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明治四十三年旧九月十日
インフォメーション
種類：
大本神諭
年月日：
1910（明治43）年10月12日（旧9月10日）
神霊界掲載号：
大正7年12月1日号（第75号） 5頁
神霊界八幡書店復刻版：
第3巻 359頁
七巻本：
第4巻 191頁
五巻本：
未調査
三五神諭：
なし
東洋文庫天の巻：
なし
東洋文庫火の巻：
271頁
連合会水の巻：
なし
大本史料集成：
未調査
庶民生活史料集成：
100頁
概要：
備考：
直の昇天後に拝読を許された
タグ：
データ凡例：
データ最終更新日：
2017-07-23 20:46:09
OBC ：
os151
001
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
国常立尊
(
くにとこたちのみこと
)
変性男子
(
へんじょうなんし
)
の
身魂
(
みたま
)
が、
002
世界
(
せかい
)
の
艮
(
とどめ
)
を
刺
(
さ
)
さねば、
003
何時迄
(
いつまで
)
も
斯
(
この
)
世
(
よ
)
は
治
(
おさ
)
まらんぞよ。
004
世
(
よ
)
の
建替
(
たてかへ
)
に
永
(
なが
)
く
掛
(
かか
)
りて
居
(
お
)
りたら、
005
世
(
よ
)
が
潰
(
つぶ
)
れて
了
(
しま
)
ふて
立
(
たち
)
ては
行
(
い
)
かんから、
006
何事
(
なにごと
)
も
急速
(
いっさく
)
に
埒
(
らち
)
良
(
よ
)
く
致
(
いた
)
す
経綸
(
しぐみ
)
であるぞよ。
007
今
(
いま
)
の
世
(
よ
)
に
神
(
かみ
)
じゃと
申
(
もう
)
して
居
(
お
)
りても、
008
邪神
(
わるがみ
)
に
化
(
な
)
りて
居
(
お
)
るのが、
009
九
分
(
ぶ
)
あるぞよ。
010
斯
(
こ
)
う
成
(
な
)
るのが
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
の
元
(
もと
)
の
日本魂
(
やまとだましい
)
が
薩張
(
さっぱ
)
り四ツ
足
(
あし
)
の
霊魂
(
みたま
)
に
化
(
な
)
り
切
(
き
)
りて
居
(
お
)
るから、
011
実地
(
じっち
)
の
日本魂
(
やまとだましい
)
の
性来
(
せうらい
)
に
研
(
みが
)
けた
守護神
(
しゅごうじん
)
さえ
在
(
あ
)
りたら、
012
日本
(
にほん
)
も
世界
(
せかい
)
も
斯
(
こ
)
んな
惨
(
むご
)
い
事
(
こと
)
には
成
(
な
)
らねども、
013
今
(
いま
)
の
世
(
よ
)
に
出
(
で
)
て
居
(
お
)
れる
神
(
かみ
)
は、
014
元
(
もと
)
の
神
(
かみ
)
じゃと
申
(
もう
)
して
居
(
お
)
られても、
015
矢張
(
やっぱ
)
り
根本
(
こんぽん
)
の
神胤
(
たね
)
で
無
(
な
)
いから、
016
性霊
(
せうらい
)
が
違
(
ちが
)
ふから、
017
何時
(
いつ
)
に
成
(
な
)
りても
誠
(
まこと
)
と
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
は
有
(
あ
)
りはせんぞよ。
018
日本魂
(
やまとだましい
)
と
申
(
もう
)
すのは
世
(
よ
)
に
落
(
おと
)
されて、
019
永
(
なが
)
い
間
(
あいだ
)
の
神代
(
かみよ
)
一代
(
いちだい
)
苦労
(
くらう
)
艱難
(
かんなん
)
悔
(
くや
)
しい
残念
(
ざんねん
)
を
耐
(
こば
)
りて
来
(
き
)
た
世界
(
せかい
)
を
造
(
つく
)
りた
生神
(
いきがみ
)
でないと、
020
実地
(
じっち
)
の
日本魂
(
やまとだましい
)
の
胤
(
たね
)
とは
申
(
もう
)
されんぞよ。
021
此
(
こ
)
の
誠
(
まこと
)
の
元
(
もと
)
の
直々
(
じきじき
)
の
御魂
(
みたま
)
の
種
(
たね
)
でありたら、
022
タタキ
潰
(
つぶ
)
しても、
023
焼
(
や
)
かれても、
024
喰
(
く
)
はれても、
025
微躯
(
びく
)
とも
致
(
いた
)
さず、
026
一
旦
(
たん
)
世
(
よ
)
が
乱
(
みだ
)
れて
潰
(
つぶ
)
れても、
027
誠
(
まこと
)
の
日本魂
(
やまとだましい
)
は
立直
(
たてなほ
)
して、
028
水晶
(
すいしょう
)
の
神世
(
かみよ
)
に
致
(
いた
)
して、
029
天
(
てん
)
の
御三体
(
おさんたい
)
の
大神様
(
おほかみさま
)
へ
御渡
(
おわた
)
し
申
(
もう
)
して、
030
御見
(
おみ
)
せ
申
(
もう
)
す
神力
(
しんりき
)
が
在
(
あ
)
るのが
誠
(
まこと
)
の
生神
(
いきがみ
)
であるぞよ。
031
二
度目
(
どめ
)
の
天之岩戸
(
あまのゐわと
)
開
(
びら
)
きは、
032
大事業
(
たいもう
)
であれども、
033
誠
(
まこと
)
一つを
立
(
たて
)
貫
(
ぬ
)
いて、
034
新
(
さら
)
つの
世
(
よ
)
に
修理
(
いた
)
して
天
(
てん
)
の
大神様
(
おほかみさま
)
の
御命令
(
ごめいれい
)
が
下
(
くざ
)
りて、
035
地
(
ち
)
の
世界
(
せかい
)
を
構
(
かま
)
ふ
様
(
やう
)
に
成
(
な
)
るのは、
036
国常立尊
(
くにとこたちのみこと
)
の
御用
(
ごよう
)
であるぞよ。
037
国常立尊
(
くにとこたちのみこと
)
と、
038
天
(
てん
)
に
在
(
まし
)
坐
(
ま
)
す
天照皇大神様
(
あまてらすすめおほかみさま
)
の
御妹子
(
おいもとご
)
の
椎日女岐美命
(
わかひめぎみのみこと
)
の
御魂
(
みたま
)
、
039
変性男子
(
へんぜうなんし
)
は
昔
(
むかし
)
から
是程
(
これほど
)
苦労
(
くらう
)
艱難
(
かんなん
)
悔
(
くや
)
しさ
残念
(
ざんねん
)
さを
忍耐
(
こば
)
りて
来
(
き
)
た
身魂
(
みたま
)
は、
040
世界
(
せかい
)
に
外
(
ほか
)
には
無
(
な
)
いので
在
(
あ
)
るぞよ。
041
鉄
(
かね
)
の
草鞋
(
わらじ
)
で
世界中
(
せかいじう
)
を
何遍
(
なんべん
)
尋
(
たづ
)
ねて
見
(
み
)
ても、
042
此
(
こ
)
の
御魂
(
みたま
)
より
少
(
ちっ
)
とも
変
(
かは
)
らん
御魂
(
みたま
)
は
無
(
な
)
いぞよ。
043
斯
(
か
)
ふいふ
身魂
(
みたま
)
であるから、
044
出口
(
でぐち
)
直
(
なを
)
は
何
(
なに
)
に
附
(
つ
)
けても
六ケ敷
(
むつかしい
)
のであるぞよ。
045
変性男子
(
へんぜうなんし
)
の
宿
(
やど
)
りて
居
(
お
)
る
出口
(
でぐち
)
直
(
なを
)
の
身魂
(
みたま
)
は
男
(
おとこ
)
と
女
(
おんな
)
と二つになりて、
046
神
(
かみ
)
の
世
(
よ
)
一
代
(
だい
)
の
永
(
なが
)
い
間
(
あいだ
)
の
苦労
(
くらう
)
艱難
(
かんなん
)
を
茲
(
ここ
)
まで
耐
(
こば
)
り
詰
(
つめ
)
て
来
(
き
)
た
徳
(
とく
)
に
由
(
よ
)
って、
047
三千
世界
(
せかい
)
の
御地面
(
おつち
)
を、
048
天
(
てん
)
の
大神様
(
おほかみさま
)
から
請取
(
うけと
)
りて、
049
万古
(
まんご
)
末代
(
まつだい
)
続
(
つづ
)
かす
御用
(
ごよう
)
と
成
(
な
)
りたぞよ。
050
誠
(
まこと
)
に
大望
(
たいもう
)
な
御役
(
おんやく
)
に
拵
(
こし
)
らへて
御出
(
おいで
)
なさる
此
(
こ
)
の
身魂
(
みたま
)
であるから、
051
今迄
(
いままで
)
は
化
(
ば
)
けたり
化
(
ばか
)
して
居
(
お
)
りたなれど、
052
モウ
化
(
ば
)
けては
居
(
お
)
れん
時節
(
じせつ
)
が
迫
(
せま
)
りて
来
(
き
)
たから、
053
天晴
(
あっぱれ
)
神界
(
しんかい
)
の
表
(
おもて
)
に
立
(
た
)
ちて、
054
世界
(
せかい
)
の
守護
(
しゅごう
)
を
致
(
いた
)
さねば
国
(
くに
)
が
潰
(
つぶ
)
れるぞよ。
055
この
身魂
(
みたま
)
が一つになりて
世界
(
せかい
)
の
守護
(
しゅごう
)
を
致
(
いた
)
さねば、
056
真正
(
まこと
)
の
神政
(
こと
)
が
出来
(
しゅったい
)
致
(
いた
)
さんぞよ。
057
出口
(
でぐち
)
の
神
(
かみ
)
と
表
(
あら
)
はれて
艮
(
とどめ
)
を
差
(
さ
)
さねば
成
(
な
)
らん
時節
(
じせつ
)
が
参
(
まゐ
)
りて
来
(
き
)
たぞよ。
058
天
(
てん
)
と
地
(
ち
)
とが
揃
(
そろ
)
ふて
末代
(
まつだい
)
の
世
(
よ
)
を
続
(
つづ
)
かすぞよ
綾部
(
あやべ
)
世
(
よ
)
の
元
(
もと
)
、
059
世界
(
せかい
)
の
大本
(
おほもと
)
であるぞよ。
060
是
(
これ
)
から三千
年
(
ねん
)
の
経綸
(
しぐみ
)
の
蓋
(
ふた
)
を
明
(
あ
)
けて
新
(
さら
)
つの
世
(
よ
)
に
立替
(
たてかへ
)
るので
在
(
あ
)
るぞよ。
061
吃驚
(
びっくり
)
いたすなよ。
062
踏延
(
ふんのび
)
たり、
063
眼
(
め
)
の
舞
(
ま
)
ふ
人
(
ひと
)
が
多数
(
たっぴつ
)
出来
(
でき
)
ると
申
(
もう
)
して、
064
毎度
(
まいど
)
筆先
(
ふでさき
)
で
知
(
し
)
らしてあるが、
065
何彼
(
なにか
)
の
時節
(
じせつ
)
が
参
(
まゐ
)
りて
来
(
き
)
たぞよ。
066
口
(
くち
)
で
知
(
し
)
らしてある
事
(
こと
)
も
皆
(
みな
)
出
(
で
)
て
来
(
く
)
るぞよ。
067
世界
(
せかい
)
の
大本
(
おほもと
)
であるから、
068
昔
(
むかし
)
の
松
(
まつ
)
の
世
(
よ
)
へ
神政
(
よ
)
を
復活
(
もど
)
して、
069
末代
(
まつだい
)
動
(
うご
)
かぬ
世
(
よ
)
に
致
(
いた
)
す
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
は、
070
世界
(
せかい
)
の
中心
(
まんなか
)
、
071
出口
(
でぐち
)
が
元
(
もと
)
で、
072
神宮
(
しんぐ
)
本宮
(
ほんぐ
)
の
元
(
もと
)
の
宮
(
みや
)
へ
立
(
た
)
ち
帰
(
かへ
)
るぞよ。
073
それに
就
(
つ
)
いて
大望
(
たいもう
)
な
事
(
こと
)
が
出口
(
でぐち
)
直
(
なを
)
には
仕
(
さ
)
せてあるぞよ。
074
万
(
よろづ
)
の
神
(
かみ
)
にも
御存
(
ごぞん
)
じの
無
(
な
)
いと
云
(
い
)
ふ
如
(
よ
)
うな
大望
(
たいもう
)
な
事業
(
こと
)
であるから、
075
念
(
ねん
)
に
念
(
ねん
)
を
入
(
い
)
れておくので
在
(
あ
)
るぞよ。
076
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
は
末代
(
まつだい
)
変性男子
(
へんぜうなんし
)
の
御魂
(
みたま
)
の
出口
(
でぐち
)
直
(
なを
)
の
霊系
(
ちすじ
)
で
無
(
な
)
いと、
077
世
(
よ
)
が
続
(
つづ
)
いては
行
(
い
)
かんぞよ。
078
肉体
(
にくたい
)
が
女
(
おんな
)
で
御魂
(
みたま
)
が
国常立尊
(
くにとこたちのみこと
)
の
御魂
(
みたま
)
であるぞよ。
079
代々
(
だいだい
)
続
(
つづ
)
く
女
(
おんな
)
の
御世継
(
ごよつぎ
)
であるぞよ。
080
此
(
こ
)
の
事
(
こと
)
は
大事
(
だいじ
)
の
事
(
こと
)
であるから、
081
念
(
ねん
)
を
入
(
い
)
れて
書
(
か
)
いておくぞよ。
082
是
(
これ
)
から
結構
(
けっこう
)
な
筆先
(
ふでさき
)
を
書
(
かか
)
すが、
083
何事
(
なにごと
)
も
皆
(
みな
)
その
通
(
とほ
)
りに
成
(
な
)
りて
来
(
く
)
るぞよ。
084
出口
(
でぐち
)
直
(
なを
)
は
国常立尊
(
くにとこたちのみこと
)
の
御用
(
ごよう
)
を
使
(
き
)
いて
呉
(
くれ
)
る
御取次
(
おんとりつぎ
)
であるなり、
085
出口
(
でぐち
)
○○は
竜宮
(
りうぐう
)
の
乙姫殿
(
おとひめどの
)
の
御用
(
ごよう
)
を
奉仕
(
きかし
)
て
在
(
あ
)
るぞよ。
086
申
(
もう
)
してある
事
(
こと
)
は
毛筋程
(
けすじほど
)
も
間違
(
まちが
)
いは
無
(
な
)
いぞよ。
087
日
(
ひ
)
ノ
出
(
で
)
の
神
(
かみ
)
と
成
(
な
)
りて
勲功
(
てがら
)
を
為
(
さ
)
せるので
在
(
あ
)
るぞよ。
088
八
人
(
にん
)
の
御子
(
おんこ
)
は
末代
(
まつだい
)
名
(
な
)
の
在
(
あ
)
る
人
(
ひと
)
と
致
(
いた
)
すぞよ。
089
苦労
(
くらう
)
の
塊
(
かたまり
)
の
花
(
はな
)
が
開
(
ひら
)
く
世
(
よ
)
が
参
(
まゐ
)
りたぞよ。
090
で九ちなを 七十五さい めいじし十さんねんの九がつとをか しんの十がつの十三にちの よのかはりめのしるしぞよ。
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