
(
でき
)
ん
事
(
こと
)
をして
貰
(
もら
)
はな
成
(
な
)
らんから、
293
六
(
むつ
)
ケ
敷
(
しい
)
と
申
(
もう
)
すのであるぞよ。
294
世
(
よ
)
に
出
(
で
)
て
居
(
を
)
れる
身魂
(
みたま
)
は、
295
行
(
ぎゃう
)
といふ
事
(
こと
)
がして
無
(
な
)
いから、
296
真正
(
まこと
)
の
神
(
かみ
)
の
御用
(
ごよう
)
は
出来
(
でき
)
ぬから、
297
それで
上下
(
うえした
)
へ
御用
(
ごよう
)
をかへてあるぞよ。
298
世
(
よ
)
が
悪
(
わ
)
る
開
(
びら
)
けに
開
(
ひら
)
けて、
299
元
(
もと
)
の
先祖
(
せんぞ
)
の
大慈悲
(
おもひ
)
といふ
事
(
こと
)
が、
300
末流
(
えだ
)
の
神
(
かみ
)
に
無
(
な
)
いゆゑに、
301
信実
(
まこと
)
が
些
(
ち
)
ッとも
無
(
な
)
いから、
302
世
(
よ
)
が
悪
(
わ
)
るくなるばかりで、
303
今
(
いま
)
の
難渋
(
なんじゅう
)
であるぞよ。
304
他
(
ひと
)
の
苦労
(
くろう
)
の
結果
(
とく
)
で
世
(
よ
)
を
持
(
も
)
ちて
見
(
み
)
ても、
305
心
(
こころ
)
に
誠
(
まこと
)
の
無
(
な
)
い
守護神
(
しゅごじん
)
ばかりでは、
306
世
(
よ
)
が
持
(
も
)
てさうな
事
(
こと
)
は
無
(
な
)
いぞよ。
307
此方
(
このほう
)
が
世
(
よ
)
に
落
(
おと
)
されて、
308
此
(
この
)
世
(
よ
)
に
無
(
な
)
い
神
(
かみ
)
に
強
(
し
)
いられて
居
(
を
)
りても、
309
世界
(
このよ
)
の
根本
(
こんぽん
)
から、
310
この
世
(
よ
)
を
蔭
(
かげ
)
から
構
(
かも
)
ふて
居
(
を
)
りて、
311
仕組
(
しぐみ
)
がしてあるので、
312
仕組
(
しぐみ
)
通
(
どお
)
りに
何彼
(
なにか
)
の
事
(
こと
)
が、
313
世界
(
せかい
)
から
出
(
で
)
て
来
(
く
)
るばかりになりて
居
(
を
)
りても、
314
守護神
(
しゅごじん
)
に、
315
今
(
いま
)
に
判
(
わか
)
らんやうな
事
(
こと
)
では、
316
真正
(
まこと
)
の
神
(
かみ
)
とは
申
(
もう
)
されんぞよ。
317
前後
(
あとさき
)
の
事
(
こと
)
が
見
(
み
)
え
透
(
す
)
いて、
318
暑
(
あつ
)
さ
寒
(
さむ
)
さは
構
(
かまい
)
もいたさずに、
319
夜分
(
やぶん
)
に
足
(
あし
)
を
伸
(
のば
)
して
寝
(
ね
)
るといふ
事
(
こと
)
も
致
(
いた
)
さずに、
320
世界
(
せかい
)
を
潰
(
つぶ
)
してはならんから、
321
昔
(
むかし
)
からまだ
楽
(
らく
)
といふ
事
(
こと
)
はなしに、
322
引
(
ひき
)
続
(
つづ
)
いて
世界
(
せかい
)
の
守護
(
しゅご
)
して
居
(
を
)
るぞよ。
323
ズンダラな
守護神
(
しゅごじん
)
は、
324
利己主義
(
われよし
)
で、
325
他
(
ひと
)
は
何
(
ど
)
うでも、
326
自己
(
われ
)
さへ
善
(
よ
)
けら
善
(
よ
)
いで、
327
糊口
(
くちすぎ
)
に
致
(
いた
)
して
来
(
き
)
た
守護神
(
しゅごじん
)
は、
328
後向
(
このさき
)
が
大変
(
たいへん
)
に
辛
(
つろ
)
うなりて
来
(
く
)
るなり、
329
辛
(
つら
)
かりた
守護神
(
しゅごじん
)
は、
330
神
(
かみ
)
のお
蔭
(
かげ
)
が
現
(
あら
)
はれるぞよ。
331
これからは
天
(
てん
)
と
地
(
ち
)
との
先祖
(
せんぞ
)
が、
332
何
(
なに
)
にも
指図
(
さしず
)
を
致
(
いた
)
すから、
333
今迄
(
いままで
)
の
世
(
よ
)
の
持方
(
もちかた
)
とは、
334
天地
(
てんち
)
の
変動
(
かはり
)
になるぞよ。
335
斯
(
こ
)
ういふ
醜
(
みぐる
)
しき
世
(
よ
)
になりたのは、
336
従来
(
これまで
)
の
世
(
よ
)
は、
337
上
(
かみ
)
ばかりで、
338
下
(
しも
)
の
無
(
な
)
い
世
(
よ
)
になりて
居
(
を
)
りた
故
(
ゆえ
)
に、
339
下
(
しも
)
の
政治
(
せいじ
)
が
出来
(
でき
)
て
居
(
を
)
らんから、
340
地
(
ち
)
の
世界
(
せかい
)
に
大将
(
たいしょう
)
が
無
(
な
)
かりたから、
341
地
(
ち
)
の
世界
(
せかい
)
を
働
(
はたら
)
く
守護神
(
しゅごじん
)
が、
342
怖
(
こわ
)
いもの
無
(
な
)
しになりて、
343
利己主義
(
われよし
)
の
強
(
つよ
)
い
者
(
もの
)
勝
(
が
)
ちとなりて
居
(
を
)
るから、
344
何
(
なに
)
も
判
(
わか
)
らん
畜生界
(
ちくしょうかい
)
であるぞよ。
345
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
は
佛
(
ぶつ
)
や
学
(
がく
)
では
不可
(
いか
)
ン
国
(
くに
)
であるのに、
346
佛
(
ぶつ
)
と
学
(
がく
)
で
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
の
人民
(
じんみん
)
の
精神
(
せいしん
)
を、
347
さッぱり
盲目
(
めくら
)
聾者
(
つんぼ
)
に
致
(
いた
)
して
仕舞
(
しも
)
ふて、
348
今
(
いま
)
では
全然
(
まるきり
)
四足
(
よつあし
)
の
守護
(
しゅご
)
となりて、
349
神
(
かみ
)
はこの
世
(
よ
)
にあるものかと
申
(
もう
)
して、
350
学
(
がく
)
さへありたら、
351
此世
(
このよ
)
は
何
(
ど
)
ンな
出世
(
しゅっせ
)
もできると
申
(
もう
)
して、
352
結構
(
けっこう
)
な
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
を、
353
斯
(
こ
)
のやうな
醜
(
みぐる
)
しき
国
(
くに
)
にして
仕舞
(
しも
)
ふて、
354
実地
(
じっち
)
の
神
(
かみ
)
の
眼
(
め
)
からは、
355
眼
(
め
)
を
開
(
あ
)
けて
見
(
み
)
られんやうになりてきたぞよ。
356
今
(
いま
)
の
日本
(
にほん
)
は
小
(
ちい
)
さい
国
(
くに
)
ではあれど、
357
世界
(
せかい
)
の
結構
(
けっこう
)
な
国
(
くに
)
であるから、
358
外国
(
がいこく
)
へ
与
(
や
)
ることはできん
神
(
かみ
)
の
国
(
くに
)
であるのに、
359
肝腎
(
かんじん
)
の
大和
(
やまと
)
魂
(
だましい
)
は、
360
外国
(
がいこく
)
魂
(
だましい
)
になりて
了
(
しも
)
ふたのが、
361
九分
(
くぶ
)
あるぞよ。
362
竜宮
(
りゅうぐう
)
の
乙姫殿
(
おとひめどの
)
の
御宝
(
おたから
)
は、
363
末代
(
まつだい
)
世
(
よ
)
の
元
(
もと
)
の
本
(
もと
)
の
宮
(
みや
)
へ
納
(
おさ
)
まる
世
(
よ
)
が
循
(
めぐ
)
りて
来
(
き
)
たぞよ。
364
斯
(
こ
)
うなるにつけては、
365
上
(
うへ
)
は
上
(
うへ
)
の
行
(
ぎゃう
)
、
366
下
(
した
)
は
下
(
した
)
相応
(
そうおう
)
の
行
(
おこな
)
ひを
致
(
いた
)
して
区別
(
くべつ
)
を
立
(
た
)
て、
367
何
(
なに
)
かの
規則
(
きそく
)
を
決
(
き
)
めるぞよ。
368
規則
(
きそく
)
通
(
どお
)
りにいたさねば、
369
向後
(
これから
)
の
世
(
よ
)
は
厳
(
きび
)
しくなるぞよ。
370
これまでとは
天地
(
てんち
)
の
違
(
ちが
)
ひに
変
(
かは
)
るぞよ、
371
真正
(
まこと
)
の
身魂
(
みたま
)
が
揃
(
そろ
)
ふたなれば、
372
如何
(
どない
)
にいたしてもビクともいたさねど、
373
神界
(
かみ
)
では
直
(
ぢき
)
のつぎつぎ、
374
一
(
いち
)
の
番頭
(
ばんどう
)
、
375
二
(
に
)
の
番頭
(
ばんとう
)
から
改心
(
かいしん
)
させるぞよ。
376
大本
(
ここ
)
では、
377
一
(
いち
)
の
番頭
(
ばんとう
)
二
(
に
)
の
番頭
(
ばんとう
)
は
役員
(
やくいん
)
であるぞよ。
378
何程
(
なにほど
)
元
(
もと
)
が
艱難
(
かんなん
)
をいたして、
379
天地
(
てんち
)
の
御先祖
(
ごせんぞ
)
を
世
(
よ
)
にださうと
思
(
おも
)
ふても、
380
皆
(
みな
)
の
心
(
こころ
)
が
揃
(
そろ
)
はぬと、
381
中々
(
なかなか
)
大望
(
たいもう
)
な
御用
(
ごよう
)
であるから、
382
自己
(
われ
)
が
早
(
はや
)
く
出世
(
しゅっせ
)
したいやうな
事
(
こと
)
では、
383
事物
(
ものごと
)
が
成就
(
じょうじゅ
)
致
(
いた
)
さんぞよ。
384
大望
(
たいもう
)
であるから、
385
誰
(
だれ
)
にも
解
(
わか
)
らん
仕組
(
しぐみ
)
が
致
(
いた
)
してあるから、
386
仕上
(
しあが
)
らんと
実地
(
まこと
)
の
事
(
こと
)
が
判
(
わか
)
らんぞよ。
387
役員
(
やくいん
)
は
従来
(
これまで
)
のやうな
卑劣
(
いやし
)
い
心
(
こころ
)
を
棄
(
す
)
てて
了
(
しも
)
ふて、
388
生新
(
さらつ
)
の
心
(
こころ
)
を
持直
(
もちなお
)
して、
389
何
(
なに
)
も
神
(
かみ
)
に
任
(
まか
)
して
居
(
を
)
りたなれば、
390
事物
(
ものごと
)
が
迅
(
はや
)
くなりて、
391
善
(
よ
)
くなるなれど、
392
自己
(
われ
)
の
利巧
(
りこう
)
で
致
(
いた
)
そうと
思
(
おも
)
ふて
致
(
いた
)
したら、
393
初発
(
しょぱつ
)
は
善
(
よ
)
いやうでも、
394
仕組
(
しぐみ
)
が
違
(
ちが
)
ふから、
395
又
(
また
)
物
(
もの
)
が
延
(
の
)
びるから、
396
さうなると
又
(
また
)
嘘
(
うそ
)
であると
申
(
もう
)
して、
397
神
(
かみ
)
の
名
(
な
)
を
悪
(
わる
)
うするばかりであるぞよ。
398
心
(
こころ
)
に
誠
(
まこと
)
のある
人民
(
じんみん
)
でないと、
399
今度
(
こんど
)
の
仕組
(
しぐみ
)
は
判
(
わか
)
らんぞよ。
400
役員
(
やくいん
)
は
筆先
(
ふでさき
)
を
見詰
(
みつ
)
めて
充分
(
じゅうぶん
)
に
了得
(
のみこみ
)
て
居
(
を
)
りて、
401
何
(
ど
)
ンな
事
(
こと
)
を
問
(
と
)
はれても、
402
弁解
(
べんかい
)
が
出来
(
でき
)
るやうになりて
居
(
を
)
らんと、
403
善
(
よ
)
い
加減
(
かげん
)
なお
噺
(
はなし
)
を
致
(
いた
)
して、
404
人
(
ひと
)
を
寄
(
よ
)
したら
良
(
よ
)
いのではないぞよ。
405
行
(
ぎゃう
)
に
出
(
で
)
る
者
(
もの
)
は
結構
(
けっこう
)
ではあるが、
406
解
(
わか
)
らん
者
(
もの
)
が
元
(
もと
)
の
神
(
かみ
)
のお
話
(
はなし
)
は、
407
一
(
ひ
)
と
通
(
とお
)
りの
行
(
ぎゃう
)
して
居
(
を
)
りては、
408
真正
(
まこと
)
の
事
(
こと
)
が
判
(
わか
)
らんから、
409
誰
(
だれ
)
も
大本
(
おほもと
)
へ
参
(
まい
)
りて、
410
身魂
(
みたま
)
を
磨
(
みが
)
いた
其上
(
そのうへ
)
で、
411
御用
(
ごよう
)
致
(
いた
)
すが
結構
(
けっこう
)
であるぞよ。
412
身魂
(
みたま
)
に
因縁
(
いんねん
)
ありて、
413
何所
(
どこ
)
までも
誠
(
まこと
)
を
貫
(
つらぬ
)
く
心
(
こころ
)
の
固
(
かた
)
まりた、
414
寝
(
ね
)
るのも
忘
(
わ
)
れる
位
(
くらゐ
)
の
熱心
(
ねつしん
)
でないと、
415
根本
(
こんぽん
)
のお
話
(
はなし
)
は
出来
(
でき
)
にくいぞよ。
416
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
の
御用
(
ごよう
)
するのは
初発
(
しょぱつ
)
から
松
(
まつ
)
の
心
(
こころ
)
で、
417
迷
(
まよ
)
ひ
心
(
ごころ
)
の
無
(
な
)
い
身魂
(
みたま
)
でないと、
418
何
(
ど
)
ンな
事
(
こと
)
して
居
(
を
)
りても、
419
お
話
(
はなし
)
さえすれば
良
(
よ
)
いのではないぞよ。
420
一
(
ひ
)
と
通
(
とお
)
りの
改心
(
かいしん
)
では、
421
天地
(
てんち
)
の
教
(
おしえ
)
は、
422
人
(
ひと
)
に
説
(
と
)
く
事
(
こと
)
は
六
(
むつ
)
ケ
敷
(
しい
)
ぞよ。
423
中々
(
なかなか
)
人
(
ひと
)
は
聴
(
き
)
いては
呉
(
く
)
れんぞよ。
424
真実
(
しゃうまつ
)
の
神
(
かみ
)
の
教
(
おしへ
)
致
(
いた
)
さうと
思
(
おも
)
ふたら、
425
これまでの
様
(
やう
)
な
事
(
こと
)
をして
居
(
を
)
りては、
426
真正
(
まこと
)
の
教
(
おしへ
)
は
出来
(
でき
)
んぞよ。
427
昔
(
むかし
)
から
無
(
な
)
い
事
(
こと
)
が
出来
(
でき
)
ると
申
(
もう
)
してあらうがな。
428
斯
(
こ
)
ンな
事
(
こと
)
が
来
(
き
)
て
居
(
を
)
りても、
429
側
(
そば
)
に
居
(
を
)
りて
能
(
よ
)
う
解
(
と
)
けんやうな
役員
(
やくいん
)
ばかりであるから、
430
改心
(
かいしん
)
致
(
いた
)
して、
431
身魂
(
みたま
)
を
磨
(
みが
)
けと
申
(
もう
)
すのであるぞよ。
432
斯
(
こ
)
ンな
結構
(
けっこう
)
な
事
(
こと
)
をして
見
(
み
)
せても、
433
見
(
み
)
えも
聴
(
き
)
こえもせぬ
暗
(
くら
)
がりの
惨
(
むご
)
い
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
であるから、
434
向後
(
このさき
)
は
神力
(
しんりき
)
を
劇
(
はげ
)
しく
現
(
あら
)
はして、
435
改心
(
かいしん
)
さして
見
(
み
)
せるぞよ。
436
筆先
(
ふでさき
)
が
皆
(
みな
)
実現
(
でてき
)
て、
437
天
(
てん
)
の
御三体
(
ごさんたい
)
の
大神
(
おほかみ
)
の
御守護
(
ごしゅご
)
が
在
(
あ
)
り
出
(
だ
)
して、
438
天地
(
てんち
)
が
揃
(
そろ
)
ふたから、
439
世
(
よ
)
に
落
(
お
)
ちて
居
(
を
)
れた
活神
(
いきがみ
)
の
守護
(
しゅご
)
となると、
440
余
(
あま
)
り
神力
(
しんりき
)
が
高
(
たこ
)
うて、
441
今
(
いま
)
の
人民
(
じんみん
)
に
守護
(
しゅご
)
して
居
(
を
)
れる
守護神
(
しゅごじん
)
に、
442
判
(
わか
)
らん
事
(
こと
)
ばかりで、
443
大変
(
たいへん
)
慮
(
おもひ
)
が
違
(
ちご
)
ふて
来
(
き
)
て、
444
其辺
(
そこら
)
あたりが
光
(
ひか
)
り
渡
(
わた
)
りて、
445
盲者
(
めくら
)
が
眼
(
め
)
が
開
(
ひら
)
き、
446
聾者
(
つんぼ
)
が
耳
(
みみ
)
が
聴
(
きこ
)
へるなれど、
447
光
(
ひかり
)
渡
(
わた
)
り、
448
鳴
(
な
)
り
渡
(
わた
)
るばかりで、
449
狼狽
(
うろたへ
)
て、
450
ヂリヂリ
舞
(
まい
)
を
致
(
いた
)
すぞよと
申
(
もう
)
して、
451
筆先
(
ふでさき
)
で
知
(
し
)
らしてあるぞよ。
452
世界
(
せかい
)
の
事
(
こと
)
を
仕組
(
しぐ
)
むには、
453
夜昼
(
よるひる
)
暑
(
あつ
)
い
寒
(
さむ
)
いの
厭
(
いとい
)
のある
様
(
やう
)
な
身魂
(
みたま
)
では、
454
この
世
(
よ
)
は、
455
末代
(
まつだい
)
の
世
(
よ
)
は、
456
もてんぞよ。
457
一
(
ひ
)
と
通
(
とお
)
りの
身魂
(
みたま
)
が
何程
(
なにほど
)
寄
(
よ
)
りてやりても、
458
世
(
よ
)
はもてんぞよ。
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