霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~
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大正六年旧五月六日

インフォメーション
種類:大本神諭 年月日:1917(大正6)年6月24日(旧5月6日)
神霊界掲載号:大正6年8月1日号(第50号) 17頁 神霊界八幡書店復刻版:第1巻 333頁 七巻本:第2巻 16頁 五巻本:未調査 三五神諭:なし 東洋文庫天の巻:なし 東洋文庫火の巻:163頁 連合会水の巻:なし 大本史料集成:未調査 庶民生活史料集成:61頁
概要: 備考: タグ: データ凡例: データ最終更新日:2017-08-14 19:39:21 OBC :os046
001 大国常立尊(おほくにとこたちのみこと)変生男子(へんじょうなんし)霊魂(みたま)も、002変生女子(へんじょうにょし)霊魂(みたま)も、003(なが)らく苦労(くろう)いたして()りた一輪(いちりん)身魂(みたま)も、004()(おと)されて()りた、005霊魂(みたま)肉体(にくたい)至仁至愛神(みろく)(さま)御出現(おでまし)()る、006時節(じせつ)(まい)りて()たから、007(くや)残念(ざんねん)(こば)りて()身魂(みたま)は、008(みな)(そろ)ふて()()て、009()(もと)(はじ)まりの結構(けっこう)御用(ごよう)出来(でき)るから、010()御用(ごよう)出来(でき)身魂(みたま)()て、011(われ)精神(せいしん)行状(おこない)とを(かんが)へて()て、012(かみ)(こころ)(かな)ふやうに()りて()らんと、013綾部(あやべ)大本(おほもと)世界(せかい)(もと)御用(ごよう)出来(でき)んぞよ。014(ほか)教会(きょうかい)のやうに(おも)ふて、015()大本(おほもと)御用(ごよう)いたさうと(おも)ふて()りたら、016大間違(おほまちが)いが出来(でき)るぞよ。017末代(まつだい)一度(いちど)ほか()られん、018二度目(にどめ)()立替(たてかへ)をいたす(とこ)へ、019是迄(これまで)体主霊従主義(あくのやりかた)底本では「体主肉従主義」だが七巻本では「体主霊従主義」に修正されているのでそれに準じた。で、020自分本意(われよし)(はよ)出世(しゅっせ)底本では「出生」だが誤字と思われる。()たい(やう)な、021()(ちい)さい守護神(しゅごじん)使(つか)はれて()肉体(にくたい)でありたら、022今度(こんど)()には(あわ)んから、023肉体(にくたい)から(どう)()えて、024守護神(しゅごじん)()()かせるぐらい(しっか)りして()らんと、025肝腎(かんじん)御用(ごよう)()には(あわ)んぞよ。026(これ)まで()()()れた守護神(しゅごじん)が、027(ぜん)(みち)(たち)(かえ)りて、028末代(まつだい)御用(ごよう)(いた)さうと(おも)ふたら、029(これ)までの()(かた)一寸(ちょっと)(もち)ゐんやうに心得(こころえ)て、030(いち)から何事(なにごと)()()へて(くだ)されよ。031(この)大本(おほもと)(なか)()()きから(かみ)御用(ごよう)がいたしたい(やう)な、032霊魂(みたま)守護神(しゅごじん)使(つか)はれて()ると、033(おほ)きな間違(まちが)いが出来(でき)て、034(ぜん)御用(ごよう)()せて(もら)えず、035悄然(しほしほ)として()るのを()るのが(いや)(ある)から、036()()()れた守護神(しゅごじん)大本(おほもと)()けて()ても、037一目(ひとめ)(わか)るから、038真心(まごころ)()りて()ぶになりて、039霊魂(みたま)出来(でき)御用(ごよう)をさせて(もら)えば、040其日(そのひ)から(うれ)(うれ)しで(くれ)るなれど、041(うへ)()がりて()ぐから()御用(ごよう)(いた)さうと(おも)ふと、042不調法(ぶちょうほう)出来(でき)るから、043自己(われ)霊魂(みたま)似合(にお)ふた御用(ごよう)をいたせば安全(らく)(つと)まるから、044此先(このさき)仕損(しそこな)いをいたしたら、045末代(まつだい)(わる)()(のこ)るから、046是迄(これまで)行方(やりかた)()へるのには、047(こころ)水晶(すいしょう)()らんと、048大本(おほもと)初発(しょぱつ)御用(ごよう)出来(でき)んぞよ。049(これ)までの(こころ)()(かへ)て、050(はら)(なか)(うご)かん(まこと)()いと、051大本(おほもと)御用(ごよう)余程(よほど)肉体(にくたい)がしっかりして()らんと、052立直(たてなほ)しが中々(なかなか)大望(たいもう)であるぞよ。053此世(このよ)(もと)(てん)御先祖様(ごせんぞさま)を、054()んな(こと)(なが)(あいだ)御艱難(ごかんなん)をさせて(おい)て、055()()先祖(せんぞ)(ちから)()()ぎて、056()(あわ)んと(もう)して(うしとら)押籠(おしこめ)て、057(てん)(ひか)りも()(ひかり)もない(やう)にいたして(しも)ふて、058物質(ぶつじ)()()りて、059日本(にほん)()(もと)(ひかり)といふものが()いやうに、060金銀為本国(ぶつじのくに)()(しも)ふて、061日本(にほん)(くに)使(つか)はれん、062(がく)末代(まつだい)()りて(いか)うとの、063エライ経綸(しぐみ)をいたして、064(ここ)までは(おも)ふやうに()たなれど、065九分九厘(くぶくりん)(あく)()(しま)いとなりて()たから、066何時(いつ)()(ひら)(かへ)るか(わか)らんから、067()んな(こと)ならモット()()けて(くれ)そうなもので()りたと(もう)して、068地団太(じだんだ)()んでヂリヂリ(もだ)(いた)しても、069ソコになりてからは(あと)(まつ)りで、070取戻(とりもど)しは出来(でき)んぞよ。071天地(てんち)御先祖様(ごせんぞさま)天晴(あっぱ)(おもて)になりての、072御守護(ごしゅご)があるから、073(おとこ)(おんな)心間違(こころまちが)いの()いやうにして(もら)はんと、074(これ)からは(きび)しくなるぞよ。075(われ)(こころ)持方(もちかた)(ひと)つで、076如何(どん)神徳(しんとく)でも今度(こんど)(かみ)から(わた)すから、077水晶(すいしょう)()()るので()るから、078(われ)身魂(みたま)十分(じゅうぶん)(みが)いて()いたら、079()(もと)天地(てんち)先祖(せんぞ)何彼(なにか)守護(しゅご)をいたすから、080(おも)ふやうに何事(なにごと)()くぞよ。081敵対心(てきたいしん)一寸(ちょっと)でも()りたら、082(なに)(おも)(やう)(いか)んから、083(むかし)から此世(このよ)()(こと)をいたすので()るから、084因縁(いんねん)()変生男子(へんじょうなんし)身魂(みたま)には、085(つら)御用(ごよう)がさして()るぞよ。086明治(めいじ)二十五(ねん)から筆先(ふでさき)()してある(こと)は、087世界中(せかいじゅう)(こと)()るから、088彼方此方(あちらこちら)(いた)さんと、089()んな(こと)一度(いちど)()りたら、090()仕様(しよう)()らん(やう)()るから、091彼方(あちら)此方(こちら)罪穢(めぐり)(ひど)(ところ)には、092()(だけ)罪穢(めぐり)借銭(しゃくせん)であるから、093可成(なるべく)大難(だいなん)小難(しょうなん)(いた)して、094借銭済(しゃくせんなし)()(しま)はんと、095身魂(みたま)罪穢(めぐり)()ふて()ると、096何一(なにひと)(おも)(やう)(いか)んぞよ。097(いま)人民(じんみん)自己(われ)罪穢(めぐり)のある(こと)を、098チットも()らずに()るから、099天地(てんち)先祖(せんぞ)はこの肉体(にくたい)守護(しゅご)して()霊魂(みたま)には、100()ういふ罪穢(めぐり)()ふて()るといふ(こと)を、101明白(ありやか)()りて()るから、102何程(なにほど)かくしても、103()れほど(うま)弁解(べんかい)(いた)しても、104(かみ)()(くら)ます(こと)出来(でき)んぞよ。105斯世(このよ)末代(まつだい)(つづ)かせねば()らんから、106何事(なにごと)筆先(ふでさき)()して()らして()るから、107()(さき)何事(なにごと)一度(いちど)()りて()て、108守護神(しゅごじん)人民(じんみん)(おも)ふて()(こと)が、109大間違(おほまちが)いが出来(でき)て、110逆様斗(さかさまばか)りで()()()守護神(しゅごじん)が、111キリキリ(まい)(いた)さな()らん(やう)になるから、112(ここ)()りて()(おり)如何(どう)したら()いか、113(わけ)(わか)らん(やう)()りて、114実地(じっち)(こと)はつかまゑられず、115自己(われ)()いと(おも)ふて()(こと)は、116(まこと)実地(じっち)(かみ)()から()()ると、117井戸(いど)(ふち)茶碗(ちゃわん)()いて()るのを、118()るやうに()るから、119筆先(ふでさき)(これ)ほど細々(こまごま)()()けて、120()()かせたなれど、121(いい)()かした(くらゐ)()守護神(しゅごじん)が、122日本(にほん)(くに)()いやうに()りて()るから、123()(さき)()かな()くやうに(いた)すから、124是迄(これまで)(やう)(こころ)(かみ)御用(ごよう)したと(おも)ふて、125()(こと)(おほ)きな邪魔(じゃま)()るぞよ。126邪魔(じゃま)(いた)しておいて、127大神(おほかみ)邪魔(じゃま)()ると(もう)して、128(あく)行方(やりかた)(むこ)ふの(くに)(かしら)()いた守護神(しゅごじん)が、129何程(なにほど)気張(きば)りて()御用(ごよう)()()ると(おも)ふて()りても、130逆様斗(さかさまばか)りを()ておいて、131実地(じっち)大神(おほかみ)(うら)める(やう)(こころ)守護神(しゅごじん)(なに)(いた)しても…………日本(にほん)経綸(しぐみ)(わか)守護神(しゅごじん)()いから、132実地(じっち)大神(おほかみ)(いま)実現(まこと)出来(でき)んので()るぞよ。133直々(じきじき)取次(とりつぎ)咽喉(のど)から()()(ごと)く、134(いま)安心(あんしん)がチットも()らん、135誤解(とりちがい)()()()れる(ほう)守護神(しゅごじん)がエラソウに、136自分(われ)ほどのものは()(やう)(おも)ふて、137慢神(まんしん)(いた)して、138日本(にほん)御用(ごよう)一角(いっかど)エラソウに(おも)ふて(いた)(こと)が、139逆様(さかさま)ばかりを(いた)すから、140今迄(いままで)筆先(ふでさき)にも()()()れる(ほう)に、141大本(おほもと)実地(じっち)御用(ごよう)出来(でき)守護神(しゅごじん)()いと(もう)して(いま)筆先(ふでさき)()ささな()らんから、142実地(じっち)日本(にほん)天地(てんち)御用(ごよう)いたす取次(とりつぎ)(つら)いぞよ。143実地(じっち)御用(ごよう)出来(でき)身魂(みたま)一人(ひとり)出来(でき)()たら、144(わる)(れい)引抜(ひきぬき)て、145日本(にほん)()(もと)生粋(きっすい)の、146日本魂(やまとだましい)()(かへ)てやりて、147(てん)()との先祖(せんぞ)守護(しゅご)(いた)すと、148(おも)ふやうに(はこ)()した(やう)に、149コトリコトリと()くやうに(いた)すぞよ。
150 慢心(まんしん)取違(とりちが)いが()りたら、151此後(このさき)守護神(しゅごじん)性来(しょうらい)(あら)はして、152(その)(れい)()かんやうに()るのを、153明治(めいじ)二十五(ねん)から(いま)()るまで、154守護神(しゅごじん)人民(じんみん)()()けて()るのが、155(なに)時節(じせつ)一度(いちど)()()るから、156(ここ)()りた(おり)(こころ)()へて、157日本(にほん)(もと)御用(ごよう)出来(でき)身魂(みたま)()りて()(やう)に、158クドウ()らして()るなれど、159(おも)ふて()(こと)全部(さっぱり)間違(まちご)ふて()るから、160守護神(しゅごじん)(わか)らんから、161仕損(しぞこな)いが出来(でき)るので()るぞよ。162(これ)まで守護神(しゅごじん)自己(われ)勝手(かって)に、163(おも)ふやうに出来(でき)たのは(あく)()()りて()りたから、164自分(われ)悪力(わるちから)()りて、165(あく)(れい)()くほど(うへ)(あが)れたなれど、166モウ()(ひら)(かへ)りて()るから、167是迄(これまで)のやうに(おも)ふて()ると、168(おほ)きな失敗(しぞこない)出来(でき)るから、169是程(これほど)()()けて()るのに失敗(しぞこない)()てをいて、170()大神(おほかみ)所業(わざ)(やう)(おも)ふて、171取違(とりちが)いを()()(こと)が、172()自分(われ)(わか)らんのは、173(もと)性来(しょうらい)(あく)であるから、174日本(にほん)(もと)御用(ごよう)は、175(あく)性来(しょうらい)では出来(でき)んので()るぞよ。176(もと)日本(にほん)(たましい)でも、177外国魂(がいこくだま)成切(なりき)りて()るから、178(すみやか)(わか)らんのであるぞよ。
179 日本(にほん)性来(しょうらい)大和(やまと)(だましい)立帰(たちかへ)りて()んと、180一寸(ちょっと)でも(まぜ)りがありたなら、181()(もと)大神様(おほかみさま)御用(ごよう)出来(でき)んから、182何時(いつ)まで不調法(ぶちょうほう)()いやうに()()けてをりても、183矢張(やっぱ)(おも)ひが(ちが)ふから、184(ちご)ふた(こと)出来(でき)るので()るぞよ。185日々(にちにち)(われ)(はら)(なか)()(かんが)えて、186自分(われ)審神者(さには)(いた)さんと、187大本(おほもと)御用(ごよう)は、188(むこ)ふの(れい)一寸(ちょっと)でも(まじ)りて()りたら、189間違(まちご)ふた(こと)出来(でき)るぞよ。190各自(めいめい)霊魂(みたま)性来(しょうらい)(こと)ほか、191出来(でき)(いた)さんぞよ。192末代(まつだい)(くも)りの(かか)らん、193生粋(きっすい)水晶(すいしょう)()(いた)す、194二度目(にどめ)()立替(たてかえ)であるから、195(なに)()けても大望(たいもう)ばかりで()るから、196()()()れた海外(むこう)(くに)眷属(けんぞく)が、197(なに)(わか)らずに修行(ぎょう)(いた)さずに、198日本(にほん)経綸(しぐみ)(わか)らん(ほう)守護神(しゅごじん)が、199()ぐから()(もと)日本(にほん)経綸(しぐみ)(わか)りはせんから(まこと)(こころ)()りて、200身魂(みたま)(みが)いて()りたなれば、201何国(どこ)(まわ)されても、202(むこ)ふの(くに)(かや)されても、203()()(まし)(ほう)(まわ)してやるから、204修行(ぎょう)した()けの(こと)は、205身魂(みたま)(とく)()くから、206(なに)()らず素直(すなほ)(いた)して、207(つら)修行(ぎょう)(いた)して()けば()(だけ)御用(ごよう)出来(でき)るぞよ。208身魂(みたま)(くも)りて()るのに、209日本(にほん)()(もと)(はじま)りの御用(ごよう)出来(でき)んなれど、210三段(さんだん)身魂(みたま)()けて、211()()れに目鼻(めはな)()けて、212改心(かいしん)出来(でき)()ぶの身魂(みたま)から、213それぞれの(こと)()せねば()らんから、214(なに)大望(たいもう)(もう)しても、215身魂(みたま)立替(たてかへ)立分(たてわけ)一番(いちばん)困難(こんなん)な、216(ほね)()れる(こと)であるぞよ。217大望(たいもう)()立替(たてかへ)(なか)で、218立直(たてなお)しが()ると()(こと)も、219筆先(ふでさき)(さき)()らして()るが、220立直(たてなほ)しの御用(ごよう)(はや)()りて、221大変(たいへん)(せわ)しく()るから、222(これ)までの(やう)(こと)はして()れんぞよ。223天地(てんち)物事(ものごと)(かは)るから是迄(これまで)(こころ)行方(やりかた)(かえ)んと、224大本(おほもと)(なか)には(つろ)ふて()れんやうに()るぞよ。225身魂(みたま)(みが)けんと此後(このさき)(つろ)うて、226辛抱(しんぼう)()うせん肉体(にくたい)出来(でき)るぞよ。227是迄(これまで)()暗黒(くらがり)()でありたのが、228()()守護(しゅご)()りて()るから、229(ぜん)(あく)との立分(たてわ)けの、230(つら)大峠(おほとうげ)()時節(じせつ)(まい)りて()たので、231()()()れた(かた)守護神(しゅごじん)は、232大変(たいへん)何彼(なにか)(こと)(つら)くなると(もう)して、233()らしてあるぞよ。234(かみ)(ほう)大変(たいへん)(つろ)()るし、235人民(じんみん)(おだや)かになると(もう)して()るが、236(なに)()時節(じせつ)(せま)りて()るから、237()筆先(ふでさき)先繰(せんぐ)()()かんと、238(にわか)にトチ面目(めんぼう)()(こと)出来(しゅったい)いたすぞよ。
239 変生男子(へんじょうなんし)霊魂(みたま)がビクリとも(いた)さずに、240(ここ)まで()(はり)(ゆみ)()()れた御蔭(おかげ)で、241色々(いろいろ)(もう)して(わけ)()はずと、242ここまで()ばりて()たのであるから、243(この)大望(たいもう)(こと)(さき)(もう)して、244人民(じんみん)()ういふ御用(ごよう)()てくれいと(もう)したとて、245一人(ひとり)()てくれるものも()いなれど、246出口直(でぐちなお)因縁(いんねん)のある身魂(みたま)()るから、247(いや)とも(もう)さずに(つら)御用(ごよう)248(つと)めて(くだ)さりた(ゆえ)に、249此所(ここ)()りて()たのであるぞよ。250変生男子(へんじょうなんし)変生女子(へんじょうにょし)との身魂(みたま)に、251(ほか)身魂(みたま)では出来(でき)(こと)()せて()るなれど、252人民(じんみん)実地(じっち)(こと)をして()せて、253筆先(ふでさき)とキチリキチリと()ふて()んと、254(いま)(いま)(じゅう)ぶんの(こと)(わか)らんなれど、255何彼(なにか)経綸(しぐみ)(わか)時節(じせつ)(まい)りて()て、256身魂(みたま)(そろ)ふて()たから、257(これ)からは仕組(しぐみ)(わか)りて、258御用(ごよう)いたすのが安全(らく)出来(でき)だすぞよ。259()んな大望(たいもう)(こと)を、260(なに)()らん(いま)人民(じんみん)に、261いたして()れと(たの)みたら、262一人(ひとり)相手(あいて)()りてくれる人民(じんみん)は、263()りはせんぞよ。264至仁至愛神様(みろくさま)()先祖(せんぞ)は、265()根本(もと)(こと)から末代先(まつだいさき)(こと)が、266()()いて()りての(ふか)経綸(しぐみ)で、267()()()れる(かみ)にも、268(わか)らんやうな(とう)とい仕組(しぐみ)であるぞよ。
269 (ここ)までは立替(たてかへ)筆先(ふでさき)(かか)して()らしたなれど、270立替(たてかへ)(なか)立直(たてなほ)しをいたさねば、271()らんと()(こと)が、272筆先(ふでさき)()らして()るが、273立替(たてかへ)()して()いて、274(あと)立直(たてなほ)しを緩々(そろそろ)する(やう)(こと)()()りたら、275(これ)だけ(なに)(わか)らん暗黒(くらやみ)()(なか)盲目(めくら)(つんぼ)(おな)人民(じんみん)()るから、276何程(なにほど)智慧(ちえ)()りても、277学力(がくりき)()りても、278智慧(ちえ)学力(がくりき)(かんが)へては(わか)らん、279今度(こんど)二度目(にどめ)()立替(たてかへ)仕組(しぐみ)()るから、280今迄(いままで)()(あく)行方(やりかた)()()れた守護神(しゅごじん)には、281(わか)らん仕組(しぐみ)()るぞよ。282一層(いっそう)学力(がくりき)勝貫(ずぬけ)霊魂(みたま)に、283使(つか)はれて()肉体(にくたい)でありたら、284筆先(ふでさき)()(わか)るなれど、285中途(ちゅうと)(がく)では(わか)らんから、286綾部(あやべ)大本(おほもと)(もと)役員(やくいん)は、287普通(ひととうり)では出来(でき)んから、288大勢(おおぜい)()らんぞよ。289(ひと)(こころ)とは余程(よほど)かはりた、290()ぶの(こころ)()りておらんと、291()んな大望(たいもう)なミロクの()に、292()()(なお)世界(せかい)大本(おほもと)になる(とうと)(ところ)が、293現今(いま)では(ほか)()粗末(そまつ)(こと)にいたして()るから、294見当(けんとう)()れんなれど、295経綸(しぐみ)がいたしてある(こと)の、296時節(じせつ)(まい)りて()るから、297(こころ)()(かへ)をいたして、298身魂(みたま)(みが)いておりて(くだ)さりたら、299天地(てんち)(もと)大神(おほかみ)が、300(いた)すので()るから、301量見(りょうけん)(ちが)守護神(しゅごじん)ばかりで、302(おも)ふて()(こと)が、303大間違(おほまちがい)()るぞと、304彼程(あれほど)日々(にちにち)筆先(ふでさき)で、305()()けて()るから、306()()(どころ)(ちが)はんやうに()て下されよ。307今度(こんど)立替(たてかへ)は、308是迄(これまで)()(こと)であるから、309筆先(ふでさき)()神徳(おかげ)()らんと、310綾部(あやべ)大本(おほもと)(まこと)経綸(しぐみ)(わか)らんぞよ。311天地(てんち)御先祖(ごせんぞ)()()きの御用(ごよう)いたす(れい)の、312(もと)日本魂(やまとだましい)は、313肝腎(かんじん)(とどめ)御用(ごよう)であるから、314()守護神(しゅごじん)にでも、315出来(でき)るやうな御用(ごよう)()いぞよ。316(これ)までの()守護神(しゅごじん)は、317(あく)()でありたから、318悪智慧(わるぢゑ)(ばか)りで、319(わる)(こと)ばかりを(いた)して、320(ひと)(こま)りて難渋(なんじゅう)(いた)して()りても、321(もと)(あく)性来(しょうらい)であるから、322(ひと)(こま)らしても、323自己(われ)さえ()けら()いで(わる)(こと)()(ほど)324(うへ)(あが)りて出世(しゅっせ)出来(でき)て、325世界中(せかいじゅう)()るうなる(こと)ばかりを、326外国(がいこく)性来(しょうらい)(うつ)りて、327日本(にほん)守護神(しゅごじん)九分九厘(くぶくりん)身魂(みたま)が、328(わる)(こと)ばかりを(たく)みて、329(いま)日本(にほん)体裁(ていさい)330全部(さっぱり)真暗黒界(まっくらがり)であるから、331()んな(こと)()()りても、332(かしら)自由(じゆう)()られて()るから、333(かしら)血統(ちず)引方(ひっぽう)334悪魔(あくま)()りて()眷属(けんぞく)とが、335(ひと)つの(こころ)凝固(かたまり)て、336(わる)(こと)為方第(しほうだい)337(うしとら)金神(こんじん)(まこと)善一(ぜんひと)つの、338経綸(しぐみ)(わか)りかけると、339(あく)霊魂(みたま)(ぜん)肉体(にくたい)道具(どうぐ)使(つこ)ふて、340()()(この)大本(おほもと)(わる)(もう)して、341出口(でぐち)引裂(ひきさき)()ると(もう)して、342筆先(ふでさき)毎度(まいど)()らして()るが、343何事(なにごと)ありても大丈夫(だいじょうぶ)であるから、344(まこと)(つらぬ)きて、345(ひと)(こころ)()りて()りたら、346何処(どこ)から(この)大本(おほもと)(つめ)かけて(まい)りても、347歯節(はぶし)(たた)んぞよ。348我程(われほど)(もの)()きやうに(おも)ふて、349慢心(まんしん)をいたすと、350(あく)守護神(しゅごじん)(なや)められて、351(あく)(ぜん)()えたり、352()結構(けっこう)大本(おほもと)(まこと)(おしえ)が、353逆様(さかさま)(あく)行方(やりかた)()えて、354(おほ)きな間違(まちが)いが出来(でき)るぞよ。
355 (これ)ほど難渋(なんじゅう)(こと)になりて()るのに、356まだ(あく)(ほう)仕組(しぐみ)(ふか)目的(もくてき)があるが、357(その)目的(もくてき)(れい)()かんやうの時節(じせつ)(まい)りて()るから、358何程(なにほど)これ(まで)()()いた守護神(しゅごじん)でも、359()(かわ)りて(ぜん)()となるから、360(あく)守護神(しゅごじん)往生(おうじょう)いたすより、361モウ仕様(しよう)()いぞよ。362モウ(あく)では一足(ひとあし)(さき)()(こと)も、363(あと)(もど)(こと)出来(でき)んやうに、364(あく)()(りん)(どま)りとなるから。365(なに)(たく)みていたして()ても、366(みな)(はずれ)(ばか)りで、367(あま)(おも)ふやうに(いか)んから、368気抜(きぬ)けがして、369昼狐(ひるぎつね)放出(ほりだ)したやうになるぞよ。370(これ)まで(あく)(はたら)いた守護神(しゅごじん)は、371一旦(いったん)天地(てんち)(そろ)ふて御詫(おわ)びをいたさんと、372(ゆる)すといふ(こと)出来(でき)んから、373(しば)られた(ごと)くで、374(わが)肉体(にくたい)(われ)自由(じゆう)にならんやうになるから、375(われ)利巧(りこう)なものじゃと(おも)ふばかりか、376他人(ひと)阿房(あほう)()えたのが()ずかしうなりて、377ヂリヂリ(もだ)えて(くる)しむからと(もう)して、378筆先(ふでさき)()らして()いたが、379何彼(なにか)(こと)(ちこ)うなるぞよと(もう)して()らしてある(こと)(みな)でて()るから、380(うぶ)(こころ)(たち)(かえ)りて神心(かみごころ)になると、381何事(なにごと)がでて(まい)りても安全(らく)(くら)せるぞよ。

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10/22【霊界物語ネット】王仁文庫 第六篇 たまの礎(裏の神諭)』をテキスト化しました。
5/8【霊界物語ネット】霊界物語ネットに出口王仁三郎の第六歌集『霧の海』を掲載しました。
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