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インフォメーション
種類:
大本神諭
年月日:
1908(明治41)年7月6日(旧6月8日)
神霊界掲載号:
大正7年10月1日号(第71号) 5頁
神霊界八幡書店復刻版:
第3巻 223頁
七巻本:
第4巻 80頁
五巻本:
未調査
三五神諭:
なし
東洋文庫天の巻:
107頁
東洋文庫火の巻:
なし
連合会水の巻:
なし
大本史料集成:
未調査
庶民生活史料集成:
なし
概要:
備考:
タグ:
データ凡例:
データ最終更新日:
OBC :
os136
001
艮之
(
うしとらの
)
金神
(
こんじん
)
、
002
国常立尊
(
くにとこたちのみこと
)
変性男子
(
へんぜうなんし
)
の
身魂
(
みたま
)
が
現
(
あら
)
はれて
守護
(
しゅごう
)
致
(
いた
)
さな
成
(
な
)
らん
時節
(
じせつ
)
が
参
(
まい
)
りたから、
003
皆
(
みな
)
揃
(
そろ
)
ふて、
004
吾
(
われ
)
が
吾
(
われ
)
の
心
(
こころ
)
を
日々
(
にちにち
)
査
(
あらた
)
めて、
005
身魂
(
みたま
)
を
磨
(
みが
)
いて
居
(
を
)
らんと、
006
今
(
いま
)
慢心
(
まんしん
)
を
致
(
いた
)
すやうな
事
(
こと
)
ありたら、
007
誰
(
たれ
)
によらん
依估贔負
(
いこひいき
)
は
致
(
いた
)
さんぞよ。
008
物
(
もの
)
が
大変更
(
おほかはり
)
が
致
(
いた
)
すから、
009
余
(
あま
)
り
思
(
をも
)
ふて
居
(
を
)
る
事
(
こと
)
が
大変更
(
おほかはり
)
が
致
(
いた
)
すと
此
(
この
)
方
(
ほう
)
厭
(
いや
)
である。
010
出口
(
でぐち
)
直
(
なを
)
もそれで
平常
(
つねづね
)
心配
(
しんぱい
)
を
致
(
いた
)
すのであるから、
011
余
(
あま
)
り
心配
(
しんぱい
)
を
懸
(
か
)
けると、
012
其
(
その
)
人
(
ひと
)
が
思
(
をも
)
ふやうには
行
(
ゆ
)
きは
致
(
いた
)
さんぞよ。
013
誠
(
まこと
)
の
道
(
みち
)
に
悪
(
わ
)
るい
事
(
こと
)
は
致
(
いた
)
さんなれど、
014
吾
(
われ
)
の
心
(
こころ
)
が
間違
(
まちが
)
ふて
居
(
を
)
ると、
015
誠
(
まこと
)
の
道
(
みち
)
でも
悪
(
わる
)
く
見
(
み
)
えて
御蔭
(
おかげ
)
を
落
(
をと
)
して、
016
元
(
もと
)
の
御蔭
(
おかげ
)
は
貰
(
もら
)
へんことに
変
(
か
)
はるから、
017
初発
(
しょっぱつ
)
から
何時
(
いつ
)
になりても
変
(
かわ
)
らん
心
(
こころ
)
で
居
(
を
)
りてくだされよ。
018
これ
丈
(
だけ
)
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
が
真暗闇
(
まっくらやみ
)
に
成
(
な
)
りて
居
(
を
)
るのに、
019
体主霊従
(
がいこく
)
の
教
(
おしへ
)
を、
020
これ
程
(
ほど
)
結構
(
けっこう
)
は
無
(
な
)
いやうに
思
(
をも
)
ふて、
021
この
儘
(
なり
)
で
末代
(
いつまで
)
も
行
(
い
)
けるやうに
思
(
をも
)
ふてお
出
(
い
)
でるのが、
022
根元
(
もと
)
の
事
(
こと
)
を
思
(
をも
)
はぬ
苦労
(
くろう
)
無
(
な
)
しの
守護神
(
しゅごうじん
)
の
行
(
やり
)
方
(
かた
)
、
023
他人
(
ひと
)
の
事
(
こと
)
に
気
(
き
)
の
附
(
つ
)
く
守護神
(
しゅごうじん
)
にも、
024
人民
(
じんみん
)
は
尚更
(
なほさら
)
、
025
守護神
(
しゅごうじん
)
が
肉体
(
にくたい
)
を
自由
(
じゆう
)
に
致
(
いた
)
すぞよ。
026
其
(
その
)
事
(
こと
)
が
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
でないと
分
(
わか
)
りは
致
(
いた
)
さんぞよ。
027
他所
(
ほか
)
で
分
(
わか
)
らん
身魂
(
みたま
)
の
性来
(
せうらい
)
が
調査
(
あらた
)
めてありて、
028
今度
(
こんど
)
の
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
であるから、
029
世
(
よ
)
の
元
(
もと
)
の
基礎
(
もと
)
を
造
(
こしら
)
へた
活神
(
いきがみ
)
の
霊魂
(
みたま
)
の
性来
(
せうらい
)
から、
030
皆
(
みな
)
露
(
あら
)
はす
世界
(
せかい
)
の
大本
(
おほもと
)
であるから、
031
途中
(
とちう
)
に
出来
(
でき
)
た
枝
(
えだ
)
の
神
(
かみ
)
では、
032
天地
(
てんち
)
動
(
うご
)
いて
何
(
ど
)
れ
丈
(
だけ
)
の
行
(
ぎゃう
)
致
(
いた
)
しても、
033
元
(
もと
)
の
大神様
(
おほかみさま
)
から
造
(
こしら
)
へてお
出
(
い
)
でます、
034
直
(
ぢき
)
の
分霊
(
わけみたま
)
で
無
(
な
)
いことには、
035
今度
(
こんど
)
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
の
根本
(
もと
)
の
御用
(
ごよう
)
は
出来
(
でけ
)
は
致
(
いた
)
さんから、
036
理会
(
わか
)
りた
御方
(
おんかた
)
から
霊主体従
(
ぜん
)
の
道
(
みち
)
へ
立
(
た
)
ちかへりて
御手伝
(
おてつだ
)
いを
為
(
な
)
されば、
037
立替
(
たてかへ
)
ありて
立直
(
たてなを
)
しに
成
(
な
)
りた
所
(
とこ
)
では、
038
国常立尊
(
くにとこたちのみこと
)
がお
働
(
はたら
)
きを
見届
(
みとど
)
けたその
上
(
うへ
)
では、
039
御出世
(
ごしゅっせ
)
をさして
御礼
(
おれい
)
を
申
(
まう
)
すのであるから、
040
従来
(
これまで
)
の
神界
(
かみ
)
の
経綸
(
やりかた
)
、
041
天地
(
てんち
)
の
相違
(
ちがい
)
、
042
それを
天地
(
てんち
)
がひッくり
返
(
かへ
)
りて
居
(
を
)
りたと
申
(
まう
)
すのであるぞよ。
043
神
(
かみ
)
も
人民
(
じんみん
)
も、
044
同一事
(
おなじこと
)
であるぞよ。
045
苦労
(
くろう
)
十分
(
じゅうぶん
)
に
致
(
いた
)
して、
046
苦労
(
くろう
)
の
凝塊
(
かたまり
)
が、
047
時節
(
じせつ
)
参
(
まい
)
りて
開
(
ひら
)
けるのであるから、
048
立替
(
たてかへ
)
にも
骨
(
ほね
)
が
折
(
を
)
れるなれど、
049
此
(
この
)
世
(
よ
)
の
来
(
く
)
るのが
世
(
よ
)
の
元
(
もと
)
からよく
知
(
し
)
れて
居
(
を
)
りての
大事業
(
たいもう
)
である。
050
今度
(
こんど
)
世
(
よ
)
に
落
(
おと
)
されて
居
(
を
)
りた
活神
(
いきがみ
)
の
守護
(
しゅごう
)
となると、
051
余
(
あま
)
り
安楽
(
らく
)
してお
出
(
い
)
でた
御方
(
おんかた
)
は
余程
(
よほど
)
辛
(
つら
)
いぞよ。
052
今度
(
こんど
)
沓島
(
めしま
)
へ
落
(
をと
)
されて
居
(
を
)
りたといふ
事
(
こと
)
を、
053
世界
(
せかい
)
へ
発表
(
あら
)
はすのであるから、
054
沓島
(
めしま
)
は
貴
(
とほと
)
い
所
(
とこ
)
であるから、
055
向後
(
このさき
)
で
沓島
(
めしま
)
へ
行
(
ぎゃう
)
に
参
(
まい
)
りてから、
056
綾部
(
あやべ
)
の
大本
(
おほもと
)
の
御筆先
(
おふでさき
)
に
成
(
な
)
らんといふ
事
(
こと
)
を
犯
(
いた
)
したら、
057
向後
(
このさき
)
では
大本
(
おほもと
)
の
高天原
(
たかまのはら
)
へは
上
(
あが
)
らせんから、
058
何彼
(
なにか
)
の
事
(
こと
)
があらはれて、
059
悄々
(
しほしほ
)
として
去
(
いな
)
な
成
(
な
)
らん
事
(
こと
)
が
出来
(
でけ
)
るといふ
事
(
こと
)
が
筆先
(
ふでさき
)
に
書
(
かか
)
してある。
060
規則
(
きそく
)
破
(
やぶ
)
りた
稚比売岐美命
(
わかひめぎみのみこと
)
の
御霊
(
みたま
)
の
慚傀
(
ざんぎ
)
を、
061
出口
(
でぐち
)
直
(
なを
)
に
十分
(
じゅうぶん
)
晒
(
さら
)
さして、
062
めぐりを
取
(
と
)
らして、
063
二度目
(
にどめ
)
の
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
の
御用
(
ごよう
)
を
機嫌
(
きげん
)
善
(
よ
)
く
勤
(
つと
)
めさして
貰
(
もら
)
ふて、
064
規則
(
きそく
)
破
(
やぶ
)
りた
譴
(
とが
)
しめを
宥
(
ゆる
)
して
貰
(
もら
)
ふ、
065
因縁
(
いんねん
)
の
深
(
ふか
)
い
身魂
(
みたま
)
であるよって、
066
これ
丈
(
だけ
)
苦労
(
くろう
)
がありたのであるぞよ。
067
今度
(
こんど
)
の
地
(
ち
)
の
規則
(
きそく
)
を
破
(
やぶ
)
りたら
末代
(
まつだい
)
世
(
よ
)
に
上
(
あが
)
られんから、
068
今
(
いま
)
の
今迄
(
いままで
)
気
(
き
)
を
附
(
つ
)
けてやるから、
069
此
(
この
)
事
(
こと
)
に
気
(
き
)
の
附
(
つ
)
かんやうな
守護神
(
しゅごうじん
)
は
到底
(
とうてい
)
改心
(
かいしん
)
は
出来
(
でき
)
は
致
(
いた
)
さんが、
070
底之国
(
そこのくに
)
行
(
ゆき
)
が
厭
(
いや
)
な
事
(
こと
)
であるなれど、
071
沢山
(
たっぴつ
)
あるが、
072
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
の
身魂
(
みたま
)
の
曇
(
くも
)
りやうは
甚大
(
えら
)
い
曇
(
くも
)
りやうであるぞよ。
073
外国
(
がいこく
)
の
方
(
ほう
)
が
余程
(
よほど
)
良好
(
まし
)
であるぞよ。
074
日本
(
にほん
)
の
人民
(
じんみん
)
は
慾
(
よく
)
が
深
(
ふか
)
いから、
075
外国
(
がいこく
)
の
人民
(
じんみん
)
に
騙
(
ばか
)
されて、
076
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
を
自由
(
じゆう
)
自在
(
じざい
)
、
077
気随気儘
(
すきすっぽう
)
に
致
(
いた
)
して、
078
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
はさッぱり
汚
(
けが
)
して
了
(
しも
)
ふて
空地
(
あきち
)
は
無
(
な
)
いぞよ。
079
此
(
この
)
曇
(
くも
)
りた
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
は
元
(
もと
)
の
神代
(
かみよ
)
へ
立
(
たち
)
帰
(
かへ
)
りて、
080
水晶
(
すいしゃう
)
の
世
(
よ
)
に
致
(
いた
)
すのは、
081
日本
(
にほん
)
の
人民
(
じんみん
)
の
心
(
こころ
)
をさッぱり
水晶
(
すいしゃう
)
の
心
(
こころ
)
に
持
(
も
)
ちかへて、
082
元
(
もと
)
の
神
(
かみ
)
の
心
(
こころ
)
と
同
(
おな
)
じ
心
(
こころ
)
に
成
(
な
)
りたら、
083
それを
神世
(
かみよ
)
と
申
(
まう
)
すのであるから、
084
此
(
この
)
醜
(
みぐる
)
しき
日本
(
にほん
)
の
国
(
くに
)
は、
085
小
(
ちい
)
さい
国
(
くに
)
であるから、
086
改心
(
かいしん
)
さして、
087
世
(
よ
)
の
立替
(
たてかへ
)
を
致
(
いた
)
し
度
(
た
)
いと
思
(
おも
)
ふたなれど、
088
選択
(
たてわけ
)
ると、
089
純良
(
よき
)
身魂
(
みたま
)
は
何程
(
なんぼ
)
も
無
(
な
)
いが
厭
(
いや
)
なことであるぞよ。
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