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インフォメーション
種類:
大本神諭
年月日:
1903(明治36)年9月4日(旧7月13日)
神霊界掲載号:
大正6年8月1日号(第50号) 23頁
神霊界八幡書店復刻版:
第1巻 339頁
七巻本:
第2巻 39頁
五巻本:
未調査
三五神諭:
第22章(霊界物語第60巻「三五神諭」の章)
東洋文庫天の巻:
29頁
東洋文庫火の巻:
なし
連合会水の巻:
なし
大本史料集成:
未調査
庶民生活史料集成:
なし
概要:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
OBC :
os047
001
露国
(
ろこく
)
から
初
(
はじ
)
まりて、
002
大戦争
(
おおいくさ
)
が
在
(
あ
)
ると
申
(
もう
)
して
在
(
あ
)
るが、
003
彼方
(
あちら
)
には
深
(
ふか
)
い
大
(
おほ
)
きな
計画
(
たくみ
)
をいたして
居
(
を
)
るなれど、
004
上
(
うへ
)
からは
一寸
(
ちょっと
)
も
見
(
み
)
えん、
005
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
の
日本
(
にほん
)
には
経綸
(
しぐみ
)
がいたして
在
(
あ
)
るぞよ。
006
日本
(
にほん
)
は
神国
(
しんこく
)
で
結構
(
けっこう
)
な
国
(
くに
)
じゃと
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
は、
007
判
(
わか
)
りて
居
(
を
)
れど、
008
何
(
なに
)
を
申
(
もうし
)
ても
国
(
くに
)
が
小
(
ちい
)
さいので、
009
一呑
(
ひとのみ
)
に
為
(
し
)
ておるから、
010
日本
(
にほん
)
の
人民
(
じんみん
)
の
今
(
いま
)
の
精神
(
せいしん
)
では、
011
戦争
(
たたかい
)
が
初
(
はじま
)
りたら
日本魂
(
やまとだましい
)
が
少
(
ちっ
)
とも
無
(
な
)
いから、
012
狼狽
(
うろたえ
)
て
了
(
しま
)
ふぞよ。
013
是
(
これ
)
から
段々
(
だんだん
)
と
世
(
よ
)
が
迫
(
せま
)
りて
来
(
き
)
て、
014
世界中
(
せかいじゅう
)
の
大戦争
(
おほたかい
)
となりて、
015
トコトンまで
行
(
い
)
くと
向
(
むこ
)
ふの
国
(
くに
)
が
一
(
ひと
)
つになりて、
016
皆
(
みな
)
攻
(
せ
)
めてきた
折
(
おり
)
には、
017
兎
(
と
)
ても
叶
(
かな
)
はんといふ
人民
(
じんみん
)
が、
018
神
(
かみ
)
から
見
(
み
)
ると
九分
(
くぶ
)
まであるが、
019
日本
(
にほん
)
はモウ
叶
(
かな
)
はんと
申
(
もう
)
す
処
(
ところ
)
で、
020
日本魂
(
やまとだましい
)
の
生神
(
いきがみ
)
の
本
(
もと
)
の
性来
(
せうらい
)
を、
021
出
(
だ
)
して
見
(
み
)
せて
遣
(
や
)
ると、
022
日本魂
(
やまとだましい
)
は
胸
(
むね
)
に
詰
(
つま
)
りて
呑
(
の
)
めぬから
外国
(
がいこく
)
の
守護神
(
しゅごじん
)
が、
023
元
(
もと
)
の
霊魂
(
みたま
)
の
力
(
ちから
)
はエライものじゃ、
024
誠
(
まこと
)
ほど
恐
(
こわ
)
いものは
無
(
な
)
いと
申
(
もう
)
して、
025
往生
(
おうじょう
)
する
処
(
ところ
)
まで
日本
(
にほん
)
の
人民
(
じんみん
)
は
堪忍
(
こばら
)
な、
026
今度
(
こんど
)
外国
(
がいこく
)
が
強
(
つよ
)
いと
見
(
み
)
たら、
027
皆
(
みな
)
外国
(
がいこく
)
へ
属
(
つ
)
いて
了
(
しま
)
ふから、
028
ソコで
此
(
こ
)
の
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
に
仕組
(
しぐ
)
みてある
事
(
こと
)
を、
029
日本
(
にほん
)
の
人民
(
じんみん
)
が
能
(
よ
)
く
腹
(
はら
)
へ
入
(
い
)
れて、
030
御用
(
ごよう
)
を
致
(
いた
)
さす
身魂
(
みたま
)
が
二三分
(
にさんぶ
)
出来
(
でき
)
たら、
031
其所
(
そこ
)
で
昔
(
むかし
)
からの
経綸
(
しぐみ
)
の
神
(
かみ
)
が
現
(
あら
)
はれて、
032
七王
(
ななわう
)
も
八王
(
やわう
)
もある
国
(
くに
)
を、
033
誠
(
まこと
)
一
(
ひと
)
つの
日本
(
にほん
)
の
神力
(
しんりき
)
で
往生
(
おうじょう
)
致
(
いた
)
さして、
034
世界中
(
せかいじゅう
)
の
安心
(
あんしん
)
が
出来
(
でき
)
るやうに
致
(
いた
)
して、
035
昔
(
むかし
)
の
元
(
もと
)
の
神代
(
かみよ
)
に
復
(
かえ
)
すぞよ。
036
外国
(
がいこく
)
の
侵略主義
(
やりかた
)
はモウ
世
(
よ
)
が
終結
(
すみた
)
ぞよ。
037
何程
(
なにほど
)
日本
(
にほん
)
の
人民
(
じんみん
)
に
智慧
(
ちえ
)
学力
(
がくりき
)
が
在
(
あ
)
りても、
038
兵隊
(
へいたい
)
が
何程
(
なにほど
)
沢山
(
たくさん
)
ありても、
039
今度
(
こんど
)
は
人民
(
じんみん
)
同士
(
どうし
)
の
戦争
(
たたかい
)
でありたら、
040
到底
(
とうてい
)
叶
(
かな
)
はんなれど、
041
三千年
(
さんぜんねん
)
余
(
あま
)
りての
経綸
(
しぐみ
)
の
時節
(
じせつ
)
が
来
(
き
)
たので
在
(
あ
)
るから、
042
世界中
(
せかいじゅう
)
から
攻
(
せ
)
めて
来
(
き
)
ても、
043
日本
(
にほん
)
には
敵
(
かな
)
はん
仕組
(
しぐみ
)
が
為
(
し
)
てあるなれど、
044
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
竜宮
(
りゅうぐうの
)
乙姫
(
おとひめ
)
どの、
045
霊
(
ひ
)
の
発揮神
(
でのかみ
)
が
表
(
あら
)
はれんと
其処
(
そこ
)
までの
神力
(
しんりき
)
は
見
(
み
)
せんから、
046
此
(
こ
)
の
大本
(
おほもと
)
には
揃
(
そろ
)
ふて
神力
(
しんりき
)
を
積
(
つみ
)
ておかんと、
047
如何為様
(
どうしよう
)
にも
激烈
(
はげし
)
うて、
048
傍
(
そば
)
へは
寄付
(
よりつ
)
かれん
様
(
やう
)
な
事
(
こと
)
が
出来
(
でき
)
てくるから、
049
身魂
(
みたま
)
を
能
(
よ
)
く
磨
(
みが
)
ひておけと
申
(
もう
)
すのであるぞよ。
050
身欲信神
(
みよくしんじん
)
して
居
(
を
)
る
人民
(
じんみん
)
、
051
そこに
成
(
な
)
りてから
助
(
たす
)
けて
呉
(
くれ
)
と
申
(
もうし
)
ても、
052
其様
(
そん
)
な
人民
(
じんみん
)
は
醜
(
みぐる
)
しいから、
053
傍
(
そば
)
へは
寄
(
よ
)
せ
付
(
つけ
)
んぞよ。
054
能
(
よ
)
く
神
(
かみ
)
の
心
(
こころ
)
を
汲
(
くみ
)
取
(
と
)
らんと、
055
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
は、
056
天地
(
てんち
)
の
誠
(
まこと
)
一
(
ひと
)
つの
先祖
(
せんぞ
)
の
神
(
かみ
)
の
経綸
(
しぐみ
)
の、
057
尊
(
とうと
)
い
場所
(
とこ
)
で
在
(
あ
)
るから、
058
迂闊
(
うかつ
)
に
出
(
で
)
て
来
(
き
)
てもチト
異
(
ちが
)
う
所
(
ところ
)
であるから、
059
其場
(
そこ
)
に
成
(
な
)
らんと
眼
(
め
)
が
覚
(
さ
)
めんから、
060
眼醒
(
めさま
)
しの
在
(
あ
)
るまでに、
061
腸
(
はら
)
の
中
(
なか
)
の
埃
(
ごもく
)
を
出
(
だ
)
して
置
(
おか
)
んと、
062
地部下
(
ぢぶした
)
に
成
(
な
)
るから、
063
クドウ
云
(
い
)
ふて
気
(
き
)
を
付
(
つけ
)
てをくぞよ。
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