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インフォメーション
種類:
大本神諭
年月日:
1917(大正6)年6月24日(旧5月6日)
神霊界掲載号:
大正6年8月1日号(第50号) 17頁
神霊界八幡書店復刻版:
第1巻 333頁
七巻本:
第2巻 16頁
五巻本:
未調査
三五神諭:
なし
東洋文庫天の巻:
なし
東洋文庫火の巻:
163頁
連合会水の巻:
なし
大本史料集成:
未調査
庶民生活史料集成:
61頁
概要:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
2017-08-14 19:39:21
OBC :
os046
001
大国常立尊
(
おほくにとこたちのみこと
)
変生男子
(
へんじょうなんし
)
の
霊魂
(
みたま
)
も、
002
変生女子
(
へんじょうにょし
)
の
霊魂
(
みたま
)
も、
003
永
(
なが
)
らく
苦労
(
くろう
)
いたして
居
(
を
)
りた
一輪
(
いちりん
)
の
身魂
(
みたま
)
も、
004
世
(
よ
)
に
落
(
おと
)
されて
居
(
を
)
りた、
005
霊魂
(
みたま
)
の
肉体
(
にくたい
)
は
至仁至愛神
(
みろく
)
様
(
さま
)
の
御出現
(
おでまし
)
が
在
(
あ
)
る、
006
時節
(
じせつ
)
が
参
(
まい
)
りて
来
(
き
)
たから、
007
悔
(
くや
)
し
残念
(
ざんねん
)
を
堪
(
こば
)
りて
来
(
き
)
た
身魂
(
みたま
)
は、
008
皆
(
みな
)
揃
(
そろ
)
ふて
世
(
よ
)
に
出
(
で
)
て、
009
世
(
よ
)
の
元
(
もと
)
の
初
(
はじ
)
まりの
結構
(
けっこう
)
な
御用
(
ごよう
)
が
出来
(
でき
)
るから、
010
良
(
よ
)
き
御用
(
ごよう
)
の
出来
(
でき
)
る
身魂
(
みたま
)
を
見
(
み
)
て、
011
我
(
われ
)
の
精神
(
せいしん
)
と
行状
(
おこない
)
とを
考
(
かんが
)
へて
見
(
み
)
て、
012
神
(
かみ
)
の
心
(
こころ
)
に
叶
(
かな
)
ふやうに
成
(
な
)
りて
居
(
を
)
らんと、
013
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
の
世界
(
せかい
)
の
元
(
もと
)
の
御用
(
ごよう
)
は
出来
(
でき
)
んぞよ。
014
外
(
ほか
)
の
教会
(
きょうかい
)
のやうに
思
(
おも
)
ふて、
015
此
(
こ
)
の
大本
(
おほもと
)
の
御用
(
ごよう
)
いたさうと
思
(
おも
)
ふて
居
(
を
)
りたら、
016
大間違
(
おほまちが
)
いが
出来
(
でき
)
るぞよ。
017
末代
(
まつだい
)
に
一度
(
いちど
)
ほか
為
(
し
)
られん、
018
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
をいたす
所
(
とこ
)
へ、
019
是迄
(
これまで
)
の
体主霊従主義
(
あくのやりかた
)
[
*
底本では「体主肉従主義」だが七巻本では「体主霊従主義」に修正されているのでそれに準じた。
]
で、
020
自分本意
(
われよし
)
で
早
(
はよ
)
う
出世
(
しゅっせ
)
[
*
底本では「出生」だが誤字と思われる。
]
が
為
(
し
)
たい
様
(
やう
)
な、
021
気
(
き
)
の
小
(
ちい
)
さい
守護神
(
しゅごじん
)
に
使
(
つか
)
はれて
居
(
を
)
る
肉体
(
にくたい
)
でありたら、
022
今度
(
こんど
)
の
間
(
ま
)
には
合
(
あわ
)
んから、
023
肉体
(
にくたい
)
から
胴
(
どう
)
を
据
(
す
)
えて、
024
守護神
(
しゅごじん
)
に
言
(
い
)
い
聞
(
き
)
かせるぐらい
確
(
しっか
)
りして
居
(
を
)
らんと、
025
肝腎
(
かんじん
)
の
御用
(
ごよう
)
の
間
(
ま
)
には
合
(
あわ
)
んぞよ。
026
是
(
これ
)
まで
世
(
よ
)
に
出
(
で
)
て
居
(
お
)
れた
守護神
(
しゅごじん
)
が、
027
善
(
ぜん
)
の
道
(
みち
)
へ
立
(
たち
)
帰
(
かえ
)
りて、
028
末代
(
まつだい
)
の
御用
(
ごよう
)
を
致
(
いた
)
さうと
思
(
おも
)
ふたら、
029
是
(
これ
)
までの
行
(
や
)
り
方
(
かた
)
を
一寸
(
ちょっと
)
も
用
(
もち
)
ゐんやうに
心得
(
こころえ
)
て、
030
一
(
いち
)
から
何事
(
なにごと
)
も
行
(
や
)
り
変
(
か
)
へて
下
(
くだ
)
されよ。
031
此
(
この
)
大本
(
おほもと
)
の
中
(
なか
)
へ
来
(
き
)
て
直
(
ぢ
)
きから
上
(
かみ
)
の
御用
(
ごよう
)
がいたしたい
様
(
やう
)
な、
032
霊魂
(
みたま
)
の
守護神
(
しゅごじん
)
に
使
(
つか
)
はれて
居
(
を
)
ると、
033
大
(
おほ
)
きな
間違
(
まちが
)
いが
出来
(
でき
)
て、
034
善
(
ぜん
)
の
御用
(
ごよう
)
は
為
(
さ
)
せて
貰
(
もら
)
えず、
035
悄然
(
しほしほ
)
として
居
(
を
)
るのを
見
(
み
)
るのが
厭
(
いや
)
で
在
(
ある
)
から、
036
世
(
よ
)
に
出
(
で
)
て
居
(
を
)
れた
守護神
(
しゅごじん
)
が
大本
(
おほもと
)
へ
化
(
ば
)
けて
来
(
き
)
ても、
037
一目
(
ひとめ
)
に
判
(
わか
)
るから、
038
真心
(
まごころ
)
に
成
(
な
)
りて
産
(
う
)
ぶになりて、
039
霊魂
(
みたま
)
に
出来
(
でき
)
る
御用
(
ごよう
)
をさせて
貰
(
もら
)
えば、
040
其日
(
そのひ
)
から
嬉
(
うれ
)
し
嬉
(
うれ
)
しで
暮
(
くれ
)
るなれど、
041
上
(
うへ
)
へ
上
(
あ
)
がりて
直
(
す
)
ぐから
好
(
よ
)
い
御用
(
ごよう
)
を
致
(
いた
)
さうと
思
(
おも
)
ふと、
042
不調法
(
ぶちょうほう
)
が
出来
(
でき
)
るから、
043
自己
(
われ
)
の
霊魂
(
みたま
)
に
似合
(
にお
)
ふた
御用
(
ごよう
)
をいたせば
安全
(
らく
)
に
勤
(
つと
)
まるから、
044
此先
(
このさき
)
で
仕損
(
しそこな
)
いをいたしたら、
045
末代
(
まつだい
)
悪
(
わる
)
い
名
(
な
)
が
残
(
のこ
)
るから、
046
是迄
(
これまで
)
の
行方
(
やりかた
)
を
変
(
か
)
へるのには、
047
心
(
こころ
)
が
水晶
(
すいしょう
)
に
成
(
な
)
らんと、
048
大本
(
おほもと
)
の
初発
(
しょぱつ
)
の
御用
(
ごよう
)
は
出来
(
でき
)
んぞよ。
049
是
(
これ
)
までの
心
(
こころ
)
を
入
(
い
)
れ
替
(
かへ
)
て、
050
腹
(
はら
)
の
中
(
なか
)
に
動
(
うご
)
かん
誠
(
まこと
)
が
無
(
な
)
いと、
051
大本
(
おほもと
)
の
御用
(
ごよう
)
は
余程
(
よほど
)
肉体
(
にくたい
)
がしっかりして
居
(
を
)
らんと、
052
立直
(
たてなほ
)
しが
中々
(
なかなか
)
の
大望
(
たいもう
)
であるぞよ。
053
此世
(
このよ
)
の
元
(
もと
)
の
天
(
てん
)
の
御先祖様
(
ごせんぞさま
)
を、
054
斯
(
こ
)
んな
事
(
こと
)
に
永
(
なが
)
い
間
(
あいだ
)
御艱難
(
ごかんなん
)
をさせて
置
(
おい
)
て、
055
亦
(
ま
)
た
地
(
ち
)
の
先祖
(
せんぞ
)
は
力
(
ちから
)
が
在
(
あ
)
り
過
(
す
)
ぎて、
056
手
(
て
)
に
合
(
あわ
)
んと
申
(
もう
)
して
艮
(
うしとら
)
へ
押籠
(
おしこめ
)
て、
057
天
(
てん
)
の
光
(
ひか
)
りも
地
(
ち
)
の
光
(
ひかり
)
もない
様
(
やう
)
にいたして
了
(
しも
)
ふて、
058
物質
(
ぶつじ
)
の
世
(
よ
)
に
成
(
な
)
りて、
059
日本
(
にほん
)
の
霊
(
ひ
)
の
元
(
もと
)
の
光
(
ひかり
)
といふものが
無
(
な
)
いやうに、
060
金銀為本国
(
ぶつじのくに
)
に
為
(
し
)
て
了
(
しも
)
ふて、
061
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
に
使
(
つか
)
はれん、
062
学
(
がく
)
で
末代
(
まつだい
)
行
(
や
)
りて
行
(
いか
)
うとの、
063
エライ
経綸
(
しぐみ
)
をいたして、
064
茲
(
ここ
)
までは
思
(
おも
)
ふやうに
来
(
き
)
たなれど、
065
九分九厘
(
くぶくりん
)
の
悪
(
あく
)
の
世
(
よ
)
の
終
(
しま
)
いとなりて
来
(
き
)
たから、
066
何時
(
いつ
)
手
(
て
)
の
掌
(
ひら
)
が
覆
(
かへ
)
るか
分
(
わか
)
らんから、
067
斯
(
こ
)
んな
事
(
こと
)
ならモット
気
(
き
)
を
付
(
つ
)
けて
呉
(
くれ
)
そうなもので
在
(
あ
)
りたと
申
(
もう
)
して、
068
地団太
(
じだんだ
)
を
踏
(
ふ
)
んでヂリヂリ
悶
(
もだ
)
え
致
(
いた
)
しても、
069
ソコになりてからは
後
(
あと
)
の
祭
(
まつ
)
りで、
070
取戻
(
とりもど
)
しは
出来
(
でき
)
んぞよ。
071
天地
(
てんち
)
の
御先祖様
(
ごせんぞさま
)
が
天晴
(
あっぱ
)
れ
表
(
おもて
)
になりての、
072
御守護
(
ごしゅご
)
があるから、
073
男
(
おとこ
)
も
女
(
おんな
)
も
心間違
(
こころまちが
)
いの
無
(
な
)
いやうにして
貰
(
もら
)
はんと、
074
是
(
これ
)
からは
厳
(
きび
)
しくなるぞよ。
075
我
(
われ
)
の
心
(
こころ
)
の
持方
(
もちかた
)
一
(
ひと
)
つで、
076
如何
(
どん
)
な
神徳
(
しんとく
)
でも
今度
(
こんど
)
は
神
(
かみ
)
から
授
(
わた
)
すから、
077
水晶
(
すいしょう
)
の
世
(
よ
)
に
成
(
な
)
るので
在
(
あ
)
るから、
078
我
(
われ
)
の
身魂
(
みたま
)
を
十分
(
じゅうぶん
)
に
磨
(
みが
)
いて
置
(
お
)
いたら、
079
世
(
よ
)
の
元
(
もと
)
の
天地
(
てんち
)
の
先祖
(
せんぞ
)
が
何彼
(
なにか
)
の
守護
(
しゅご
)
をいたすから、
080
思
(
おも
)
ふやうに
何事
(
なにごと
)
も
行
(
い
)
くぞよ。
081
敵対心
(
てきたいしん
)
が
一寸
(
ちょっと
)
でも
在
(
あ
)
りたら、
082
何
(
なに
)
も
思
(
おも
)
ふ
様
(
やう
)
に
行
(
いか
)
んから、
083
昔
(
むかし
)
から
此世
(
このよ
)
に
無
(
な
)
い
事
(
こと
)
をいたすので
在
(
あ
)
るから、
084
因縁
(
いんねん
)
の
在
(
あ
)
る
変生男子
(
へんじょうなんし
)
の
身魂
(
みたま
)
には、
085
辛
(
つら
)
い
御用
(
ごよう
)
がさして
在
(
あ
)
るぞよ。
086
明治
(
めいじ
)
二十五
年
(
ねん
)
から
筆先
(
ふでさき
)
に
出
(
だ
)
してある
事
(
こと
)
は、
087
世界中
(
せかいじゅう
)
の
事
(
こと
)
で
在
(
あ
)
るから、
088
彼方此方
(
あちらこちら
)
に
致
(
いた
)
さんと、
089
斯
(
こ
)
んな
事
(
こと
)
が
一度
(
いちど
)
に
在
(
あ
)
りたら、
090
何
(
ど
)
う
仕様
(
しよう
)
も
成
(
な
)
らん
様
(
やう
)
に
成
(
な
)
るから、
091
彼方
(
あちら
)
や
此方
(
こちら
)
に
罪穢
(
めぐり
)
の
烈
(
ひど
)
い
処
(
ところ
)
には、
092
夫
(
そ
)
れ
丈
(
だけ
)
の
罪穢
(
めぐり
)
の
借銭
(
しゃくせん
)
であるから、
093
可成
(
なるべく
)
は
大難
(
だいなん
)
を
小難
(
しょうなん
)
に
致
(
いた
)
して、
094
借銭済
(
しゃくせんなし
)
を
仕
(
し
)
て
了
(
しま
)
はんと、
095
身魂
(
みたま
)
が
罪穢
(
めぐり
)
を
負
(
お
)
ふて
居
(
を
)
ると、
096
何一
(
なにひと
)
つ
思
(
おも
)
ふ
様
(
やう
)
に
行
(
いか
)
んぞよ。
097
今
(
いま
)
の
人民
(
じんみん
)
は
自己
(
われ
)
に
罪穢
(
めぐり
)
のある
事
(
こと
)
を、
098
チットも
知
(
し
)
らずに
居
(
を
)
るから、
099
天地
(
てんち
)
の
先祖
(
せんぞ
)
はこの
肉体
(
にくたい
)
に
守護
(
しゅご
)
して
居
(
を
)
る
霊魂
(
みたま
)
には、
100
此
(
こ
)
ういふ
罪穢
(
めぐり
)
を
負
(
お
)
ふて
居
(
を
)
るといふ
事
(
こと
)
を、
101
明白
(
ありやか
)
に
知
(
し
)
りて
居
(
を
)
るから、
102
何程
(
なにほど
)
かくしても、
103
何
(
ど
)
れほど
甘
(
うま
)
い
弁解
(
べんかい
)
を
致
(
いた
)
しても、
104
神
(
かみ
)
の
目
(
め
)
は
眛
(
くら
)
ます
事
(
こと
)
は
出来
(
でき
)
んぞよ。
105
斯世
(
このよ
)
は
末代
(
まつだい
)
続
(
つづ
)
かせねば
成
(
な
)
らんから、
106
何事
(
なにごと
)
も
筆先
(
ふでさき
)
に
出
(
だ
)
して
知
(
し
)
らして
有
(
あ
)
るから、
107
此
(
こ
)
の
先
(
さき
)
は
何事
(
なにごと
)
も
一度
(
いちど
)
に
成
(
な
)
りて
来
(
き
)
て、
108
守護神
(
しゅごじん
)
人民
(
じんみん
)
の
思
(
おも
)
ふて
居
(
を
)
る
事
(
こと
)
が、
109
大間違
(
おほまちが
)
いが
出来
(
でき
)
て、
110
逆様斗
(
さかさまばか
)
りで
世
(
よ
)
に
出
(
で
)
て
居
(
を
)
る
守護神
(
しゅごじん
)
が、
111
キリキリ
舞
(
まい
)
を
致
(
いた
)
さな
成
(
な
)
らん
様
(
やう
)
になるから、
112
茲
(
ここ
)
へ
成
(
な
)
りて
来
(
き
)
た
折
(
おり
)
に
如何
(
どう
)
したら
宜
(
よ
)
いか、
113
訳
(
わけ
)
が
分
(
わか
)
らん
様
(
やう
)
に
成
(
な
)
りて、
114
実地
(
じっち
)
の
事
(
こと
)
はつかまゑられず、
115
自己
(
われ
)
が
宜
(
よ
)
いと
思
(
おも
)
ふて
為
(
す
)
る
事
(
こと
)
は、
116
誠
(
まこと
)
実地
(
じっち
)
の
神
(
かみ
)
の
眼
(
め
)
から
見
(
み
)
て
居
(
を
)
ると、
117
井戸
(
いど
)
の
縁
(
ふち
)
に
茶碗
(
ちゃわん
)
を
置
(
お
)
いて
在
(
あ
)
るのを、
118
見
(
み
)
るやうに
有
(
あ
)
るから、
119
筆先
(
ふでさき
)
で
是
(
これ
)
ほど
細々
(
こまごま
)
と
気
(
き
)
を
付
(
つ
)
けて、
120
言
(
い
)
い
聞
(
き
)
かせたなれど、
121
言
(
いい
)
聞
(
き
)
かした
位
(
くらゐ
)
で
聞
(
き
)
く
守護神
(
しゅごじん
)
が、
122
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
に
無
(
な
)
いやうに
成
(
な
)
りて
居
(
を
)
るから、
123
此
(
こ
)
の
先
(
さき
)
は
聞
(
き
)
かな
聞
(
き
)
くやうに
致
(
いた
)
すから、
124
是迄
(
これまで
)
の
様
(
やう
)
な
心
(
こころ
)
で
神
(
かみ
)
の
御用
(
ごよう
)
したと
思
(
おも
)
ふて、
125
為
(
す
)
る
事
(
こと
)
が
大
(
おほ
)
きな
邪魔
(
じゃま
)
に
成
(
な
)
るぞよ。
126
邪魔
(
じゃま
)
を
致
(
いた
)
しておいて、
127
大神
(
おほかみ
)
が
邪魔
(
じゃま
)
を
為
(
す
)
ると
申
(
もう
)
して、
128
悪
(
あく
)
の
行方
(
やりかた
)
の
向
(
むこ
)
ふの
国
(
くに
)
の
頭
(
かしら
)
に
湧
(
わ
)
いた
守護神
(
しゅごじん
)
が、
129
何程
(
なにほど
)
気張
(
きば
)
りて
善
(
よ
)
い
御用
(
ごよう
)
を
為
(
し
)
て
居
(
を
)
ると
思
(
おも
)
ふて
居
(
を
)
りても、
130
逆様斗
(
さかさまばか
)
りを
為
(
し
)
ておいて、
131
実地
(
じっち
)
の
大神
(
おほかみ
)
を
怨
(
うら
)
める
様
(
やう
)
な
心
(
こころ
)
の
守護神
(
しゅごじん
)
が
何
(
なに
)
を
致
(
いた
)
しても…………
日本
(
にほん
)
の
経綸
(
しぐみ
)
の
解
(
わか
)
る
守護神
(
しゅごじん
)
が
無
(
な
)
いから、
132
実地
(
じっち
)
の
大神
(
おほかみ
)
が
今
(
いま
)
に
実現
(
まこと
)
が
出来
(
でき
)
んので
在
(
あ
)
るぞよ。
133
直々
(
じきじき
)
の
取次
(
とりつぎ
)
は
咽喉
(
のど
)
から
血
(
ち
)
を
吐
(
は
)
く
如
(
ごと
)
く、
134
今
(
いま
)
に
安心
(
あんしん
)
がチットも
成
(
な
)
らん、
135
誤解
(
とりちがい
)
を
世
(
よ
)
に
出
(
で
)
て
居
(
を
)
れる
方
(
ほう
)
の
守護神
(
しゅごじん
)
がエラソウに、
136
自分
(
われ
)
ほどのものは
無
(
な
)
き
様
(
やう
)
に
思
(
おも
)
ふて、
137
慢神
(
まんしん
)
を
致
(
いた
)
して、
138
日本
(
にほん
)
の
御用
(
ごよう
)
を
一角
(
いっかど
)
エラソウに
思
(
おも
)
ふて
致
(
いた
)
す
事
(
こと
)
が、
139
逆様
(
さかさま
)
ばかりを
致
(
いた
)
すから、
140
今迄
(
いままで
)
の
筆先
(
ふでさき
)
にも
世
(
よ
)
に
出
(
で
)
て
居
(
を
)
れる
方
(
ほう
)
に、
141
大本
(
おほもと
)
の
実地
(
じっち
)
の
御用
(
ごよう
)
の
出来
(
でき
)
る
守護神
(
しゅごじん
)
が
無
(
な
)
いと
申
(
もう
)
して
今
(
いま
)
に
筆先
(
ふでさき
)
を
出
(
だ
)
ささな
成
(
な
)
らんから、
142
実地
(
じっち
)
の
日本
(
にほん
)
の
天地
(
てんち
)
の
御用
(
ごよう
)
いたす
取次
(
とりつぎ
)
は
辛
(
つら
)
いぞよ。
143
実地
(
じっち
)
の
御用
(
ごよう
)
が
出来
(
でき
)
る
身魂
(
みたま
)
が
一人
(
ひとり
)
出来
(
でき
)
て
来
(
き
)
たら、
144
悪
(
わる
)
い
霊
(
れい
)
を
引抜
(
ひきぬき
)
て、
145
日本
(
にほん
)
の
霊
(
ひ
)
の
元
(
もと
)
の
生粋
(
きっすい
)
の、
146
日本魂
(
やまとだましい
)
と
入
(
い
)
れ
替
(
かへ
)
てやりて、
147
天
(
てん
)
と
地
(
ち
)
との
先祖
(
せんぞ
)
が
守護
(
しゅご
)
を
致
(
いた
)
すと、
148
思
(
おも
)
ふやうに
筥
(
はこ
)
指
(
さ
)
した
様
(
やう
)
に、
149
コトリコトリと
行
(
い
)
くやうに
致
(
いた
)
すぞよ。
150
慢心
(
まんしん
)
と
取違
(
とりちが
)
いが
在
(
あ
)
りたら、
151
此後
(
このさき
)
は
守護神
(
しゅごじん
)
の
性来
(
しょうらい
)
を
表
(
あら
)
はして、
152
其
(
その
)
霊
(
れい
)
は
利
(
き
)
かんやうに
成
(
な
)
るのを、
153
明治
(
めいじ
)
二十五
年
(
ねん
)
から
今
(
いま
)
に
成
(
な
)
るまで、
154
守護神
(
しゅごじん
)
人民
(
じんみん
)
に
気
(
き
)
を
付
(
つ
)
けて
在
(
あ
)
るのが、
155
何
(
なに
)
も
時節
(
じせつ
)
が
一度
(
いちど
)
に
出
(
で
)
て
来
(
く
)
るから、
156
茲
(
ここ
)
へ
成
(
な
)
りた
折
(
おり
)
に
心
(
こころ
)
を
復
(
か
)
へて、
157
日本
(
にほん
)
の
元
(
もと
)
の
御用
(
ごよう
)
の
出来
(
でき
)
る
身魂
(
みたま
)
に
成
(
な
)
りて
居
(
を
)
る
様
(
やう
)
に、
158
クドウ
知
(
し
)
らして
居
(
を
)
るなれど、
159
思
(
おも
)
ふて
居
(
を
)
る
事
(
こと
)
が
全部
(
さっぱり
)
間違
(
まちご
)
ふて
居
(
を
)
るから、
160
守護神
(
しゅごじん
)
に
解
(
わか
)
らんから、
161
仕損
(
しぞこな
)
いが
出来
(
でき
)
るので
在
(
あ
)
るぞよ。
162
是
(
これ
)
まで
守護神
(
しゅごじん
)
が
自己
(
われ
)
の
勝手
(
かって
)
に、
163
思
(
おも
)
ふやうに
出来
(
でき
)
たのは
悪
(
あく
)
の
世
(
よ
)
と
成
(
な
)
りて
居
(
を
)
りたから、
164
自分
(
われ
)
に
悪力
(
わるちから
)
が
有
(
あ
)
りて、
165
悪
(
あく
)
の
霊
(
れい
)
が
利
(
き
)
くほど
上
(
うへ
)
へ
上
(
あが
)
れたなれど、
166
モウ
手
(
て
)
の
掌
(
ひら
)
が
覆
(
かへ
)
りて
居
(
を
)
るから、
167
是迄
(
これまで
)
のやうに
思
(
おも
)
ふて
居
(
を
)
ると、
168
大
(
おほ
)
きな
失敗
(
しぞこない
)
が
出来
(
でき
)
るから、
169
是程
(
これほど
)
気
(
き
)
が
付
(
つ
)
けて
在
(
あ
)
るのに
失敗
(
しぞこない
)
を
為
(
し
)
てをいて、
170
未
(
ま
)
だ
大神
(
おほかみ
)
の
所業
(
わざ
)
の
様
(
やう
)
に
思
(
おも
)
ふて、
171
取違
(
とりちが
)
いを
為
(
し
)
て
居
(
を
)
る
事
(
こと
)
が、
172
未
(
ま
)
だ
自分
(
われ
)
に
解
(
わか
)
らんのは、
173
元
(
もと
)
の
性来
(
しょうらい
)
が
悪
(
あく
)
であるから、
174
日本
(
にほん
)
の
元
(
もと
)
の
御用
(
ごよう
)
は、
175
悪
(
あく
)
の
性来
(
しょうらい
)
では
出来
(
でき
)
んので
在
(
あ
)
るぞよ。
176
元
(
もと
)
は
日本
(
にほん
)
の
魂
(
たましい
)
でも、
177
外国魂
(
がいこくだま
)
に
成切
(
なりき
)
りて
居
(
を
)
るから、
178
速
(
すみやか
)
に
解
(
わか
)
らんのであるぞよ。
179
日本
(
にほん
)
の
性来
(
しょうらい
)
の
大和
(
やまと
)
魂
(
だましい
)
に
立帰
(
たちかへ
)
りて
来
(
こ
)
んと、
180
一寸
(
ちょっと
)
でも
混
(
まぜ
)
りがありたなら、
181
世
(
よ
)
の
元
(
もと
)
の
大神様
(
おほかみさま
)
の
御用
(
ごよう
)
は
出来
(
でき
)
んから、
182
何時
(
いつ
)
まで
不調法
(
ぶちょうほう
)
の
無
(
な
)
いやうに
気
(
き
)
を
注
(
つ
)
けてをりても、
183
矢張
(
やっぱ
)
り
思
(
おも
)
ひが
違
(
ちが
)
ふから、
184
違
(
ちご
)
ふた
事
(
こと
)
が
出来
(
でき
)
るので
在
(
あ
)
るぞよ。
185
日々
(
にちにち
)
に
我
(
われ
)
の
腹
(
はら
)
の
中
(
なか
)
を
能
(
よ
)
く
考
(
かんが
)
えて、
186
自分
(
われ
)
の
審神者
(
さには
)
を
致
(
いた
)
さんと、
187
大本
(
おほもと
)
の
御用
(
ごよう
)
は、
188
向
(
むこ
)
ふの
霊
(
れい
)
が
一寸
(
ちょっと
)
でも
混
(
まじ
)
りて
居
(
を
)
りたら、
189
間違
(
まちご
)
ふた
事
(
こと
)
が
出来
(
でき
)
るぞよ。
190
各自
(
めいめい
)
の
霊魂
(
みたま
)
の
性来
(
しょうらい
)
の
事
(
こと
)
ほか、
191
出来
(
でき
)
は
致
(
いた
)
さんぞよ。
192
末代
(
まつだい
)
曇
(
くも
)
りの
懸
(
かか
)
らん、
193
生粋
(
きっすい
)
の
水晶
(
すいしょう
)
の
世
(
よ
)
に
致
(
いた
)
す、
194
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかえ
)
であるから、
195
何
(
なに
)
に
付
(
つ
)
けても
大望
(
たいもう
)
ばかりで
在
(
あ
)
るから、
196
世
(
よ
)
に
出
(
で
)
て
居
(
を
)
れた
海外
(
むこう
)
の
国
(
くに
)
の
眷属
(
けんぞく
)
が、
197
何
(
なに
)
も
分
(
わか
)
らずに
修行
(
ぎょう
)
も
致
(
いた
)
さずに、
198
日本
(
にほん
)
の
経綸
(
しぐみ
)
の
解
(
わか
)
らん
方
(
ほう
)
の
守護神
(
しゅごじん
)
が、
199
直
(
す
)
ぐから
世
(
よ
)
の
本
(
もと
)
の
日本
(
にほん
)
の
経綸
(
しぐみ
)
は
解
(
わか
)
りはせんから
誠
(
まこと
)
の
心
(
こころ
)
に
成
(
な
)
りて、
200
身魂
(
みたま
)
を
研
(
みが
)
いて
居
(
を
)
りたなれば、
201
何国
(
どこ
)
へ
廻
(
まわ
)
されても、
202
向
(
むこ
)
ふの
国
(
くに
)
へ
還
(
かや
)
されても、
203
成
(
な
)
る
可
(
べ
)
く
優
(
まし
)
な
方
(
ほう
)
へ
廻
(
まわ
)
してやるから、
204
修行
(
ぎょう
)
した
丈
(
だ
)
けの
事
(
こと
)
は、
205
身魂
(
みたま
)
に
徳
(
とく
)
が
就
(
つ
)
くから、
206
何
(
なに
)
に
依
(
よ
)
らず
素直
(
すなほ
)
に
致
(
いた
)
して、
207
辛
(
つら
)
い
修行
(
ぎょう
)
を
致
(
いた
)
して
置
(
お
)
けば
夫
(
そ
)
れ
丈
(
だけ
)
の
御用
(
ごよう
)
が
出来
(
でき
)
るぞよ。
208
身魂
(
みたま
)
が
曇
(
くも
)
りて
居
(
を
)
るのに、
209
日本
(
にほん
)
の
世
(
よ
)
の
本
(
もと
)
の
初
(
はじま
)
りの
御用
(
ごよう
)
は
出来
(
でき
)
んなれど、
210
三段
(
さんだん
)
に
身魂
(
みたま
)
を
分
(
わ
)
けて、
211
夫
(
そ
)
れ
夫
(
ぞ
)
れに
目鼻
(
めはな
)
を
付
(
つ
)
けて、
212
改心
(
かいしん
)
が
出来
(
でき
)
た
産
(
う
)
ぶの
身魂
(
みたま
)
から、
213
それぞれの
事
(
こと
)
を
為
(
さ
)
せねば
成
(
な
)
らんから、
214
何
(
なに
)
が
大望
(
たいもう
)
と
申
(
もう
)
しても、
215
身魂
(
みたま
)
の
立替
(
たてかへ
)
立分
(
たてわけ
)
が
一番
(
いちばん
)
困難
(
こんなん
)
な、
216
骨
(
ほね
)
の
折
(
を
)
れる
事
(
こと
)
であるぞよ。
217
大望
(
たいもう
)
な
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
の
中
(
なか
)
で、
218
立直
(
たてなお
)
しが
在
(
あ
)
ると
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
も、
219
筆先
(
ふでさき
)
で
先
(
さき
)
に
知
(
し
)
らして
在
(
あ
)
るが、
220
立直
(
たてなほ
)
しの
御用
(
ごよう
)
が
逸
(
はや
)
く
成
(
な
)
りて、
221
大変
(
たいへん
)
忙
(
せわ
)
しく
成
(
な
)
るから、
222
是
(
これ
)
までの
様
(
やう
)
な
事
(
こと
)
はして
居
(
を
)
れんぞよ。
223
天地
(
てんち
)
の
物事
(
ものごと
)
が
変
(
かは
)
るから
是迄
(
これまで
)
の
心
(
こころ
)
と
行方
(
やりかた
)
を
代
(
かえ
)
んと、
224
大本
(
おほもと
)
の
中
(
なか
)
には
辛
(
つろ
)
ふて
居
(
を
)
れんやうに
成
(
な
)
るぞよ。
225
身魂
(
みたま
)
が
研
(
みが
)
けんと
此後
(
このさき
)
は
辛
(
つろ
)
うて、
226
辛抱
(
しんぼう
)
を
能
(
よ
)
うせん
肉体
(
にくたい
)
が
出来
(
でき
)
るぞよ。
227
是迄
(
これまで
)
の
世
(
よ
)
は
暗黒
(
くらがり
)
の
世
(
よ
)
でありたのが、
228
日
(
ひ
)
の
出
(
で
)
の
守護
(
しゅご
)
と
成
(
な
)
りて
来
(
く
)
るから、
229
善
(
ぜん
)
と
悪
(
あく
)
との
立分
(
たてわ
)
けの、
230
辛
(
つら
)
い
大峠
(
おほとうげ
)
と
成
(
な
)
る
時節
(
じせつ
)
が
参
(
まい
)
りて
来
(
き
)
たので、
231
世
(
よ
)
に
出
(
で
)
て
居
(
お
)
れた
方
(
かた
)
の
守護神
(
しゅごじん
)
は、
232
大変
(
たいへん
)
何彼
(
なにか
)
の
事
(
こと
)
が
辛
(
つら
)
くなると
申
(
もう
)
して、
233
知
(
し
)
らしてあるぞよ。
234
上
(
かみ
)
の
方
(
ほう
)
は
大変
(
たいへん
)
辛
(
つろ
)
う
成
(
な
)
るし、
235
人民
(
じんみん
)
は
穏
(
おだや
)
かになると
申
(
もう
)
して
在
(
あ
)
るが、
236
何
(
なに
)
も
彼
(
か
)
も
時節
(
じせつ
)
が
迫
(
せま
)
りて
来
(
く
)
るから、
237
出
(
で
)
る
筆先
(
ふでさき
)
を
先繰
(
せんぐ
)
り
見
(
み
)
て
置
(
お
)
かんと、
238
俄
(
にわか
)
にトチ
面目
(
めんぼう
)
を
振
(
ふ
)
る
事
(
こと
)
が
出来
(
しゅったい
)
いたすぞよ。
239
変生男子
(
へんじょうなんし
)
の
霊魂
(
みたま
)
がビクリとも
致
(
いた
)
さずに、
240
茲
(
ここ
)
まで
気
(
き
)
は
張
(
はり
)
弓
(
ゆみ
)
で
来
(
き
)
て
呉
(
く
)
れた
御蔭
(
おかげ
)
で、
241
色々
(
いろいろ
)
と
申
(
もう
)
して
訳
(
わけ
)
は
言
(
い
)
はずと、
242
ここまで
堪
(
こ
)
ばりて
来
(
き
)
たのであるから、
243
此
(
この
)
大望
(
たいもう
)
な
事
(
こと
)
を
前
(
さき
)
に
申
(
もう
)
して、
244
人民
(
じんみん
)
に
斯
(
こ
)
ういふ
御用
(
ごよう
)
を
為
(
し
)
てくれいと
申
(
もう
)
したとて、
245
一人
(
ひとり
)
も
仕
(
し
)
てくれるものも
無
(
な
)
いなれど、
246
出口直
(
でぐちなお
)
は
因縁
(
いんねん
)
のある
身魂
(
みたま
)
で
在
(
あ
)
るから、
247
厭
(
いや
)
とも
申
(
もう
)
さずに
辛
(
つら
)
い
御用
(
ごよう
)
、
248
勤
(
つと
)
めて
下
(
くだ
)
さりた
故
(
ゆえ
)
に、
249
此所
(
ここ
)
へ
成
(
な
)
りて
来
(
き
)
たのであるぞよ。
250
変生男子
(
へんじょうなんし
)
と
変生女子
(
へんじょうにょし
)
との
身魂
(
みたま
)
に、
251
外
(
ほか
)
の
身魂
(
みたま
)
では
出来
(
でき
)
ん
事
(
こと
)
が
為
(
さ
)
せて
在
(
あ
)
るなれど、
252
人民
(
じんみん
)
は
実地
(
じっち
)
の
事
(
こと
)
をして
見
(
み
)
せて、
253
筆先
(
ふでさき
)
とキチリキチリと
合
(
お
)
ふて
来
(
こ
)
んと、
254
未
(
いま
)
だ
今
(
いま
)
に
十
(
じゅう
)
ぶんの
事
(
こと
)
が
判
(
わか
)
らんなれど、
255
何彼
(
なにか
)
の
経綸
(
しぐみ
)
が
解
(
わか
)
る
時節
(
じせつ
)
が
参
(
まい
)
りて
来
(
き
)
て、
256
身魂
(
みたま
)
が
揃
(
そろ
)
ふて
来
(
き
)
たから、
257
是
(
これ
)
からは
仕組
(
しぐみ
)
も
判
(
わか
)
りて、
258
御用
(
ごよう
)
いたすのが
安全
(
らく
)
に
出来
(
でき
)
だすぞよ。
259
斯
(
こ
)
んな
大望
(
たいもう
)
な
事
(
こと
)
を、
260
何
(
なに
)
も
知
(
し
)
らん
今
(
いま
)
の
人民
(
じんみん
)
に、
261
いたして
呉
(
く
)
れと
頼
(
たの
)
みたら、
262
一人
(
ひとり
)
も
相手
(
あいて
)
に
成
(
な
)
りてくれる
人民
(
じんみん
)
は、
263
在
(
あ
)
りはせんぞよ。
264
至仁至愛神様
(
みろくさま
)
と
地
(
ち
)
の
先祖
(
せんぞ
)
は、
265
世
(
よ
)
の
根本
(
もと
)
の
事
(
こと
)
から
末代先
(
まつだいさき
)
の
事
(
こと
)
が、
266
見
(
み
)
え
透
(
す
)
いて
在
(
あ
)
りての
深
(
ふか
)
い
経綸
(
しぐみ
)
で、
267
世
(
よ
)
に
出
(
で
)
て
居
(
を
)
れる
神
(
かみ
)
にも、
268
判
(
わか
)
らんやうな
尊
(
とう
)
とい
仕組
(
しぐみ
)
であるぞよ。
269
茲
(
ここ
)
までは
立替
(
たてかへ
)
の
筆先
(
ふでさき
)
を
書
(
かか
)
して
知
(
し
)
らしたなれど、
270
立替
(
たてかへ
)
の
中
(
なか
)
で
立直
(
たてなほ
)
しをいたさねば、
271
成
(
な
)
らんと
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
が、
272
筆先
(
ふでさき
)
で
知
(
し
)
らして
在
(
あ
)
るが、
273
立替
(
たてかへ
)
済
(
な
)
して
置
(
お
)
いて、
274
後
(
あと
)
の
立直
(
たてなほ
)
しを
緩々
(
そろそろ
)
する
様
(
やう
)
な
事
(
こと
)
を
為
(
し
)
て
居
(
を
)
りたら、
275
是
(
これ
)
だけ
何
(
なに
)
も
分
(
わか
)
らん
暗黒
(
くらやみ
)
の
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
の
盲目
(
めくら
)
聾
(
つんぼ
)
と
同
(
おな
)
じ
人民
(
じんみん
)
で
在
(
あ
)
るから、
276
何程
(
なにほど
)
智慧
(
ちえ
)
が
在
(
あ
)
りても、
277
学力
(
がくりき
)
が
在
(
あ
)
りても、
278
智慧
(
ちえ
)
や
学力
(
がくりき
)
で
考
(
かんが
)
へては
解
(
わか
)
らん、
279
今度
(
こんど
)
の
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
の
仕組
(
しぐみ
)
で
在
(
あ
)
るから、
280
今迄
(
いままで
)
の
世
(
よ
)
の
悪
(
あく
)
の
行方
(
やりかた
)
為
(
し
)
て
居
(
を
)
れた
守護神
(
しゅごじん
)
には、
281
解
(
わか
)
らん
仕組
(
しぐみ
)
で
在
(
あ
)
るぞよ。
282
一層
(
いっそう
)
学力
(
がくりき
)
の
勝貫
(
ずぬけ
)
た
霊魂
(
みたま
)
に、
283
使
(
つか
)
はれて
居
(
を
)
る
肉体
(
にくたい
)
でありたら、
284
筆先
(
ふでさき
)
が
能
(
よ
)
く
解
(
わか
)
るなれど、
285
中途
(
ちゅうと
)
の
学
(
がく
)
では
解
(
わか
)
らんから、
286
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
の
元
(
もと
)
の
役員
(
やくいん
)
は、
287
普通
(
ひととうり
)
では
出来
(
でき
)
んから、
288
大勢
(
おおぜい
)
は
要
(
ゐ
)
らんぞよ。
289
人
(
ひと
)
の
心
(
こころ
)
とは
余程
(
よほど
)
かはりた、
290
産
(
う
)
ぶの
心
(
こころ
)
に
成
(
な
)
りておらんと、
291
斯
(
こ
)
んな
大望
(
たいもう
)
なミロクの
世
(
よ
)
に、
292
世
(
よ
)
を
捻
(
ね
)
ぢ
直
(
なお
)
す
世界
(
せかい
)
の
大本
(
おほもと
)
になる
尊
(
とうと
)
い
所
(
ところ
)
が、
293
現今
(
いま
)
では
外
(
ほか
)
に
無
(
な
)
い
粗末
(
そまつ
)
な
事
(
こと
)
にいたして
在
(
あ
)
るから、
294
見当
(
けんとう
)
が
取
(
と
)
れんなれど、
295
経綸
(
しぐみ
)
がいたしてある
事
(
こと
)
の、
296
時節
(
じせつ
)
が
参
(
まい
)
りて
来
(
く
)
るから、
297
心
(
こころ
)
の
入
(
い
)
れ
替
(
かへ
)
をいたして、
298
身魂
(
みたま
)
を
磨
(
みが
)
いておりて
下
(
くだ
)
さりたら、
299
天地
(
てんち
)
の
元
(
もと
)
の
大神
(
おほかみ
)
が、
300
致
(
いた
)
すので
在
(
あ
)
るから、
301
量見
(
りょうけん
)
の
違
(
ちが
)
ふ
守護神
(
しゅごじん
)
ばかりで、
302
思
(
おも
)
ふて
居
(
を
)
る
事
(
こと
)
が、
303
大間違
(
おほまちがい
)
に
成
(
な
)
るぞと、
304
彼程
(
あれほど
)
に
日々
(
にちにち
)
に
筆先
(
ふでさき
)
で、
305
気
(
き
)
が
付
(
つ
)
けて
在
(
あ
)
るから、
306
眼
(
め
)
の
付
(
つ
)
け
処
(
どころ
)
が
違
(
ちが
)
はんやうに
為
(
し
)
て下されよ。
307
今度
(
こんど
)
の
立替
(
たてかへ
)
は、
308
是迄
(
これまで
)
に
無
(
な
)
い
事
(
こと
)
であるから、
309
筆先
(
ふでさき
)
を
見
(
み
)
て
神徳
(
おかげ
)
を
取
(
と
)
らんと、
310
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
の
誠
(
まこと
)
の
経綸
(
しぐみ
)
は
判
(
わか
)
らんぞよ。
311
天地
(
てんち
)
の
御先祖
(
ごせんぞ
)
の
直
(
じ
)
き
直
(
じ
)
きの
御用
(
ごよう
)
いたす
霊
(
れい
)
の、
312
元
(
もと
)
の
日本魂
(
やまとだましい
)
は、
313
肝腎
(
かんじん
)
の
艮
(
とどめ
)
の
御用
(
ごよう
)
であるから、
314
何
(
ど
)
の
守護神
(
しゅごじん
)
にでも、
315
出来
(
でき
)
るやうな
御用
(
ごよう
)
で
無
(
な
)
いぞよ。
316
是
(
これ
)
までの
世
(
よ
)
の
守護神
(
しゅごじん
)
は、
317
悪
(
あく
)
の
世
(
よ
)
でありたから、
318
悪智慧
(
わるぢゑ
)
斗
(
ばか
)
りで、
319
悪
(
わる
)
い
事
(
こと
)
ばかりを
致
(
いた
)
して、
320
人
(
ひと
)
が
困
(
こま
)
りて
難渋
(
なんじゅう
)
を
致
(
いた
)
して
居
(
を
)
りても、
321
元
(
もと
)
が
悪
(
あく
)
の
性来
(
しょうらい
)
であるから、
322
人
(
ひと
)
を
困
(
こま
)
らしても、
323
自己
(
われ
)
さえ
好
(
よ
)
けら
好
(
よ
)
いで
悪
(
わる
)
い
事
(
こと
)
を
為
(
す
)
る
程
(
ほど
)
、
324
上
(
うへ
)
へ
上
(
あが
)
りて
出世
(
しゅっせ
)
が
出来
(
でき
)
て、
325
世界中
(
せかいじゅう
)
が
悪
(
わ
)
るうなる
事
(
こと
)
ばかりを、
326
外国
(
がいこく
)
の
性来
(
しょうらい
)
に
移
(
うつ
)
りて、
327
日本
(
にほん
)
の
守護神
(
しゅごじん
)
と
九分九厘
(
くぶくりん
)
の
身魂
(
みたま
)
が、
328
悪
(
わる
)
い
事
(
こと
)
ばかりを
企
(
たく
)
みて、
329
今
(
いま
)
の
日本
(
にほん
)
の
体裁
(
ていさい
)
、
330
全部
(
さっぱり
)
真暗黒界
(
まっくらがり
)
であるから、
331
何
(
ど
)
んな
事
(
こと
)
を
為
(
し
)
て
居
(
を
)
りても、
332
頭
(
かしら
)
が
自由
(
じゆう
)
に
為
(
し
)
られて
居
(
を
)
るから、
333
頭
(
かしら
)
の
血統
(
ちず
)
と
引方
(
ひっぽう
)
、
334
悪魔
(
あくま
)
に
成
(
な
)
りて
居
(
を
)
る
眷属
(
けんぞく
)
とが、
335
一
(
ひと
)
つの
心
(
こころ
)
に
凝固
(
かたまり
)
て、
336
悪
(
わる
)
い
事
(
こと
)
の
為方第
(
しほうだい
)
、
337
艮
(
うしとら
)
の
金神
(
こんじん
)
の
誠
(
まこと
)
の
善一
(
ぜんひと
)
つの、
338
経綸
(
しぐみ
)
が
判
(
わか
)
りかけると、
339
悪
(
あく
)
の
霊魂
(
みたま
)
が
善
(
ぜん
)
の
肉体
(
にくたい
)
を
道具
(
どうぐ
)
に
使
(
つこ
)
ふて、
340
未
(
ま
)
だ
未
(
ま
)
だ
此
(
この
)
大本
(
おほもと
)
を
悪
(
わる
)
く
申
(
もう
)
して、
341
出口
(
でぐち
)
を
引裂
(
ひきさき
)
に
来
(
く
)
ると
申
(
もう
)
して、
342
筆先
(
ふでさき
)
に
毎度
(
まいど
)
知
(
し
)
らして
在
(
あ
)
るが、
343
何事
(
なにごと
)
ありても
大丈夫
(
だいじょうぶ
)
であるから、
344
誠
(
まこと
)
を
貫
(
つらぬ
)
きて、
345
一
(
ひと
)
つ
心
(
こころ
)
に
成
(
な
)
りて
居
(
を
)
りたら、
346
何処
(
どこ
)
から
此
(
この
)
大本
(
おほもと
)
へ
詰
(
つめ
)
かけて
参
(
まい
)
りても、
347
歯節
(
はぶし
)
は
立
(
たた
)
んぞよ。
348
我程
(
われほど
)
の
者
(
もの
)
は
無
(
な
)
きやうに
思
(
おも
)
ふて、
349
慢心
(
まんしん
)
をいたすと、
350
悪
(
あく
)
の
守護神
(
しゅごじん
)
に
悩
(
なや
)
められて、
351
悪
(
あく
)
が
善
(
ぜん
)
に
見
(
み
)
えたり、
352
此
(
こ
)
の
結構
(
けっこう
)
な
大本
(
おほもと
)
の
誠
(
まこと
)
の
教
(
おしえ
)
が、
353
逆様
(
さかさま
)
に
悪
(
あく
)
の
行方
(
やりかた
)
に
見
(
み
)
えて、
354
大
(
おほ
)
きな
間違
(
まちが
)
いが
出来
(
でき
)
るぞよ。
355
是
(
これ
)
ほど
難渋
(
なんじゅう
)
な
事
(
こと
)
になりて
居
(
を
)
るのに、
356
まだ
悪
(
あく
)
の
方
(
ほう
)
の
仕組
(
しぐみ
)
は
深
(
ふか
)
ひ
目的
(
もくてき
)
があるが、
357
其
(
その
)
目的
(
もくてき
)
は
霊
(
れい
)
が
利
(
き
)
かんやうの
時節
(
じせつ
)
が
参
(
まい
)
りて
居
(
を
)
るから、
358
何程
(
なにほど
)
これ
迄
(
まで
)
に
覇
(
は
)
が
利
(
き
)
いた
守護神
(
しゅごじん
)
でも、
359
世
(
よ
)
が
代
(
かわ
)
りて
善
(
ぜん
)
の
世
(
よ
)
となるから、
360
悪
(
あく
)
の
守護神
(
しゅごじん
)
は
往生
(
おうじょう
)
いたすより、
361
モウ
仕様
(
しよう
)
が
無
(
な
)
いぞよ。
362
モウ
悪
(
あく
)
では
一足
(
ひとあし
)
も
前
(
さき
)
へ
行
(
い
)
く
事
(
こと
)
も、
363
後
(
あと
)
へ
戻
(
もど
)
る
事
(
こと
)
も
出来
(
でき
)
んやうに、
364
悪
(
あく
)
の
世
(
よ
)
の
輪
(
りん
)
止
(
どま
)
りとなるから。
365
何
(
なに
)
を
企
(
たく
)
みていたして
見
(
み
)
ても、
366
皆
(
みな
)
外
(
はずれ
)
る
斗
(
ばか
)
りで、
367
余
(
あま
)
り
思
(
おも
)
ふやうに
行
(
いか
)
んから、
368
気抜
(
きぬ
)
けがして、
369
昼狐
(
ひるぎつね
)
を
放出
(
ほりだ
)
したやうになるぞよ。
370
是
(
これ
)
まで
悪
(
あく
)
を
働
(
はたら
)
いた
守護神
(
しゅごじん
)
は、
371
一旦
(
いったん
)
は
天地
(
てんち
)
へ
揃
(
そろ
)
ふて
御詫
(
おわ
)
びをいたさんと、
372
赦
(
ゆる
)
すといふ
事
(
こと
)
が
出来
(
でき
)
んから、
373
縛
(
しば
)
られた
如
(
ごと
)
くで、
374
我
(
わが
)
肉体
(
にくたい
)
が
我
(
われ
)
の
自由
(
じゆう
)
にならんやうになるから、
375
我
(
われ
)
は
利巧
(
りこう
)
なものじゃと
思
(
おも
)
ふばかりか、
376
他人
(
ひと
)
が
阿房
(
あほう
)
に
見
(
み
)
えたのが
耻
(
は
)
ずかしうなりて、
377
ヂリヂリ
悶
(
もだ
)
えて
困
(
くる
)
しむからと
申
(
もう
)
して、
378
筆先
(
ふでさき
)
で
知
(
し
)
らして
置
(
お
)
いたが、
379
何彼
(
なにか
)
の
事
(
こと
)
が
近
(
ちこ
)
うなるぞよと
申
(
もう
)
して
知
(
し
)
らしてある
事
(
こと
)
は
皆
(
みな
)
でて
来
(
く
)
るから、
380
産
(
うぶ
)
の
心
(
こころ
)
に
立
(
たち
)
復
(
かえ
)
りて
神心
(
かみごころ
)
になると、
381
何事
(
なにごと
)
がでて
参
(
まい
)
りても
安全
(
らく
)
に
暮
(
くら
)
せるぞよ。
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